不思議な親切をする機会。

『かみさま、

このスマホの持ち主と合わせてください。』

『この持ち主さんが無事この場所にこれますようにー。』-しょうじょがスマホを天に向けて祈っているー。


--なぜこんなことになっているのか

それは30分前に遡るー。


ー··申し遅れました。わたし

少女を、見守っている声といいます。

声ともうしても、

実態は、空気のような存在として

少女の周りをただよっているので、。

声というネーミングで名乗っていいものなのかとおもいますが、、

とにかく、以後よろしくおねがいします。


それはさておき、いまから

30分前ほど


ー··少女がバスにのって実家の母に顔を見せに行った帰りのことだった。

バスに乗り換えるひつようがあったので

バスを一旦おり、バス停の時刻表を見に行くとー··

ー···???

バス停のめのまえに

スマホが落ちているではないか。

しかも、ピンクの新品ともいえるような傷もないスマホだ。ーしょうじょはおもむろにスマホをとって、

キョロキョロとまわりをみわたし

じっと、そのスマホをみて

落ちてたスマホの着信履歴から電話をかけた!

電話がつながったらしく

なにかしら

誰かと連絡している、。


そして電話が、おわったあと

バス停で静止していたが、。−落ちてたピンクのスマホを、天にむけて祈りだした。

という経緯を経てのいまであるー。

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