7.さらなる動機を求めて

 と言うわけで、もうひとひねりしてもらいましょう。



※※※


■私

悪くはないです。納得感もあります。ただそのような動機は、比較的これまで人間の作家により設定されてきました。もっと思いもよらない、これまで人間の作家には描かれてこなかった犯罪者の動機を考えてみてください。


■ChatGPT

犯罪者Bの動機を、これまでの人間の作家による設定とは一線を画すものにするために、より独創的かつ未来指向的な要素を取り入れた概念を考えてみます。


犯罪者Bの独創的な動機:「人類の進化を促す犯罪」


1. 人類の進化に対する貢献


(1) 遺伝子レベルでの変革

犯罪者Bは、人類が直面している環境や健康の危機を克服するために、遺伝子操作やバイオテクノロジーを利用して、人類の進化を加速させようと考えています。


(2) 超人類主義

彼は、人間の身体的、知的限界を超える新たな人類の創出を目指しています。


2. 意識の進化


(1) 集合意識

犯罪者Bは、人間の意識が個別に存在することを制約と考え、集合意識へと進化することを目指します。


(2) 意識のアップロード

彼の計画には、人間の意識をデジタル形式で保存し、物理的な限界を超越するアイデアが含まれています。


3. 人間性の再定義


(1) 人間とAIの融合

犯罪者Bは、人間とAIの境界を曖昧にし、新たな存在の形を模索しています。


(2) 感情と理性の新たなバランス

彼は、人間の感情や理性を再定義し、新しい形の社会を構築しようとします。


4. 宇宙的視点

(1) 地球を超えた視野

犯罪者Bは、人類の未来を地球の枠を超えて考え、宇宙的な視点から人類の進化を促そうとしています。


(2) 新たな生存の場

人類が宇宙に適応できるよう、彼は人間の生物学的な変革を計画しています。


【犯罪動機の特徴】

(1) 未来志向

この動機は、現在の人間の理解を超えた未来のビジョンに基づいています。


(2) 科学と哲学の境界

科学技術と哲学的思索を組み合わせ、人間性の本質について深く問いかけます。


(3) 予測不可能な謎

犯罪者Bの計画の背後にある深い思想や目的は、従来のミステリー小説では探求されてこなかった領域です。


このような犯罪動機は、読者に新たな視点を提供し、伝統的なミステリーの枠を超えた深い思索を促します。犯罪者Bの行動は、単なる犯罪ではなく、人類の未来に対する深い挑戦として描かれます。


※※※



 確かにひねりは入れてくれましたが、やはり普通です。

 あとどれもどこかで見たような。



 ……かように、動機の創出というのは難しいのだと思います。

 単純に突拍子もないだけで良かったら、例えば犯罪者Bは殺人オリンピックの某国代表で、動機は金メダルを取ることとか適当に考えられますが、それでは読み手の共感を得られません(共感した人がいたらすみません)



 ところで、勝手にBの犯罪を「殺人」と断定してしまいましたが、GPT君はこの事件を殺人事件だとは言ってないですね。確認してみましょう。



※※※


■私

ちなみに、犯罪者Bの犯行で、どのくらいの死者が出ている設定にしますか?


■ChatGPT

犯罪者Bの犯行における死者の数は、物語のトーンとメッセージに大きく影響します。彼の動機と犯行の性質を考慮に入れて、以下の二つのシナリオを提案します。


シナリオ1: 死者は最小限またはゼロ

犯行の性質: 犯罪者Bの犯行は、主に情報盗難、データ操作、高度なサイバー攻撃に重点を置いています。

意図: 彼の目的は、人類の進化や社会の変革を促すことであり、不必要な犠牲を避けることに重点を置いています。

物語のメッセージ: このシナリオは、犯罪者の倫理的なジレンマと、高度な知的挑戦を強調します。死者がいないことで、読者は犯罪者Bの理念に対して複雑な感情を抱きやすくなります。


シナリオ2: 限定的な犠牲

犯行の性質: 犯罪者Bの行動は、一部の人々に間接的な害を及ぼすことがあります。例えば、彼の実験や計画が原因で限定的な犠牲が発生する可能性があります。

意図: 彼は、より大きな目標のためにはある程度の犠牲が避けられないと考えていますが、その数はできる限り抑えるよう努めています。

物語のメッセージ: このシナリオでは、目的と手段の倫理的な問題を掘り下げます。犠牲者がいることで、犯罪者Bの行動の重大さと、探偵Aの追求の緊急性が強調されます。


どちらのシナリオを選択するかは、物語全体のトーンや読者に伝えたいメッセージによります。死者がいないシナリオは、より知的な対決に焦点を当て、限定的な犠牲があるシナリオは、道徳的なジレンマと緊張感を高める効果があります。


※※※



 緊迫感を出すために、巨大怪獣が首都圏を襲うくらいの被害をイメージしていましたが、そんなことをすればイチ探偵の手に負える範疇を超えてしまいますね。AI先生の判断の方が優れています。切迫感は、「今は死者が出てないけど犯罪が完成すると万単位の死者が出る!」みたいな設定でいけばいいんじゃないでしょうか。

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