クッキー、美味しかった？

いただきます。

サクッ

うぁー！おいしー！

さっっすが夏芽！お店のやつみたいに美味しい！

心泉が味を熱弁する。

そんな、褒めすぎだって笑

でも、ありがとう

んもぉー、本当クールなんだから

私が褒めてるんだから両手上げて喜びなさいよ。

どこの女王よ笑

夏芽の女王！笑

心泉が〜？絶対嫌〜(笑)

はぁー！？ひっど笑笑

名誉毀損罪で逮捕〜！！

うわ、だっる！笑笑

勉強の邪魔だから、職務執行妨害で

逮捕〜笑笑

なにそれ〜笑笑

（あぁ、楽しいこの時間が、心泉との時間が一生続けばいいのに。）

はぁー、にしてもなんか暑いね〜

もう10月なのに。

笑い過ぎたかな笑。

（そりゃ熱いよ。媚薬、クッキーに入ってるもん。)

えー？笑い過ぎでしょ笑笑

あは、楽しくてついさ笑笑

ほら、私最近彼氏と別れたじゃん？

だから余計に、楽しくてさ笑

いやー、夏芽が居てくれて良かった！

クッキーも美味しいし、ありがとね！。

（まぁ、彼氏と別れたら絶対モノにしようと思ってたけど、

クッキー作れて良かった。

でも、顔が少し塩らしいな。）

ギュー。

心泉の頬をつねる。

うぐぁ、いった！

折角私と居るんだからそんな顔しないの。

笑おう！ね！

夏芽〜、、！（泣）

心泉が嬉しそうに泣く。

(そろそろかな。)

こちょこちょこちょこちょ〜！！

ひぅ！ひゃ！あはははは笑！

ねぇ、やめてよ笑！

やめ、あはっ、ってってねぇ笑

ねぇ、そろそろ、ほんとにぃっ

やめてよ、、って

ねぇ、笑笑笑

ほんとにやめて笑笑！

ねぇって！

んもぉー！笑、ほんとにっ

うあぅっ　んぁ

、、、

、、、、馬鹿。

なんて声出してんの。

かーわい。

はっちょと、ねぇ、や、やめて！　

あぅ、何かめっちゃくすぐったい。

うぁ、ね、止め、、て、

ほんと心泉は莫迦だねぇ。

（媚薬効果真っ只中の心泉が抵抗できる訳無いのに。）

クッキー、美味しかった？

息するのが漸くな心泉に肌を擦りながら質問する。

美味しっかたけ、ど、何で、よ？

媚薬。気づかなかったね。

効果を身体が証明してるから、効いてないなんて嘘、ご法度だからね。

身体、熱いもんね。

ちゅ

下腹部あたりに軽いキスを落とす。

うぁ、なんで、びゃ、くなんか

盛ったの、

は？心泉が好きだから。

だから付き合って、心望。

それとも私とじゃあ、嫌？

（繊細な心泉には、嫌？、は心苦しい質問だろうな。私、狡猾で狡いなぁ）

嫌、じゃ、ない、けど、

女の子と付き合ったことないから、

夏芽のこと、恋愛的に好きになれるかわかんないよ、、？

じゃあ好きにさせればいいんでしょ？恋愛的に、心泉を。

うぇ、うん。そう、だね。

じゃあ解薬剤の飴作ったから。

口。開けて？

あ、うん

すごいね、本当なんでも作れるんだ？

うん、じゃ、開けて？

はいー。

うぁ、と口をあける心泉。

ほんとに莫迦。

飴を口移しする。

心泉がびくっと跳ねた。

んー！んんんん！

と軽々しい手つきで私を猫の手で叩く。

抵抗と共にますキスの深さは、

媚薬効能を増すフェロモンになった。

んっんぅ、ぅ、ぁ

心泉の声がキスの隙間から漏れる。

息苦しそうだったので、口を離してあげた。唾液を飲み込ませたあとで。飴は小さいから、二人で舐めとかしてしまった。あ、ちなみにこれも媚薬。

う、ぁ、ふー、ふぅ、ぁ

と喘ぎながら息をする心泉を前に

また、一つ一つ、身体にキスを落としていくのであった。