衰退した吸血鬼は美少女サイボーグの血が吸いたい！

第一章 ノイマンシティ編

第一章の登場人物紹介

　第一章ノイマンシティ編の登場人物です。

　読み飛ばしてもOKです。

〈ラーレ〉

　銀髪ロングの美少女サイボーグ。

　ある時点までの記憶がなく、覚えていたのは〈無菌郷ステライル〉という場所に行かなければならない、ということだけ。

　正義感が強い。得意技はジト目。

　指からビームを出す。細いのから極太のまでいける。

　攻撃時には指を「フレミングの右手の法則」の形にするが、その理由は不明だ。理由なんて特に無いのかもしれない。

〈モーント〉

　長い封印から解き放たれた吸血鬼。

　ボロボロの布を纏い、ボサボサの髪の毛で、フラフラ歩いている。

　こいつのせいで、ジャンルがSFではなくファンタジーになっているという噂だ。

　不死身でどんな傷でも再生する。魔法とか使える。

　本来はとんでもなく強いが、「ナラタケ・ジ・アース」の胞子により常時継続ダメージかつ全ステータスデバフみたいな状況になっている。

　人工血液を飲むと、生身の人間程度までは回復する。

〈シカオイ・アヤメ〉

　世界で一人だけに与えられる特級サイボーグ技師の称号をもつ女サイボーグ。サイボーグ技師とはこの世界の医師であり、またエンジニアでもある。

　ヘソ出しのシャツにホットパンツを履き、その上に長い白ジャケットを羽織っている。腰のホルスターには特製のハンドガンサイズのレールガンが収まっており、特殊なメスを打ち出す。

　戦闘はあまり得意ではない。

〈ドクター・シラカバ〉

　ノイマンシティに住む一般人サイボーグ。ラーレのメンテナンスをしている。

　ドクターが名前で、シラカバが苗字だと言い張っている。医師でもなければ、博士でもない。

　勝手に他人に借金を作るのが得意。

〈サルノ・コシカケ〉

　キノコ人間の幹部。

　彼女（？）の放つ傘スライサーはサイボーグのスキンバリアーを貫通する恐るべきものだ。

　冥土の土産に色々教えてくれる。

　「冥土のお土産屋さん（スーベニアショップ・フォー・ザ・デス）」の異名を持っている。