第94話『そんで、うちの勇者と話はついたのかな』

 二人がモンスターで飛び立ったのを見送ると、俺たちは二人の馬も引き連れて丘を降りていった。

 丘の下に広く広がっているキャンプは思ったよりも遠かった。キヨの言う通り、前線に馬で近づこうとしたら行くだけで日が暮れちゃうわ。


 キャンプに近づくと思った以上にみんな疲れて見えた。汚れた兵たちは俺たちを怪訝そうな顔で見ていた。

「何かこれは……」

 ちょっとだけ見回してみたけど、この辺りには怪我人が多いようだった。一番後ろの方だからなのかな。兵士たちはみな言葉少なかった。聞こえてくるのはうめき声みたいなのばかりだ。


「ごめん、ちょっとこの馬頼む」


 ハヤは唐突に俺に二頭分の手綱を押しつけると、腕まくりして手近のテントに堂々と入っていった。え、ちょっと! 何してんの!

 慌ててレツとコウを見たけど、びっくりしているのは俺とレツで、コウは小さく頷いていた。

「……団長、見てらんねんだろ、この状況。もうちっとマシな医者連れて来れなかったのかな」

 あ……俺は小さくうめき声を上げている怪我人たちを見回した。


 考えてみれば、兵士っつっても彼らは勇者じゃないから5レクスの外へ出る事はない。つまり5レクス外のモンスターたちと戦う機会って無いんだ。

 もちろん兵士として鍛えているだろうけど、全く未経験の5レクス外のモンスターと戦うのは想定外の事かもしれない。しかも大群と。


 想定外だから、もしかしたら医療班の用意が足りなかったのかもしれない。未経験だけどこんな軍隊なら大丈夫と思っていた5レクス外のモンスターが、思った以上に手強かったからこんな事になってるとか。

 きっと白魔術師の同行もあるんだろうけど、戦闘の規模が大きいからバトル中からこまめに回復とかしてないのかも。


 テントの中からは憤慨しているハヤの声が聞こえてきた。大丈夫なのかな……

 それから魔法薬の瓶を手にしたハヤがテントから出てきた。後ろから何だか気弱そうな魔術師が魔法薬を取り戻そうと、八割ぐらい負けた感じで追ってきた。


「ばっかじゃないの!? いちいち魔法薬で回復させるなんて手間も労力も無駄! 薬に頼るなんて能力の無い証拠。だったら僕に飲ませなさい。僕なら百人治してから飲むんだから、魔法薬一本で一人助けるよりずっと効率がいいに決まってんじゃん!」


 その上魔術師の質も低い! と、ハヤは言い切って、手近の怪我人に近づいた。ハヤは怪我の具合をじっくり見てから、小さく息をついてふわっと魔法を発動する。もちろん呪文無しだ。

「怪我と毒の見極めも中途半端。大丈夫、これで休めば治るよ」

 さっきまで呻いていた兵士は、あれって感じで自分の傷を見た。ハヤはすぐに次の怪我人に移る。追ってきていた魔術師は呪文もなく魔法を発動するハヤを驚いた目で見ていた。

「邪魔だから、どっか行ってて」

 ハヤはきれいな顔で鋭く睨んだけど、明らかに腕の立つ魔術師を目の前にした彼らは、おどおどとハヤの後ろについて彼の技を覗き見ようとしていた。


 俺たちはハヤの働きを呆気に取られて見ていた。やっぱ、ハンパなくすごいわ、この人たち。

「俺も働くかな」

 コウはそう言うと、ちょっとだけ遠くを見やるように伸びをした。目的のテントとは違う方向へ歩き出す。え、ちょっと、どこ行くの!


 俺とレツは顔を見合わせて慌ててコウを追った。

 コウが歩いて行く先には大きな焚き火が焚かれていて、その上に、それはそれは大きな鍋がかけられていた。

 もしかしてあれって兵士たちのご飯……? それにしてはいい匂いがしないんだけど。


 レツは小走りでコウに追いつくと、コウが引いていた馬を引き受けた。俺たちは少し離れて見守る。

「メシはエネルギーの源だからな」

 コウはそう言って、手近にあった大きなスプーンで鍋の中をひと混ぜすると、スプーンを指先で拭って味見した。

「何だお前! まだ飯の時間では」

 気付いた兵士がコウを止めようとした時、コウは口の中のものをいきなり吹き出した。え……コウが、ご飯粗末にした……?


