リリーのふしぎな冒険


ある日、森の中に住む小さな妖精のリリーは大きな音に驚いて目を覚ましました。


リリーは慌てて窓の外を見ると、空から色とりどりの花びらが降ってきました。


リリーは一枚の花びらを手に取ってみました。それは普通の花びらではなく、紙で出来た花びらでした。


紙には文字が書かれていて、それぞれがふしぎなおはなしの一部になっていました。


リリーは好奇心にかられて、紙の花びらを集めてみました。


すると、紙の花びらは自然にくっついて、一冊の本になりました。


本の表紙には『ふしぎなふしぎなおはなし』というタイトルが書かれていました。


リリーは本を開いてみましたが、中身は空白でした。リリーは不思議に思いながらも、本をじっと見つめていると、本は光りだして、リリーを中に吸い込みました。


リリーは気がつくと、本の中の世界にいました。


そこは色とりどりの花が咲き乱れる美しい庭園でした。リリーは驚いて、本の中から出ようとしましたが、どこにも出口が見つかりません。


リリーは少し困った表情をつくり、座り込みます。すると、庭園の中から声が聞こえてきました。それはとても柔らかで神秘的な声でした。


「こんにちは、リリー。

私はこの本の作者、ユリアと言います。あなたは私の本に入ってしまったようですね。

ごめんなさい、あなたは本に触れてしまったので、本の中に入ってしまいました。本の中から出るには、本の中のおはなしを全部読んで、私に会う必要があります。

私はこの本の最後のページにいます。あなたは本の中のおはなしを読んで、私に会いに来てくれますか?」


リリーはユリアの声に返事をしました。


「こんにちは、ユリアさん。

私は本を読むのが好きですが、本の中に入るのは初めてで、すごくドキドキしてます。

本の中から出るには、本の中のおはなしを全部読んで、あなたに会う必要があると言いましたが、本の中のおはなしとは、どんなおはなしですか?」


ユリアは笑って答えます。


「本の中のおはなしは、私が考えたふしぎなふしぎなおはなしです。

あなたは本の中の世界を旅しながら、いろいろな人や動物や妖精に出会い、彼らのおはなしを聞くことができます。

彼らのおはなしは、あなたに楽しみや驚きや感動を与えてくれると思います。あなたは本の中のおはなしを読んで、私に会いに来てくれますか?」


リリーは迷いました。ですが、本の中のおはなしに興味を持ったリリーはユリアに答えます。


「私は本の中のおはなしを読んで、あなたに会いに行きます。でも、本の中のおはなしはどうやって読むのですか」


ユリアは優しく教えてくれました。


「本の中のおはなしは、あなたが歩いていくと自然に現れます。あなたはおはなしの主人公になります。

そして、あなたがそのおはなしの結末を決めることができます。

是非、おはなしを楽しんでください。あなたが本の中のおはなしを全部読んだ先で、私はあなたを待っています。では、また会いましょう」


ユリアの声は消えて、リリーは一人になりました。


リリーは本の中のおはなしに向かって歩き始めました。


リリーは本の中のおはなしを読んで、ユリアに会いに行くことにしました。リリーは本の中のふしぎなふしぎなおはなしの旅に出かけます。リリーはどんなおはなしに出会うのでしょうか?


リリーはユリアに会えるのでしょうか?


リリーの冒険は始まったばかりです。

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