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    ホラー小説を読もう企画から参りました。
    ドラマで扱われている事件と主人公の犯した犯罪にまったく関係がないあたりが意表を突かれました。

    作者からの返信

    歌川ピロシキさん

    ホラーというよりはミステリーだったかも…と思いつつも、あちこちにある匂わせがいやらしいですよね笑
    目にとめて下さってありがとうございました。

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    なんとも不思議な読後感。ホラーだったんですね。確かにホラーなのですが、あんまり怖いとは思わなくて、人の裏面を覗けた安心感の方が私は強いかなと思いました。変な感想💦

    自分の感想がなかなかまとまらなくて、コメント欄にも目を通してからまた冒頭から読んだのですが、最初の言葉は普通に主人公の男の内面にずっとあった呟きなんじゃないかなと思いました。TVの再現ドラマの犯人役に向けた軽蔑の眼差しは、近親憎悪的なもので、「それくらいきちんと隠しておけよ」みたいな……。

    幼稚園の先生だから子供をかばったとか、確かにTVのコメンテーターがなんとか捻り出す発言の筆頭って感じですよね。言っている本人も、人間がそんな単純じゃないことくらいわかっているしょうけれど、お茶の間の皆さんを安心させるための一言がないといけませんものね。

    生徒たちにブランコの怪談を聞かせたくだりは、完全犯罪に成功した人がわざわざ警察やTV局に犯行声明文を出してしまう心理を彷彿とさせました。こんなに完璧にやったのだから誰かに少しくらい気付いてほしいなって気持ちがあったんじゃないかな。

    承認欲求がある以上、サイコパスでも少しは普通の人と通じるところある気がして、それが安堵感に繋がった所以かもしれません。
    完璧に隠し通された悪意ほど怖いものはありませんもの。
    そういう意味で、この作品はすごく深いところにある人間心理を照らすホラーだな……と感じます。
    面白かったです!

    作者からの返信

    鐘古こよみさんの考察の方がおもしろいです!

    指定ジャンルがホラーだったんですけど、ホラーもミステリーも他のジャンルであっても、どれをとっても結局は人間を描くものですから、ホラー? と想うのも正解なのです。

    これが書けたら一人前だと俗に云われているものに濡れ場ありのエロがあるそうですが、難易度ではサイコパスもそうじゃないかなぁ。
    まったく想像つきませんから。

    それに近いものをいくら想像しても、サイコパスの思考回路は普通の人には書けないと想うんです。
    きっとこういうのがサイコパスだと私たちが想像しているのは主に創作や実録犯罪の中に見かけるサイコパスであって、その多くは別のパーソナリティー障碍で、実物のサイコパスさんはまた一味違うでしょうね。
    かなりそれに近い方にお会いしたことがありますが、プログラミングされた人間のようでもあり、実はこちらの方が人類としては正解なんじゃないかと想ったり、終始ずっとふしぎな気持ちになりました。

    人間が外側と内側をもっているものだとしたら、サイコパスさんは外側も内側もなくて、裏も表もなくそのままそこにいる、そんな印象でした。
    社会で生きるためのノウハウは身に着けているので行動がおかしいということもない。
    ただ微妙に何かおかしかったですね。それはこちらの勝手な印象で、サイコパスという、クールな種族と想えばいいのでしょう。

    サイコパスって創作の中では大人気ですよね。映画だと「ノーカントリー」のサイコがなかなかそれっぽかったです。
    人を殺さないといけない時には、あの映画のようになんの感情も動かさずに淡々と殺すのかな~? なんていうのも創作物からのイメージであって、実際にサイコさんに殺人を頼んでみたら、「なんでそんな無駄なことをやらないといけない。数十年後にはこの人、寿命で勝手に死ぬよ」って返答されそうな……。

    読んで下さってありがとうございました。

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    初めまして、那智風太郎と申します。
    カクヨムコン9の短編作品を覗いていたら、タイトルに興味をそそられて伺いました。(実は短いタイトルフェチでございます💦)
    まずは淡々とした精緻な筆致に唸りました。
    また主人公が見ている景色や記憶が次々と網膜に浮かび上がってくるような情景描写の巧みさには瞠目するものがあります。
    さらに冒頭から振り撒かれた伏線とトラップで見事に読み手を欺く手腕はまるで日本ミステリ界の重鎮であった故連城三紀彦先生の作品を思わせ、そしてラストで明かされた衝撃的な真実に刹那思考力の全てを奪われて、恐怖と共に放心が訪れました。
    これほどクオリティの高いホラーはカクヨムでそうそう巡り会うことはできません。
    素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました。