「……食えたもんじゃねぇ。何だコレ、人殺す気か」

「何ぃ!?」


 ……まぁ普通、旅のご飯ですら不味いって言うもんな。俺は幸いコウが居たからそんな経験したことないけど。旅ですらそんなもんなんだから、こんな軍隊の賄いじゃ量をカバーするだけで精一杯だろう。


「むしろ素材に悪いわ。水も野菜も肉も怒るぞ」

 コウはそう言うと、愛用の鍋とフライパンを荷物から取り出し、吐き出すほど不味い鍋の料理をフライパンに一杯すくって、それから香草と調味料を足した。

 ずかずかと賄い場の間に入っていき、火にかけながら煮詰める。水気が半分に減ったところで呆気に取られている人たちの間から固パンを取ってくると、フライパンに投入した。


「水で量を増したつもりか。水だってこんなところじゃ重要だろうが。食事にボリューム持たせられないんだったら、腹持ちのいい、増える何かでカバーしろ」


 言いながら、フライパンの中のパンを潰して煮込む。鍋から一人分の一杯すくった程度の料理が、どうせ同時に供される固パン一つでボリュームのある粥になっていた。それから軽く塩を振り、味見してからそのフライパンを賄いの兵士に差し出した。

 兵士たちは顔を見合わせてスプーンを取ると、一口ずつ回した。


「要はバランスだ。肉も野菜も大量にぶち込んだっていい味になるわけねぇ。水で増せば量が増えるわけでもねぇ。必要な量だけ使えば、無駄もないし不味くもならない。最低限の基本だろうが」


 味見した兵士たちの顔が、あの吹き出すほど不味い料理が明らかに美味しくなっていると説明していた。

 俺とレツは笑って顔を見合わせた。コウの料理が不味かった事なんて一度もない。

 コウはフライパンを置くと、一度に作る人数や量を彼らから聞き出していた。味見をした兵士たちは率先してコウに教えている。俺たちはコウの料理道具を届けてから、馬を引いてその場を離れた。


 お陰で俺とレツは一人に三頭ずつ馬を引いてることになった。

「ご飯のとこにお馬さん置いとけないもんね」

 レツはそう言って笑う。


 でもそしたら、俺たちはどこへ行けばいいんだろう。

 妖精国で自然に触れた馬たちは、同時に三頭も引いてるってのに大人しかった。たぶん手綱なんて引いてなくても、ちゃんと俺たちについてきてくれる気がする。

「うん、でもきっと見てる人たちがびっくりしちゃうから、一応手綱は持ってた方がいいと思うよ」

 レツはそう言って、もともと俺たちが向かっていたテントへと歩き出した。

 え、もしかして、レツ、みんな居ないけど何とか出来る……の?


 余りにも普通に進む俺たちを、兵士たちは一度は怪訝な顔で見るけど、何となくスルーしているみたいだった。

 普通こんな軍隊の真ん中に部外者が現れたら誰かが止めに来るよな。こんだけスルーされちゃうのって、もしかして兵士たちの士気が削がれてるから? この終わりの見えない戦いに辟易してるんじゃないだろうか。


 そうこうしていたら、キヨが示した一番大きなテントに辿り着いた。ど真ん中後方に位置するテント。絶対に一番エライ人が居るよな。

 俺は無言でレツを見上げる。レツは何の感傷もない顔でテントを見上げていた。


「まぁ、俺がしなきゃなんない事って、みんながガッツリ働けるすごい人たちってことを自慢するだけだと思うんだ。それって信用以前に、当たり前なくらいだから簡単だよ」


 シマとキヨが前線で手こずってるモンスターを何とかして、ハヤが怪我人をガンガン治して、コウが戦地にも関わらず美味しいご飯を供すると。うん、それは確かに信用以前に当たり前って気がする。


 俺たちはテントの外に馬を繋いだ。エライ人のテントに繋いであったら、誰も手出ししないだろう。それからテントの入口へ回る。

 レツは小さく息をついてから「行くよ」と声をかけてテントの幕を上げた。


 中へ入ると、外の兵士よりもきちんとした甲冑を身につけた男性が、テーブルの上の何かを覗き込んでいるところだった。作戦会議かな。テーブルを囲んでいた三人が一斉に俺たちを振り返る。

