世界の均衡

2回戦

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「第二試験は団体戦だ今からくじ引きをして三人1組でバトルをしてもらう。」

くじを引いた番号は三番

「僕は雷属性だ、100V15Aぐらいを操る、君たちの属異性とどれくらいの魔法を扱うのかを教えてほしい

。」

「僕は氷属性、自分の近くを凍らせるくらい」

「私は水属性を使います1m以内のものを切断するレベルです。」

「ならこうすれば勝利の道が開かれるな。制限時間は2日だ今回仕切ってもいいか」

「大丈夫だ」

「わかった。じゃあ今回の作戦だ。全員で海に向かう。そこで海水を凍らせて持っ生いき電気分解をする。その時にカギになるのが水酸化ナトリウムだ。それで水溶液を作りさらに電気分解をすることで、轟音砲ソニックキャノンを使える。量さえ調整すれば十分な武器になる。」

「ソニックキャノンってなんだ。」

「ソニックキャノンは水素爆鳴気と言って水素と酸素を2:1で混ぜると激しい燃焼を起こすんだ。その時に出る衝撃波を武器として使うものだ。前方だけに集中させると結構な威力になるんだが、その威力は筒として使ったガラスやプラスチック容器を破壊する威力を出せる…」

「時間だ、行こう」

「まだ五分あるが、難しすぎてあきらめたな。」

「えへ」

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スタート

「まずは東に行こう。水で護衛を頼めるか。」

「了解リーダー」

5分後

「意外と近かったな、戦闘もなかったし。」

海に来た。早速海水を凍らせて持っていく。

途中で見つかりそうになったが特に戦闘もなく洞窟に行けた。

「水酸化ナトリウム水溶液を作るぞ。まず解凍してくれ、次に俺が電気分解をして、その間氷で容器を作り、水で洞窟を守っておいてくれ。」

「わかった。解凍したよ。」

「岩を削って容器にしておいた。これで十分な道具はそろった。真ん中には仕切りも張っておいたぞ。ナイロンでいいんだよな。」

「ああ十分だ。そしたらあと十分弱で出来るはずだ。それまでの辛抱だ。」

「何人か押し寄せてきたぞ」

水の力であらがっている。

「逆巻け、圧されし刃となれ。」

そうすると、一人が見えた。

「相手は一人だ。氷織来てくれ。」

「わかった。深雷大丈夫か。」

「ああ、頼んだぞ。」

一人になった。一人になることで3Vに抑えていた電力を一気に開放する。

「最大出力、ファイアー」

「お前電気じゃねえのか。」

「しゃべるほどの余裕があるのかよ。」

「ああ一人しか着てないからな。幸い自信過剰できたんだろうな。相手も水で助かったぜ。自分が攻撃し、水月が防御に徹したからな。」

「わかった。これからは氷織も迎撃に参加してくれ。予定より早くできそうだ。」

「了解。あとどれくらいだ。」

「1分くらいだと思う。そこが来たら全員中に入れ。」

「じゃあ入るぞ。」

「じゃあ氷織、これから出る気体を空間を付けた氷で覆ってくれ。」

「わかった。水月はどうすれば。」

「水月はもう一つの筒状の容器を作ってくれ。それが今回のキーだ。それを水で覆って凍らせて俺が着火する」

「そういえばもう夜ですね。10時以降はそれまでにであってなければ攻撃してはいけないルールですもんね。」

「そうだな、休むとするか。二人とも怪我や疲れはないか。俺は電気でほくしてやれるが。」

「今日はまだ大丈夫だ。明日の作戦を考えて寝よう。」

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情報欄

主人公 深雷

水の人 水月

氷の人 氷織

三人とも魔法に関しては落ちこぼれであるが、身体能力で戦っている。

特に強いのは水月

次に氷織

最も弱いのが深雷である。一番頭が切れるのも深雷である。

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