    追伸:現在連載中の作品に樒が出てくるのですが、恥ずかしながら『悪しき実』が語源であるとは存じませんでした。教えていただけて感謝です。


    作者からの返信

    那智風太郎さん

    はじめまして。
    一文字のタイトルが偶然、お目にとまったようで嬉しいです。
    ジャンルを「ホラー」にした時点でもうネタバレじゃないかと毎回想うのですが、そんな中、ホラーを書いてみました。
    ちゃんと怖い作品として受け取ってもらえて、良かったです。冒頭、思わせぶりすぎますよね(笑)

    雑食なので、ジャンルを固定せず、あれこれ書いております。
    他にもホラー作品をぱらぱらと書いていますので、お暇な時にまた覗きに来てくださいね。
    ホラーとはかけ離れた作品もたくさんあって、びっくりされるかもしれません。
    連城三紀彦氏を連想して下さるなど、過分なお褒めをいただきまして、まことにありがとうございました。

    ※樒の語源は諸説あるのです。『四季美』という説もあります。
    『悪しき実』については一説です。
    でも毒性を持ち、遺体を掘り起こす獣を遠ざけるために土葬の上に植えたことからしても、有力じゃないかと想うのです。
    ホラーにおいては、『悪しき実』を採用した次第です。


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    朝吹様

    作品読まさせて頂きました。
    つながるとめちゃくちゃ怖かったです!
    あとで読み返すと意味が分かり、また怖いと思いました(感嘆しています)
    素晴らしい作品ありがとうございます!

    追伸:近況ノートへのコメントありがとうございました!

    作者からの返信

    蘇芳さん

    ホラーは大丈夫でしたか?
    こちら、クロノヒョウさんから出されたお題が「乗れないブランコ」だったんです。
    「乗れないブランコ」これだけで、もう十分怖くないですか?
    乗れないブランコでホラーを書くというお題、いやいやいやもうそれだけで怖いです……と想いました。


    追伸:シリルも~、シリルも見たいです~! 

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    朝吹様、こんばんは。
    鐘古こよみさんの公募に当たっての掲載休止を朝吹様の近況ノートで知ることができました。ありがとうございます。豆も、朝吹様や皆様の素敵レビューの末席にしたためて参りました。
    こちら、怖いホラーはフォローできない豆ははこも安心の素敵なホラーでございました。冒頭の胸くそ事件がつかみだとは……。さすがでございますね。
    ちなみに、復讐する相手とその理由が明白なら大丈夫というのが豆ははこの安心してフォロー、なホラーの基準です。

    いつも本当にありがとうございます。


    作者からの返信

    豆ははこさんってもしやサイコパス。

    ドキドキしました。安心。素敵。そんな感想、ホラーに対してふつうは出ないのではと。
    うわあサイコっぽい。

    でも理由を知って納得しましたよ~!
    まったく縁もゆかりもないのに殺されるのは胸くそ案件でアウトであっても、因果関係が成立していると大丈夫ということなのですね。

    めちゃくちゃパンチの効いた感想をありがとうございました。眠たかったけど、一気に眼が覚めました。
    豆ははこさん自体がきっとユニークな方で面白いのでしょうね。
    エッセイ、☆300になったらお祝しましょう!💐


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    こちらも合わせて読ませて頂きました。
    冒頭の事件は、におわせだったとは。後半にこんな展開が待ち受けていたとは😱

    私はたまに思うのですが、警察官、先生、親……真面目そうに見える人であっても、仕事ではそうでなくても、人間なので別の顔、裏の顔がある。
    大人になってから、そういうものを知る機会が多くて😅驚くばかりです。

    そんな事を話している私も、親としてどうなのだろうと思う事があります。(大人でもそうなのに、子どもが比較的良い大人を見分ける事は難しいですね💧)

    ホラー! 奥さんの恨めしさが滲み出てくるようです。やはり生きてる人間が一番怖いですね😭


    【追伸です】
    手が滑って、星の数が間違っておりました。
    修正致しました😭申し訳ありません。

    作者からの返信

    ヒニヨルさん

    ヒニヨルさん、ご自身のことを「人たらし」って云われてますけれど、分かるかも。
    現役で「女の子」って感じがします。ピュアなところと色気がいい割合で混じってるんでしょうね~。

    そうですよね、警察官、先生は、ちょっとヤバイ人が多めですよね。悪いことをするとばっちり報道されるから余計そう想うのかな?
    「威張れるからなる、人に命令される側ではなくする側でいたい」そんな人が一定数入って来るのだそうです。
    もちろん、素晴らしい人もいます。
    でもそうじゃない人は……報道のとおりです。学校の先生なら親が見張っておくしかないですね。