「誰だ!」

 俺は鋭い声に驚いて、半歩くらいレツの影に隠れた。


「……誰と言われても、何て答えればいいのかな。名乗るにしても普通に名前くらいしかないんだけど」


 レツは一瞬ぐっと堪えるような間の後にそう言った。それからゆっくり彼らに近づく。何か……キヨの話し方に似てる。いつものレツっぽくない。


「少なくとも、ここに害になる人間じゃないよ。むしろ歓迎されるくらいだと思うな」

 それから俺に向かってにっこり笑って「ねー」と言った。

 俺はちょっと驚いたけど、小さくうんと答えた。足下見たら、レツの膝がちょっと震えてるのがわかった。


「……どういう意味だ」

「そのまんまの意味です」


 レツは言いながら手近の椅子を引っ張って、しかもテントの入口から真っ直ぐのところに置いて座った。俺は彼の後ろに立った。

 俺じゃ役に立たないけど、応援するようにレツの腕をぎゅっと一度握った。レツはチラッと俺を見て、それから俺の手をぎゅっと握ってからぽんぽんと叩いた。

「お前……冒険者か?」

 左側の緑色のマントを付けた男性がチラリとレツの剣を見て言った。レツはちょっとだけ息をついた。


「今、俺の仲間が前線で戦っています。ちょっと見たんだけど、ここの戦い方がなってなかったから」

「勝手なことを! 我々は軍として戦っているのだ、余計な事をされては戦況に支障が」

「支障以前に勝てない人がそんな事言ってたってしょうがないじゃん」


 うわ、バッサリだ。レツ、何かすごい強気で出てるけど、相手はたぶん国の軍隊のエライ人だよ……まぁ、どれほどエライ人か知らないままのがいいんだろうけど。

 レツは再度ため息みたいにふうっと息をつくと、顔を上げた。


「それからうちの白魔術師が怪我人の治療に当たってます。ここの衛生班もなってないね。怪我と毒の区別もついてないみたいだし、モンスターなめてんじゃない?」


 モンスターは単に打撃で怪我をさせるだけじゃない、種類によってはその爪に毒を持っているものもいるし、魔法みたいな混乱をきたす毒だって持ってることもある。それを見極められないと、ただ回復魔法をかけたところで意味はない。


「軍隊って、対人用の訓練しかしてないとか? それじゃしょうがないのかな……」

「何を言う、われわれは常日頃から国民を守るために、モンスターとの戦いも訓練に組み込んでおる」

 青いマントの右側の男性が憤慨したようにそう言った。レツは小さくふーんと言った。


「それじゃ、ここの軍隊に5レクスの外の経験のある人って、何十人くらいいるの?」


 レツはそう言ってちょっと首を傾げた。

 勇者だって全国で数十人しかいないだろうって話なのに、5レクスの外へ行ったことのある兵士がそんなにいるわけない。レツはそれをわかって言ってる。

 案の定、三人の男性は顔を見合わせて苦い顔をした。


「……5レクスの外へ出られる冒険者は勇者だけだ。勇者は、お告げのみに従う。軍での戦いを強いる事はできん」


 奥の椅子に座ったヒゲを蓄えた男性が静かに言った。

 緋色のマント。明らかにこの人が一番階級が高い人だな。……印がなければ、5レクスの外に出る事は可能なはずだけど。


「それじゃ、その勇者に対策を聞いた人はいますか」


 レツの言葉に、三人は複雑そうな顔をした。

 聞いて……ないんだな。いやむしろ、誰も勇者に頼ろうとは思ってなかったのかもしれない。軍隊だから。自由に冒険を続ける勇者とは違うから。


「勇者はお告げにのみ自由です。だから勇者を軍隊に入れる事は不可能。でも勇者は困ってる人がいたら助けたくなる人間だ。困ってる人を無下にしたりしないのに、なんで5レクスの外の事聞こうとしなかったんですか。その所為で、たくさんの人が傷ついたじゃないですか!」


 それからレツは一つ深呼吸して気持ちを落ち着けた。


「あと、ここのご飯すごい不味いから、何とかするようにうちの仲間が手伝ってます。情報もないまま未体験の5レクス外のモンスターと対戦させて、医療も中途半端、その上エネルギーの源であるご飯もサイテーなんて、兵士がやる気無くすのも当たり前だよ」


 レツはそう言って腕を組んだ。

「君は……」

 すると唐突にテントを揺るがす強風が吹いて、俺たちは思わず周りを見回した。


「いやー、思った程でもなかったな」

「飛ぶと早いな、やっぱ」

「シマ! キヨ!」


 振り返ると二人が幕を上げて入ってきたところだった。って事はさっきの風、またあの鳥モンスターでここまで帰ってきたのか?


「テントが壊れるかと思ったじゃんか!」

「っつかさー、あのモンスター隊の隊長だかが凱旋に送るとか言うんだけど、あんなチンケなモンスターでのろのろ移動してどうするんだっていうね」

 シマは言いながらチラッと男性たちを見、それから二人はレツの背後に立った。


「どうだったの?」

「そこそこ大型だったけど、シマが手なずけて5レクスの結界際に寝かせたよ」

 寝かせた!? シマはにやーっと笑った。

「だってもう夜じゃんよ、めんどくさいだろ夜も寝ないで戦うとかー」

 いやまぁ、そうだけど……じゃ、シマは戦ってたモンスターを味方に付けて、他のモンスターが夜の間入ってくるのを妨害するように、結界の不安定な辺りに配備しちゃったってことなのか……


