第4話「華々しく」

一説にしては安き物語

誰もが世界に宛てた一言を持っている

それを君は

教えてくれた

この一度の人生にどれだけの思いを募らせ

どれほどの努力と結果を出せるか

そうした規範的な面と

己の促進力を振るいに掛け


丹精込めて人生を闊歩できるか

それが不遇や修羅で在ってさえも

勇猛に果敢に取り乱す事無く

善処できるか

それがフェイズを上げる、道のりとなる。


だが君は既に

手に入れている現実で謳歌してしまおうとしている

まだ決めつけてはいけない

世界には予想もつかないジャンルがまだある

まだ知らない世界を開くために

同じ毎日をリピートするなどせず

新たなものを取り入れてみるのだ


それが何より、幸いを運ぶだろう

では、行ってくるがいい。


死ぬ最期までには

天国に持参したい思いと経験を全部つれ

華々しく散るといい。

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