    人間は、いい面と悪い面の両方があってこそ人間で、それは大人になっても変わりませんよね。
    べつに素晴らしい人でなくてもいいから、他人に迷惑をかけず、小さな善行は積み、身近な人とはなるべく倖せにやっていきたいですよね~。

    ホラーというほどのホラーでもありませんでしたが、読み通して下さってありがとうございました。


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    朝吹さん、
    先日はどうもありがとうございました。

    「菊」こわいです。一行目からこわい。
    「あの首にカッターナイフを突き刺してみたい」は通り魔の言葉かと思いましたが、さいごまで読むと、湿気で湿った鏡を見ながらネクタイを締めている男の背後で、ライターをもって立っている人の言葉かもしれないと思いました。

    この教師の男、夫の不倫で半狂乱になり「死ぬ死ぬ」という妻に向かって「みててやるからやってみろ」と言ったのですね。ひどい。
    そして、妻が実行したら、そばにいるのに助けてくれなかったのですよね。なんてひどい。
    だから、妻はデートをしようとする彼に風邪をひかせて邪魔をしたのに、昨日その恋人が訪ねてきて、妻の遺影に向かって「かわいそう」なんて言いました。くやしい。
    今朝は雨。
    小雨の降る夜明けの幽霊には気をつけなければならないのですよね。

    この幽霊だってできればカッターで突き刺してみたいでしょうが、あいにくライターしかないので、仏壇に会ったライターを手にしています。こわっ。
    でも、内心、澄子さんがんばれなんて思ってしまいましたが。

    朝吹さんはこわい話もお得意ですね。
    私は生まれて初のホラーを書いたつもりが、どうやらミステリーだったようで、さきほど恥ずかしながら「ミステリー」でアップしたところです。
    朝吹さんの「ホラー」を読んで、これがホラーなんだ! わたしにはホラーは書けないと実感しました。

    すみずみまれ計算された上質の短編ホラー、すばらしいと思いました。



    作者からの返信

    九月ソナタさん

    こんにちは。先日は愕かせてしまってすみませんでした。
    アカウントが消えてしまった人がいるので、余計なおせっかいで、気ばかりが焦ってしまいました。
    他の人の眼には触れないことからあそこに書かせてもらったのですが、恐怖を倍増させてしまったのではないでしょうか。

    拙作エッセイ「人格障碍者にタゲられた!」でも触れているのですが、わたしもネット上では粘着質な人に付きまとわれています。だからほどほどの距離を意識して保つようにしています。


    怖い話は嫌いです。でも書けといわれたら頑張ります。
    ・書くのは苦手でも読むのは好き→恋愛小説。とくに歴史を舞台にしたもの。
    ・苦手でも書いたり、読んじゃう→ホラー。
    こんな感じです。

    何度かご紹介にあずかっている柊圭介さん、実はひそかに読んでいます。文章が素敵。内容も。
    長年の常連さんのコメントがずら~~~っと並んでいるのでとても入っていける気がしなくて、サイレント読者のままなんですが、何か読みたい時に訪れています。とても心と頭にやさしい文章をお書きですよね。
    あんな感じの男性に、女性の愛読者が大勢ついているの、すごく分かります(笑)
    モーパッサンってそんなに読みやすかったかなぁ? という印象なのですが、「女の一生」だけで判断してはいけませんでした。

    サイコパス味のある人って書くのは楽しいんですよ~。ホラーやミステリーには附き物ですしね。
    レビューもありがとうございました✨

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    読めば読むほど、実に不思議な話ですね。

    なんども、行ったり来たりしていました。

    作者からの返信

    行ったり来たりさせてしまってごめんなさい笑

    レビューもありがとうございました!

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    Σ(◎-◎;)いる……

    作者からの返信

    (/ω\)いるの……


    読んで下さってありがとうございました♪

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    (問1)中学校の校庭にブランコがないのは倖いだ。もし澄子が選んだのが鉄棒だったら、毎回想い出さずにはいられなかっただろう。

    とありますが、主人公は何を想い出さずにはいられなかっただろう、と思ったのでしょうか。次の4つの中から選びなさい。

    1,澄子が死んだこと
    2,澄子の死ぬ様子
    3,澄子が死んだ原因
    4,澄子に会いたいという気持ちの真偽


    はい、作者にも答えが分からない。で、定評のある国語の読解問題。そもそも答えはないかもね。

    作者からの返信

    西野ゆうさん

    感想ではなく、こ、国語の問題が。

    サイコパス的な回答なら、「その時の楽しい気持ち」が正解なんでしょうか。
    そして職場においては、邪魔で不要な感情に相当するので、不快であると。
    サイコパスの考えることなんかまるで分かりませんから、本物の方の回答ならば、きっともっと、違う解答なのでしょうね。
    ぎくっとするほど、想像外のことを云いそうです。

