第23話 探求者
「マーくんめっちゃ頑張ったじゃんw」
「いっぱい頑張れて偉かったわね♡」
この日の放課後は、ついに3人で対戦した。愛斗はマオと沙希の性欲に答える形で非常に頑張り、クタクタに疲れ果てている状態だ。
ショーツだけひとまず穿き直した2人に挟まれる形でベッドに仰向けで横たわっており、口から魂を吐き出しそうになっている。帰宅してから双方と2回戦ずつ行えばこうなるのも当然と言えば当然だった。
「買い足したヤツまだ1箱あるけど、もう無理?w」
「む、無理です……」
「マオ、無茶させるのはダメだわ」
たしなめるように言いながら、沙希がその豊満なおっぱいで愛斗の顔を包み込むように抱き締めてくれる。
「愛斗くんは充分に頑張ってくれたんだもの。よちよち、偉かったわね♡」
そんな励ましを受けながら、愛斗は沙希の母性にあてられ、彼女の乳首に甘えるように吸い付いた。シナシナであろうとも、おっぱいは別腹である。ツンと立ったピンクの先っちょをむちゅむちゅと吸い上げる。
「ふふ、愛斗くんはおっぱいが好きよね」
「ちょ、沙希ちんばっかりズルいじゃん」
そんなマオの声に応じて、幾ばくか沙希のおっぱいを味わったあとに今度はマオのおっぱいにも吸い付く。沙希よりは小ぶりだがそれでも充分なサイズであり、それを揉みながら吸い上げる感覚は本当に男の本能が満たされる感じがして最高と言える。
そうこうしているうちに愛斗は再び煮えたぎっていた。これが若さである。
「あ、あの……もう1回ずついいですか?」
尋ねると、マオと沙希はもちろんと言わんばかりに即座に頷いてくれた。
こうしてまた、スキンの残りが減っていく――。
~side:マオ~
「愛斗くんって本当にすごいわよね……6回目でもあれだけ出すんだもの」
「ねw ゴムパンパンになってたw」
軽くシャワーを浴びたあと、マオは沙希と駄弁りながら帰路に就いていた。
「あれをじかに出されたらすぐ孕んじゃいそうよね……」
「ねw 高校生の身分で孕むわけにはいかんけど、じかに出されたいところではあるかもw」
「出してもらう予定はあるの?」
「実は今週末が大丈夫な日だから、そんときは出してもらうつもりw マーくんの部屋で朝から夕方までずっとえっちしてようかなって思ってるw」
「羨ましいわね……でも今週末って、もう期末テスト前の部活動停止期間に入るから、遙香が家に居るんじゃないの?」
「あ……かもしんないね……まぁでも、それはそれでスリルあるしいいかなw」
「よ、良くないでしょう……バレたときにカミナリを落とされるのは愛斗くんでしょうからね」
「確かに……じゃあホテルとかでヤった方がいいんかな? でもお金掛かっちゃうし……」
「なら、協力してあげましょうか?」
「協力?」
「マオが生えっちしに行く日に、私は遙香との勉強会を計画して遙香を外に連れ出しといてあげるわ」
「お、マジ? んー、でも待って」
「何よ」
「連れ出さなくていいかも」
「へ?」
「普通に遙香の部屋で勉強会しといてよ。で、遙香が万が一マーくんの部屋に顔出しそうになったりしたら引き留める役目をお願い出来たりする?」
「別にいいけれど……なんで遙香を外に連れ出すのはダメなの?」
問われたマオはさも当然のようにこう言った。
「それじゃスリルないじゃん」
マオの性癖は、ハラハラドキドキを追求することなのである。
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