第15話 紋切り型、ステレオタイプの

SURREALISM VERSION:14


ヴィンセント

LYRIC:HugNary Tattoo

MUSIC:No Name


来世がどうだとか もはやどうでもいいや

ゴッホも生涯売り上げ一枚でも笑ってた

絶対評価が見えなくなるまで

スクロールしようぜ マウスはどこだ?


俺の向日葵はSeptemberでも咲いている

俺のナイトカフェは24時間営業さ

浮世離れのキャンバスに

阿呆くさい文化を塗りたくり


画家で在る前に Humanだったってことを

今更覚る自分が居たから


海を青く塗れ 空を青く塗れ

紋切り型、ステレオタイプが義務教育だったら

常識と言うタイクツなパレットに

何色の希望をひねり出せるだろうか?


海を青く塗れ 空を青く塗れ

紋切り型、ステレオタイプが義務教育だったら

濃密な色彩の中で舞う

バタフライエフェクトのように

大気を揺るがせよ 大気を揺るがせよ 大器晩成を成し遂げよ!


フィンセント・ファン・ゴッホが正解だが

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホと敢えて誤読する世界観。

メロディーを付けるならばと、育成達人が加筆修正して再出荷。

メロディーが付くことを願いながら、作詞作曲の大成を待ちたい。

ゴッホのように大成を誓う、四人の口髭女子。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る