第8話 姉ちゃんの友達2号 後編

「じゃあ沙希さん、脱がしますので……」

「ええ、どうぞ」


 お駄賃として沙希のおっぱいを見せてもらえることになった現在、愛斗はベッドに腰掛けている彼女の制服に手を掛け始めていた。

 すでにニットベストを脱がせ、ブラウスのボタンも外している。

 はだけたブラウスの隙間から見えているのは、灰色のスポブラだった。


(お、大きい……)


 制服の上からでも豊満であることが分かる沙希のおっぱいは、スポブラを内側から突き破らんとばかりに膨らんでおり、そのたわわな輪郭をくっきりと浮かび上がらせている。愛斗はそんな光景に息を呑みながら、ブラウスを完全に脱がせ、


「す、スポブラなんですね」


 と呟く。普通のブラではなかったのが、ちょっと意外に思ったからだ。


「今日は体育があったのよ。身体を動かす日はスポブラと決めていてね。普通のブラだとちょっと痛いし、ブラ自体の寿命も削っちゃいそうだから」

「なるほど……」

「沙希ちんのクラス体育あったんだ? ――ってことは~、このスポブラの中身はムレムレなのでは?w」


 マオがそう呟くと、沙希は恥ずかしそうに、


「そうね……だから近付かれると汗臭いかもしれないわ」

「いいんだってw マーくんはくさいの好きだからw」


 くさいのが好き、と言われるとちょっと違う。美少女が若干匂っていることに興奮するだけである。


「それよりマーくんw 早くこのスポブラ脱がしちゃおうよw」

「ほ、ホントにいいんですよね?」


 沙希の目をちらり。

 すると、


「いいわよ……遠慮しないで?」


 改めて、そんな許可がもらえた。

 なので愛斗は一度深呼吸を挟んでから、そのスポブラに手を這わせた。

 そして、たくし上げるようにめくって――ぷるるんっ。

 直後にまろび出たのは、言うに及ばずナマ乳である。


(うおお……)


 マオと男子人気を分け合う沙希。

 そんな美少女のおっぱい。

 若さゆえにか、すごく大きいのにまったく垂れていない至高の乳房だった。

 乳輪は小さめで、乳首と合わせて色は綺麗な桜色。

 スポブラを完全に脱がせると、むわっ、と蒸された匂いが漂ってきた。

 愛斗はその匂いを吸い上げながら、おっぱいをまじまじと見つめ始める。


「マーくんめっちゃ見てるねぇw まぁこのおっぱいデカくてえっちぃから仕方ないよねw 何カップだっけ?」

「今は……Gよ」


 G……、と考えながらごくりと生唾を飲み込む愛斗。

 道理で圧倒的なわけである。


「良かったら……触ってみる?」


 沙希が恥じらった表情でそんな提案をしてきた。


「い、いいんですか?」

「愛斗くんになら、別にいいわよ……」

「うひょーw 良かったじゃんマーくんw じゃあほれほれ触っちゃえw」

「うわ、ちょ……!」


 マオに手を掴まれ、そのまま沙希のおっぱいに誘導された。

 もちっ、むにっ、という幸せな感触が訪れて、愛斗は大興奮に至った。


「さあほら、遠慮せず揉んじゃえw」


 言われるがまま、愛斗は沙希のおっぱいを優しく揉み始めた。まさに脂肪という感じで、感触自体は想像の範疇のモノだった。しかし脂肪は脂肪でも、これはおっぱい。まさか自分がおっぱいを、それもまさか沙希のおっぱいを揉めるとは思わず、なんだか感動してしまう。


「どうかしら……私のおっぱいはきちんとお駄賃の役目を果たせそう?」

「だ、大丈夫です……過剰に支払ってもらってるくらいだと思いますし……」


 愛斗は夢中になって沙希のおっぱいを堪能する。下から持ち上げてみたり、むにゅっとつついてみたり、とにかく夢中であった。


 こうして、愛斗は時間が許す限り沙希のおっぱいを味わった。

 こんな青春が続けばいいな、と心の底から思ったのは言うまでもない。

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