「軍隊は?」

 キヨはチラッと男性たちを見た。何したんだ……するとシマは楽しそうに笑った。

「キヨが前線のトコに降りたってな、最初はそのまま援護してたんだけど、いきなりずざーってモンスター隊の前に魔法で線引いちゃったんだよ。『あいつの邪魔になるから、そこから出ないでもらえる?』」

「だって明らかに邪魔だったじゃんよ。シマがモンスターの間近にいるってのに、無駄な威嚇はするわ気を散らせるわ。あれで黙らなかったら、俺が黙らすところだったっつの」

 シマはいひひと笑って「まぁなー」と言った。

 いや仮にも国を守るために戦ってる軍隊を攻撃しないでください……確かにモンスターを味方に付ける時のシマは、遠くからじゃ無理だから間近でほとんど丸腰だ。余計な手出しをしたらシマに危険が及ぶ。


 っつか、それじゃ軍隊関係なく二人だけで何とかしちゃったって事?

「相手二匹だったぞ、しかもほ乳類系」

 ほ乳類系はシマの得意分野だっつってたっけ、心が通いやすい上に知能が高いって言ってた。でも5レクス外のモンスターだし、攻撃力の高さは半端ナイから下手したら怪我じゃ済まないんだけど。

「ま、知能も高いからこそやっかいなモンスターでもあるんだけどさ」

 そう言うとシマは、真剣な顔で男性たちに向いた。


「前線ではモンスター隊が戦ってた。って事は、彼らは獣使いのはず。なんか勘違いしてないですか? モンスターは馬じゃないんですよ。乗るために手なずける事が獣使いの技じゃない」


 シマの言葉に、三人は気まずい表情で顔を見合わせた。


「あーもう、ここなんなの。国家レベルでやってる割りに質が低すぎ」

 ハヤが文句を言いながら乱暴にテントの幕を翻して入ってきた。

「ハヤ!」

「団長もお疲れー」

 ハヤは疲れた表情で首を振りながら俺たちに並ぶ。ハヤが回復するための魔法薬、飲んでこなかったのかな。


「もうちょっとマシな魔術師連れてくるべきだよね、対応人員が多いんだから。それにしたって間違った魔法で回復させるとか、あーもうバカばっか」

「白魔術師って医術の心得があるのが当たり前なんじゃないの?」

 するとハヤはチラッと男性たちを気にしながら、うんざりしたため息をついた。


「白魔術は回復を司るから、魔術師の中でも保身に走るタイプがなりたがる職業ではあるよ。でもそういうのは白魔術師になっても、結局その程度。

 結界や補助魔法もあるし、回復だってとりあえずかけられればオッケーって冒険パーティーもあるから、経験値だけじゃ測れないとこもあるしね。きちんと医術やモンスターの攻撃傾向や毒性を学んでるかどうかは、人それぞれだよ」


 ハヤは医術的な面で白魔術師になりたかったんだから、そういう方面がきちんとしてるんだな。だから単なる冒険者としての白魔術師じゃ、こんな場での医療担当としては不十分なのかもしれない。

「それで、兵士のみんなは大丈夫?」

「ちょっと、僕の実力見くびってない? 死にかけはもう一人もいないよ。みんな二、三日中には完全復活だね」

 ハヤは顔を上げて、真顔で三人の男性を見た。


「こんな戦争レベルの戦いやってたら、大事なのはそこってわかりそうなもんなのに。医者じゃ時間がかかりすぎるし、とにかく命を取り留めるため、だからこその白魔術師じゃないの? 5レクス外のモンスターの情報、ホントにちゃんと集めた?」


 ハヤの言葉に、緋色のマントの男性は目を伏せてため息をつくと、片手で顔を拭った。他の二人も何となく視線を落としている。


 するとどこからともなくいい匂いが漂ってきた。俺がテントの入口を振り返ると、コウが幕を上げて入ってきた。

「メシ、出来たよ」

「コウちゃん!」

 コウは入ってきて俺たちと並ぶと、チラッと男性たちを見た。


「そんで、うちの勇者と話はついたのかな」


 言いながら三人を見る。男性たちは何だかうろたえたように顔を見合わせた。そりゃそうだよな、対策もとれないままダラダラと時間をかけて、それでも何の解決にもなってないこの戦況の中、さっき到着した一行が一通り状況をいい方向に変えちゃってるんだ。彼らは今まで何が出来たんだろう。

 コウは未だ踏ん切りのつかないような男性たちを見て、小さく息をついた。


「そっちの人、兵士と同じメシ食って戦ってるんだったら来な。お偉い人は後方に座ってるだけで別に高級料理出させてるんだったら、これ以上話す事はねぇ」


 俺たちはレツを真ん中に、揃って三人を見た。

 困ったような左右の男性の真ん中で、緋色のマントの男性は一つ頷くと立ち上がった。


「いただこう」

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