#11 気持ちがついていかない
ご無沙汰してます。
作年度末から5月中頃まで忙しく、体調も悪く。
でも、カクヨムをヨムヨムはしてて、なんか書きたいなぁと思い始めてて。
ここのところ、気になってることを2つ書きたい。
一つは、登場人物の心理描写について。
私は機械的に20話ストックして、最新話まで5話ずつ順繰りに読んでいきます。
よほど男性向けの男性による男性に都合のいいドリーム作品でない限り、選り好みはしない。
今は主にXの相互フォロワーさんの作品から優先的に選んでます。
せっかくのご縁なので。
1個私個人のわがままだけで言うと、XのURLには作品トップページではなく、自分の小説一覧ページを貼り付けておいてほしい。
うまいこと「あとで読む」にストックされないで「未読」に入ることがあるので、腹立たしく、作品ページを貼られている方のは、名前で検索して、読みたい作品選んでいることがあるので、ひと手間かかるんですよね。
いや、私個人のこだわりなだけなんでほっといていただいてよいんです。
さて、今回の本題です。
「気持ちがついていかない」
選り好みせず読んでると、自分の好みが分かるようになります。
私の場合は、ジャンルにこだわらず、感情移入できる作品は自然とおもしろいと思っているようです。
読み方が雑なので、読んでいるにも関わらず、「この作品は〇〇の作品だ」とワンフレーズで覚えられていない作品はわりとあります。
ワンフレーズで覚えられてる作品には、好き/嫌い問わず、感想が伴います。
個人的には、自分の好き/嫌いってあんまり興味がなくて。
嫌いでも読んでることはあって、読むに堪えなくなると読まなくなります。
好きな作品は、好きなポイントっていろいろあります。
文章表現、展開、キャラクターなどなど。
なかでも、いいものは、感情移入して、読みながら泣いたり笑ったりできる作品なので、心理描写はある方がいいのです。
淡々と起こったことが羅列される作品よりも、その時、キャラクターがどうと思ってるか、どう捉えているか。
で、その描写の裏に書いてる方の価値観が透けて見えることもありますよね。
物語のいいところは、いろんな登場人物を出すことで、一つの事実に対して、いろんな登場人物別に違った解釈が描写できることにあると思ってます。
所謂『藪の中』的な。
バフチンでいうところのダイアログというやつですかね。
対話が表出できるのはよいところだと思ってます。
なんですけど。
主人公かな?ハッキリ覚えてないけど。
心理描写がクドすぎると、「どーでもいい!」と思って読み飛ばしたくなるんですよね。
覚えてないほどに。
普通に生活してても、他人が何思ってるかって、然程興味ないでしょ?
他人に興味あるとしても、「こうなのかな?」と思ってる自分の解釈なだけであって、興味のウェイトって「自分」なんで、ダラダラダラダラお気持ちの表明を書いてる。
しかも、そこに何ら共感できるものがない場合、ほぼ読み飛ばしちゃうんですよね。
そもそも、異世界とか、異能な人の気持ちなんか、深く分からないし、知る必要が私にはないです。
「そうですかー。……で?」
と、なる。
この作者の方は、普段何考えてるんだろうなーと思ってしまったりしますな。
異世界とか、異能な人のお気持ちについて、長文書き続けてるとか。
もうちょっと考えることがあるのでは?
学生さんなんですかねぇ?
個人の内面への興味が深すぎて、思春期的な何かを感じなくもない。
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