どうしてカクヨム甲子園に応募していた同世代が全然見当たらないのか?

青キング(Aoking)

どうしてカクヨム甲子園に応募していた同世代が全然見当たらないのか?

 今年のカクヨム甲子園の中間選考が発表されました。

 選考に残った人はおめでとう。

 選考に残らなかった人はドンマイ。

 と、こんな感じでとりあえず祝辞と労いの言葉を掛けさせていただきます。


 しかし今回のエッセイは現在の結果云々について書くわけではなく、今から過去に遡った話をしたいです。

 先日、自分は二十二歳になったのですが第一回から三回まで高校時代カクヨム甲子園に参加した経験があります。

 自分は箸にも棒にも掛からぬ駄作を応募したわけですが、当時にもカクヨム甲子園の選考を突破した作者が何人かいたわけです。

 受賞したか否かは別として当時のカクヨム甲子園に参加した人達の中で一体何人が書き続けているのでしょうか?

 最近、名前を見た中では確か同年代の「カムリ」さんぐらいで、他の参加者は今も小説を書き続けているのでしょうか?

 書き続けているのなら近況を把握したいなぁ、と思うのですが如何せん当時からあまりのも交友が少なく駄作ばかりで誰の目にも留まらなかったので情報が入ってこないのです。

 もしかしたらペンネームを変えて活動を続けているのかもしれませんが、ペンネームを変えられたら誰が誰とか特定できません。

 当時、自分なんかよりよっぽど実力・情熱ともに横溢していた方々が、現在小説を書いていないと思うと寂しい気持ちで一杯です。

 どうか自分と同世代でカクヨム甲子園に参加して、このエッセイを読んでいる方がいれば、コメントへ現況をお知らせください。


 言い方は悪いけれど、一過性の情熱で執筆をやめてしまったならばもう一度その情熱を取り戻してもらいたいんです。

 センス皆無の自分が続けられるぐらいですから、センスを有したあなたならもっと高みを目指せるはずです。

 非常に勿体ない。そのセンスを活かさずに普通の大学生をしてサラリーマンになってしまうのは持たざる者への嫌味にしか思えない。

 久しぶりに感情が昂って口が悪くなっていますが、常々胸に抱き続けていた思いなのでいっその事吐き出したい所存です。

 出来るだけ労力を要さずに執筆を続けることは出来るんです。

 労力節約創作術、周りの評価に囚われない執筆価値観を持つ方法、時間の使い方、などなど工夫さえすれば執筆は続けられるんです。

 どうか、同世代の有能執筆者たち戻って来てくれ。


 そしてプロになってくれ、あなたの実家に飾られた受賞の景品や盾に埃が被ったままでいいのか。

 自分なんかより頭が良くて、自分なんかより才能があるのだから、その筆で栄光を知らせてくれよ。

 全員自分よりも才能があるんだから、マジで腐らせるのは勿体ない。

 

 もしも現役の高校生でカクヨム甲子園に参加した人がこれを読んでいるのなら、どうか君だけでも長いスパンで小説を書き続けて欲しい。

 周りの才能が眩しくて卑下してしまうかもしれないけど、プロの小説家のほとんどはデビューが二十代後半から三十代なんだよ。

 十代でプロになる人間なんて一つまみもいないんだから、高校生の段階で優劣を決めつけるのは即断が過ぎる。


 

 冗長になるのも嫌なので、最後に自分から一言。


 小説家に年齢制限はありません。


 スポーツと違い体力的衰えで引退はほとんどないです。むしろ年齢を重ねることで味が濃くなることもあります。だから若いうちから執筆を辞めないで欲しいです。

 以上で、底辺物書きの本懐を終わりにします。

 ご精読ありがとうございました。

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