    国語的な模範解答ならば、3ですね。

    同じ自主企画に西野さんもエントリーされておられますね~。
    猫ちゃんのやつですよね。後ほどまた読みに行きます~。

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    叔父(菊)の話、通り魔の話、俺の生活(中学や公園の場面など)が綱のように絡みあって、話しに奥行きが出ていますね。
    私にとって朝吹さんの作品を読む楽しさってこの調和というか深み、それを自分なりに解釈する事がその一つです。

    やってみろと言ってその過程を見届ける、ここが1番凄みがあり、ホラーだなと思いましたね(笑)ドSですね。

    全体を描写せずに手元(狭い部分)の描写でその世界観を出すのも卓越されているなぁと。

    今回も違う世界に連れて行って頂きありがとうございました。

    作者からの返信

    葵春香さん

    春香さんが追及しておられる、メタファー、一応はありましたでしょうか(笑)
    ドSな方にお勧めできる一品です(違います)

    怖がりなのですが、書けと云われたら、なんとかホラーも書けます。
    ホラーって「ジャンル・ホラー」にした時点で、あまりよくないなぁっていつも想うのです。
    市場でもホラーというくくりになっているので、無理なことを云っているのは承知ですが、ホラーだと分かってないほうが怖くないですか?
    怖い話は絶対に読みたくない人もいるでしょうから、仕方がないのかな。
    いつもジャンル「ホラー」を選択した時点で、ネタバレも同然じゃないかと想ってしまいます。

    ホラーも平気なようで、良かったです。
    眼を通して下さってありがとうございました。

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    お題でカクコン挑戦企画にご参加ありがとうございます🙇
    うわぁ(/o\)
    すごく面白かったです(* >ω<)
    テレビの中のドラマと過去と今とがすごく不思議な味を出していて気味悪かったです(*´-`)
    いろいろ想像しながら読むも二転三転して楽しかったです(/▽\)
    最後になって主人公のクズさにまた驚いて後味悪く終われました(* ´ ▽ ` *)

    作者からの返信

    クロノヒョウさん

    ホラーですよね? ホラーでよかったですよね?
    ホラーだから想い切りやっちゃいました。
    後味悪くてすみません(>_<)
    「悪の教典」を読んだ人の賛否が分かれるような感じでしょうか。
    もうなんだこれと想いながらも、ホラーにしなくちゃホラーにしなくちゃって、これでも頑張ったんです。
    だって「乗れないブランコ」ってそれだけで、もう怖いですもの(ノД`)・゜・。

    中間選考は突破できないでしょうが、素敵な企画をありがとうございました!

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    朝吹様

    澄子さんは通り魔殺人の犠牲者の一人なのでは? と想像しながら読んでいたのですが……実はそうではなかったという。
    自殺、しかも中学教師である夫の目の前で。
    一番怖いのは幽霊ではなく、生きた人間ですね。通り魔もそうですが、このお話で最も性質が悪く怖いのは、この中学教師だと思いました。
    人間の悪の深部を垣間見るようなやりきれない胸糞的恐怖が描かれた作品。
    朝吹ホラー、読み応え抜群でした。
    やはり朝吹様の小説は他に類を見ないエグさがスパイスになっていると思いました。
    おもしろかったです!
    読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    ブロ子さん

    怖いのは生きた人間ですよね~。でも幽霊も怖いです~。
    心霊写真とか、地縛霊とか、もう言葉だけでも怖い。
    【悪】ってある意味とても純粋なんですよ。蛇にどうして鳥のたまごを食べるのかと云ったところで、「蛇だから」としか答えられないのと同じで、何の心理的葛藤もなく悪をやれてしまうから怖いのです。

    常々、ブロ子さんは「神読者」だと想っていたのですが、やっぱり他の方々も同様に想っていたことが先日、あらためて判明いたしました。
    ブロ子さんに読んでもらえる書き手はみんな、ブロ子さんって神……✨と想ってるんですね~! 当然です。

    ・星の数、PV数にまったく囚われない
    ・ご自身の嗜好に忠実である(BL含む)
    ・作者と作品に対するリスペクトがある
    さらに、
    ・他の人にはほとんど見向きもされない頃から、わたしの作品を読んでくれた!( ;∀;)

    こちらこそいつも本当にありがとうございます✨

    編集済