ひとが少しだけ好みに思えました


 大桜の下で人を嗜みたく生きていたのに


 いつのまにか


 花は青くくすみそれすらも雨で散る


 大海に誰か来るのを願うがそれが叶うのは


 宇宙が光に恋する時、


 僕はどこかの星の一部で


 蜘蛛が僕を殺すとき、宇宙は変わらずに眠りいく


 壺に入った無名の草は雑草と同じで


 それを愛でる動物は美しく謎に見えてしまい

 

 川に捨てられた赤い宝には


 誰もが驚き目を離し離して、流された

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る