I always wanna die. sometimes.
ゆきのともしび
I always wanna die.sometimes.
昨日は人生で最大級の「しにたい」を感じた一日だった。
それとも、あるいは、病気が肩代わりしてくれていた「しにたい」が
自分のこころにきちんと、しみ込んできているのかもしれない。
そうであれば、くるしいのは当たり前だ。
私のいたみは私でしか感じられない。
そしてそれを救うのも自分だ。
誰かに自分の人生を救ってほしいと、この人といれば大丈夫だと思いたいと、
ずっと思ってきた。
でも、そんな人はいない。
まして他人のこころは、コントールできない。
昨日おとといと、しぬ方法を、ほてった頭で考えた。
くるしすぎて飛び乗った新幹線のデッキでうずくまりながら、
自死したひとのツイートを読みながら、しぬことも結局は自分で選択することなんだと、「死」に自分から近づいていった。
それぐらい、切羽詰まっていた。
途中で何回も下車しようか悩んで、でも下りずにここにたどり着いたのは、
米粒ほどの大きさの「それでもわたしはいまの状況をなんとかしたい。生きていたい」という想いが、どこかで灯っていたからなのか。
いまはまだはっきりと言葉にできない。
わたしも傷ついている。きっと。
ノルウェイの森で『自分に同情するな』という言葉が出てくる。
わたしはこの言葉が頭から離れない。
まずは自分の感情に気づくことだ。
ふたをするな。
動くのはそれからだ。
19.SEP.2023
I always wanna die. sometimes. ゆきのともしび @yukinokodayo
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