黒き国政

「今日の任務は4から6班だそれ以外はここで座学だ。」

「了解」

それから身体の効率的な使い方や各種武具の使い方を学んだ

「いいか、相手を制するためにはアクトよりも身のこなしが大切だ。アクトは身体能力と均衡して2つを効率的に使ったとき全ての人は引き分けるようになってる。それが何を指すか分かるか。」

そうして未雷が当たった

「はい、どれだけ相手よりアクトと身体を使いこなせるかです。」

「そうだ。それをするために今回は、アクトが強いやつでも出来る身体の使い方を教えていく。フルアプライのやつ、そうだな今年はフルアプライがいないから未雷。それとバイオアクトの炎廻、前にこい。」

そう言われて前に出た。

「未雷が先に仕掛けるとする。そうすると炎廻はどうなると思う。氷織。」

「はい、普通バイオアクトだと一方的にやられるしか無いです。」

「その通りだ。そうならないために。まず仕掛けられた。これを受けとめる。次に自分の腰を使って丸めるようにすると自分の体重を相手の肩に乗せられる。どうだ未雷」

「はい、痛いですね。」

「そう、これを極めるとより相手に勝ちやすくなる。」

「合気を簡単に勉強していく。それとこれから習うことに打撃術はないからそれは我流で頼む。そもそも俺が履修してなかった。」

といった感じの授業が実務体育と言う授業だ。

他は一般的な専門科高校と何ら代わりはなかった。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

放課後

_________

「今日の放課は自由だが、くれぐれも問題を起こさないように。寮の門限は4時間後の20:00だ遅れないように。それじゃあ解散」

「おうどっか行くか未雷。」

「俺はこれから帰るけど。そもそもここら辺TANBOとYAMAしか無いし。」

「あるじゃん校舎内に体育館やスポーツジム、パソコン室に図書館なんかが。」

「じゃあカフェで珈琲飲んでノーパソ学生するか。」

「賛成、じゃあ出発。あと寮に帰る前に食材買わないと。」

「寮の部屋ってどんなだっけ。一班につき部屋1つ。四畳のスペースにベッドと机があるだけの部屋」

「壁に埋まったような感じで上に2つ下に2つの計四つだね。1つは災害用で倉庫としての部屋として使えっていってたよ。」

「あと言っておくことは無いです。あっそうだ、キッチンルームに電子レンジやIHヒーターがあるから、自由に使えるって。」

「了解。じゃあカフェ行きますか。」

そうして四時間の平和な時間を楽しんだのだった。

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