映画を見ていた。

あれば20年くらい前の話し。

「ディープ・インパクト」だったと記憶している。

核弾頭を積んだロケットが2つに割れた彗星に突っ込んで少しでも地球のダメージを減らそうと、自爆前の家族との最後の別れ。

乗組員は遂に自爆して小さな隕石が地球と衝突する。

地球は大津波に襲われた。

終盤、若い夫婦に逃げ惑う人が2人に赤ちゃんを授ける。

若い夫婦はバイクで逃げに逃げて、山に登り津波の被害を免れた。

僕は涙が出そうになった。すると、

ブリッ！プスー、ブッ！

だ、誰だ！感動していると言うのに、屁をこくヤツは！

これに、クスクス笑い出す観客も出てきて、感動の映画がコペルニクス的展開となり。、僕も感動を忘れてクスクス笑い出した。

まだ、エンドロール前におじさんらしき人が出て行った。

恐らく、真犯人だ！

あれだけの屁だ。きっと、実も少し出たのだろう。

あぁ〜あ、良い映画だったのに……。

……屁かぁ。

許して上げよう。

昨日もエレベーターで誰か屁をした。

一番最初にエレベーターを降りたヤツが真犯人だ。しかし、途中だれも降りない。だって、真犯人は僕なんだから。

こう言う話しはいくらでもある。

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