第24話 食事問題
「療養中、ご飯作ってくれないの!?」
と言われそうだけど、こればっかりはどうしようもなく。
まず第一に、私が食べられる量を彼が把握できていない。
第二に、何なら食べられるのかわからない。
と推測している。
なので、病中の自分の食事は自分で……のスタイルである。
ただいつもの風邪と違い、いくらアルコール消毒をしてからと言っても、調理器具使いたい放題、冷蔵庫と食材触りたい放題ともいかないので、必然的に米かオートミールの二択になる。
発症当時は頭痛がキツすぎて、お米にお湯かけて「ゆかり」トッピングで水分と塩分を摂っていた。
症状が落ち着いてきてから、ポリッジを作って食べる気力がでてきて、そこからは苦手な生食パン(いただきもの)を消費するためのパンプティング、卵おじやと進化してきた。しかし、卵と牛乳ばかりではそろそろ飽きる。お魚食べたい。
自分の夕食の支度をしていたら「これ食べていいからね」と、彼が3個入り1パックで売っているハンバーグを分けてくれた。
いきなりヘビーなの来たなって思ったけど、今夜の晩ごはんにしようかのぅ。
しかし、野菜がないのぅ……(冷蔵庫のサニーレタスと新玉ねぎどうなっただろう)
追記・回復後、常食に戻した際に生野菜を食べたら、案の定お腹を壊した。
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