既定の靴がようやく届いたが、歩き方をあざ笑われた

 店では制服は貸与されるが、靴だけは会社を通して既定の物を購入しなければならない。


 その既定の靴だが、つま先の部分が丸く膨らんでいるせいか、頼んだサイズでは少し大きく感じた。


 靴についてはよくあることだが、作っているメーカーやデザインによってフィット感が違い、いつも履いている23センチでは、既定の靴は少々ぶかぶか。

 22.5センチでもよかったかなというくらいだ。


 そのせいかペタペタと足音を鳴らす変な歩き方になった。

 少なくともAさんにはそう見えたらしい。


 靴が大きいことも言ったが、彼女は執拗に私の歩き方をあげつらい、他の人との会話の時に、彼女自身の歩き方について何やかや話していたが、


「でも○○さん(私)の歩き方よりはましでしょ」


 みたいな言い方をされた。


 ちなみに個人のしぐさや癖、話し方や名前について否定、忌避、揶揄、嘲笑、などを行うことをパーソナルハラスメントというらしい。


 私の場合は靴が若干合ってなかったが故の事でもあったが、それでも非常に嫌な気分になった。


 ちょっと小学生のイジメに似ているな。

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