第7話 こんなに気持ち良くなるなんて♡

 リビングでお弁当を食べ終わった私は自分の部屋に戻ってきた。ビアンカさんがどこかでお昼を食べて戻ってくるまで、天使語の自習をしないとね。


…知らない事を短時間で一気に覚えたから疲れたな~。私はベッドでのんびり寝転がる。


「柚子っち。調子はどう?」


声がしたほうを見ると、飛んでいるビアンカさんが家の壁をすり抜けてやって来た。彼女がベッドの隣に着地したに合わせ、私はベッドのふちに座る。


「ビアンカさん、急に声かけないで下さい。ビックリするでしょ」


「ごめんごめん。飛んでる方が楽なんだよね~」


よく考えたら、ノックも急だから変わらないか…。


「さて、さっき教えた事をテストするよ。これ読んでみて」


そう言って、私に本を手渡すビアンカさん。


「これは?」


「簡単な魔法書。教えた範囲の単語しか書かれてないから安心して」


ビアンカさんは私の隣に座る。隣にいたほうが確認しやすいよね。


「じゃあ、読みますね…」



 ビアンカさんが渡してくれた魔法書を全て読んだ私。魔法書というより、絵本のような内容だったけど…。


「柚子っち。思ったより上達が早いね~」


「私、英語がわりかし得意だからそのせいかも?」


「これなら予定より早く終われそうだよ」


「そうなんですか、良かったです」

影武者をしてくれるお母さんの負担が減るからね。


「そんな柚子っちにご褒美をあげないとね」


「ご褒美?」


「柚子っちはお兄ちゃんの〇ん〇んが気になるお年頃だし、〇ナニー経験あるんじゃない?」


「……あります」

ここでそんな暴露をするなんてね…。


「そんなHな柚子っちを気持ち良くしてあげるよ」


…ビアンカさんが天使語を言った後、私の体が一瞬光に包まれた。何をしたの?


「えい」


急に彼女が、隣にいる私の胸を揉み始める。


「えっ…?」

何この感覚? 〇首にブラが擦れただけなのに、すごく気持ち良い♡


「柚子っちの感度を上げたんだよ。今の、気持ち良かったんじゃない?」


「うん、初めての感覚だった♡ 癖になりそう♡」


「エロい事が好きなあたしでもの趣味はないから、おもちゃで良いよね?」


ビアンカさんは魔法で顕現させた震えるおもちゃを、私の太ももに当てる。それは段々内側に近付いていく…。


「気持ち良い? 柚子っち?」


「凄く気持ち良い♡ このままだと私、おかしくなっちゃう♡♡」


の敏感ポイントをダブル攻撃だ~」


震えるおもちゃを2つ持ち、それぞれに当てるビアンカさん。


「私、もう限界……♡♡♡」



 「結構濡らしたね~」


私が脱いだ下着を見て、ニヤニヤしながら言うビアンカさん。


「仕方ないでしょ。本当に気持ち良かったんだから」


「あれでも弱めにしたつもりなんだけどな~」


あれで弱い? 信じられない…。


「…もうそろそろ、柚子っちのお母さんが帰ってくる時間じゃない?」


彼女が掛け時計を観たので私も確認する。


「確かにそうだね」


「今日の進捗が気になるし、リビングで待ってようか」


「うん」


「柚子っち。下着は脱衣カゴに入れるのを忘れちゃダメだよ」


「わかってるから」


私は下着を持って、ビアンカさんより先に部屋を出た。

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