第21話 2人目を知る
「気持ち良かったね……w」
「は、はい……」
この日の愛斗は、昼休みにマオから非常階段に呼び出されていた。
すでにやるべきことを終わらせており、2人は制服を整えている。
何をしていたのかはご想像にお任せである。
「見てよほら、水風船みたいにぶにぶにw」
「……ぶ、ぶにぶにしなくていいです……」
ゴムの先端を揉んで遊ぶマオであった。
「じゃあマーくん、今日はあたし用事あって放課後行けないからさ」
「はい……その分の今、ですもんね。また後日来てください」
「うん。そんじゃね~」
そう言って校舎の中に戻っていくマオ。
愛斗はもうしばしこの場に滞在してから、教室へと戻った。
やがて放課後を迎えると、帰宅部なので即下校を開始する。
その帰り道に――
「――愛斗くん」
と呼び止められる。
振り返ると、
「あ、沙希さん」
そう、後ろから歩み寄ってきたのは絶世の黒髪美少女であった。
「今から愛斗くんのところに行こうとしていたのよ。一緒に帰ってもいい?」
「は、はい、別に」
「ふふ、じゃあ行きましょうか」
こうして沙希と一緒に自宅まで向かい、部屋に到着したあとは――
「んっ♡ ちゅぱ、むちゅ……」
と沙希にベッドでキスをされる。もはやお駄賃という制度は形骸化しており、二人はただただひらすらに思春期の欲を爆発させているだけであった。
愛斗はキスをしつつ沙希の夏服越しにおっぱいを揉んでいる。Gカップだというそのおっぱいは衣服に阻まれてもなおあまりにもたまらない感触を手のひらにもたらしてくれる。
「ねえ愛斗くん、私ね……」
そんな中、唇を離した沙希が胸ポケットから何かを取り出していた。
それは――ゴムである。
「これ、昨日買ってみたの……どういうことか分かるかしら?」
「あ、あの、えっと……」
「私とも……シてくれる?」
切なげな眼差しが愛斗を捉えてくる。
愛斗としては、唐突な要求に若干戸惑う部分があった。
「ぼ、僕でいいんですか?」
「いいわよ……ていうか愛斗くんじゃないとイヤだわ」
「沙希さん……」
「マオとは別に付き合い始めたとかじゃないんでしょう? だったら思う存分……シちゃってもいいわよね?」
言いながら、沙希が制服を脱ぎ始める。
ニットベスト、ブラウス、肌着、ブラ、それらが順番に取り払われ、豊満なおっぱいがまずあらわになった。
それからスカートを下ろし、黒タイツも脱ごうとしたのを見て、
「あ、た、タイツは穿いたままでお願い出来ますか……?」
と咄嗟に告げた。
すると、沙希がツヤのある笑みを浮かべ始める。
「ふふ、えっちね? でも別にいいわよ。それがお望みなら、好きに破いて襲ってくれていいから」
「ほ、ホントですかっ」
「ええ。愛斗くんにだけの特別よ?」
そんなことを言われたら辛抱ならず、愛斗は沙希をベッドに押し倒し、それから黒タイツの股ぐらを破って純白のショーツにとりあえず顔を押し付けてみた。1日の頑張りが染み込んだ匂いに包まれ、気分が高まっていく。
「やんっ♡ ケダモノね……? でももっともっとケダモノになって、私のことを美味しくいただく狼さんとして手ほどき願いたいわ。ふふ、よろしく出来るかしら?」
「が、頑張りますっ」
そんなこんなで愛斗はこのあと、おっぱいを優しくイジったりして沙希を丹念に解きほぐした。そして受け取った0.01ミリを用いて、マオに続いて沙希の身体も知ることとなる――。
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