『生き抜けるか』

『生き抜け！』

　音楽が止まった。

　『どうなるんだ！』

　『決まったコースがなくなるから、あらゆる空間に、針が飛ぶ。光速の30％で。針に当たると、人生が狂う。最悪、死だ。あたりどこにまもよる。』

　『だれが、撃つんだ？』

　『しらないよ。夢の世界と現実の境なんだ。両方に影響を及ぼすんだ。くるぞー。ばん、といったら、くる。』

　『ばん。』

　『がゃ〰️〰️〰️❗』

　『どこやられた？』

　『うでだ、うで。うごかない。ピアノ弾けないよ。』

　『わー。』

　『どしたあ〰️〰️〰️‼️』

　『め、め、やられた。みえないよお〰️〰️〰️。』

　『なんとかしろー。』

　『この　夢に来た以上は、どにもならない。ぎゃあ〰️〰️〰️。あたま、やられたあ〰️〰️〰️。へ、へ、ふ。へ。ばびらーん。』

　『くっそう。どうすりゃいい。』

　『ゆめを、ぶっこわすんだ。』

　『どうやって。』

　『といれだ、トイレ。トイレは、夢の出口だ。押し掛けロー。』

　『な、なんだ。この、といれは、逆さにぶら下がってるぞー。いっぱいつまってるぞー。みずびたしだぞー。』

　『怯むな。やれ！　やれ！』

　　　　🐑🐑🐑🐑🐑🐑🐑

　やましんは、結局、がんになった。

　しかし、生き抜いているのだ。

　夢に、負けては為らない。

　しかし、寝られないまま異世界にさ迷うのは、極めて困難なのである。

　人類よ、知るが良い。

　そこには、魔の領域があるのだ。

　あ〰️〰️〰️、つかれたあ‼️