5年2組。タカシとクミをはじめとする少年少女の、夏から冬を描いた本作。子どもたちのやり取りが読むうちに、自分も同じ学舎にいるような錯覚に陥りました。この感覚、ぜひ他の方にも味わっていただきたいです。胸の奥で、ずっと動いていなかった部品が動き出すような心地のする作品でした。秋の夜長にもぴったりです。強くおすすめします。