#18 感想を求めないでください
気づいたら2日経ってたぐらい、充実した日々を送ってます。
4月1日に昇進・異動して以降、
「こんなことってある!?」
って勢いで日々妙なことが起こっては対処。
三連休も警報待機で病院予約キャンセルしたり。
どこかの党が「公務員は悪」みたいな論調をつくってたことはありますが、ハッキリ言って、民間企業よりも公務員のほうがハードだとは思う。
民間企業で広告担当などしていると、私が集客失敗したら、自分や本部のみならず全社員のボーナスに響くという点では、失敗できないなと思ってましたけど、ちゃんと計画できてれば、仕事自体はそんな重くなかったし。
毎日炎上してる広告代理店も、営業担当はともかく専門家が揃って分業してるので、まぁ、炎上の種類は決まってるから対応も自ずと決まってるんですけど、公務員の場合は、
「そんなことってある!?」
ってのが2日に1回複数勃発することがある、かつ、ジェネラリストが大半を占めており、対応がマチマチなので、なかなかですね、と思う。
4月から平穏な1週間が過ごせたのは1、2回では?
メーカーはもちろん、鬼の十則生きてたころの広告代理店より心的にしんどいのは確か。
そんななか、帰宅後、夕飯食べて片付けをし、お風呂入るまでの15分ぐらい、カクヨムを読むことがリフレッシュの1つになってます。
2-3作品5話ずつ読むのが関の山なんですけど、私の中で重要な時間だと思ってます。
先日から、XのDMで私が読んでいる最中の作者さまからご連絡をいただいていた。
で、昨日
「主人公、嫌いじゃないですか?」
みたいな、ご自分で書かれている作品についてのお問い合わせがあった。
ものすごく正直なことを言うと。
公募に応募しても読まされる編集者が可哀想だなと思うレベルでしょーもない作品だと思ってて、主人公、嫌いとかそんな次元の感想すら持ち合わせていない。
好き嫌いという嗜好以前の問題。
テクニックの問題よりも前に、テーマから論外。
素人の作品ですし、私はルールに則って読んでるだけなので、論外でも、まー、読むんですよね。
そんな作品があるのもまたカクヨムのおもしろさかなとも思ってるぐらいで。
「主人公っていうか、DMなんかで自作の感想求めてくる人が嫌いです」
とかなんとか。
返事をしたと思う。
ちょうどカクヨム読んでのリフレッシュタイムだったのに、集中して読む気分ではなくなってしまったので、読んでる途中の作品のフォローは外し、Xはブロックした。
そもそも、個人情報などを含むようなやり取りでもないのに、XのDMで話しかけてくるとか嫌いなんですよね。
それは、どんなコミュニケーションにおいてもなんだけど。
オープンにすればいいじゃん?って思う。
仕事のメールでも個人メールでやり取りする人とかアホなのかと思ってる。
共有遅くなるし、仕事が属人化するじゃん?
普通に、話しかけるなら、リプライで堂々と話しかけたらいい。
やましいことじゃないならば。
あと、作者が読者に、感想聞いてくるってどうなん?
常々書いてますけど、感想書きたきゃ書いてますよ。
コメントも残してます。
レビューもしたいと思ったらしてますし。
ただ、相手が確実に読む場に敢えて悪いコメントは残しません。
私のスペースとして、ここには書くことがある。
よほど気になる場合。
ここは私の表現の場なので、読むか読まないかは読者の自由です。
気分が悪ければ、二度と読まなくて結構。
私は、誰にも読んでくれと頼んでいません。
私が書くのも自由なら、あなたが読むのも自由です。
これは、ほんの少しだけ文学研究をしたり、クリエイターとして身銭を稼いでいた感覚の問題なんですが。
私は、「作品」が「作者のもの」であると思ってません。
世に出した時点で、私の手からは切り離されて、どちらかと言うと「読者のもの」であると思ってます。
しかも、プロになると小説の場合、編集者さんですかね。
広告の場合は、クライアントの意見も入りますし。
基本、チームでするので、すでに「私」のものではない。クリエイティブに関する責任者は私でしたが、制作工程ですでに、私だけのものではありません。
だから、世に出たものなんか、読者の解釈でいいんじゃないですか?
作者の意図通りに読む訳がない。
それをイチイチ作者が気にする必要もないですよね。
世の中には、プロの作家もいれば、プロの読者もいますから。
どちらが上でどちらが下というものでもありません。
ただ、コンテキストを記したテキストがあって。
そこから、またコンテキストが生まれて、テキストができるって繰り返しなので。
自作に対して、たかだか一読者の感想を求めてくる時点で、それよりもすることあるんじゃないですか?と思いますかね。
作品を書いて、何がしたいのか分からないので何ともですが。
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