第15話 いとまごい
俺達は結界が解けたことを報告する為に、歩きながら向かっていた。大通りに出ると、先程助けたリュックの男性に呼び止められる。
「娘も助けて頂いて、ありがとうございました。アナタのお陰で、熱も引いたみたいで」
「お兄ちゃん! ありがとう!」
「大丈夫そう?」
「うん!」
なんとも愛らしい返事で返す少女に、俺は少し頬が緩む。お店に避難していた住民は、バリアが解けた事により顔色も良くなっているのがわかる。
先程話した男性は考古学を専門に、様々な国を娘と一緒に渡り歩いているらしい。次に行く場所はアネクメらしく、現状危険な為、今行くのは控えるよう伝える。
そして再びお礼を言われ、少女に手を振られながら、その場を後にして城へと向かう。
謁見の間に到着すると、華の鉄格子の人達は師団長含め、リアム王と会談しているのが見える。
遠目から聞いた内容は、アンドさん達が巡回していた際にも他と接敵していたようだ。
俺は早速、リアム王に発生装置を破壊する事に成功した旨を報告する。それに加え、このオリバー皇国に間者がいる事をも含めて伝える。
「……そうか。であれば、国民への注意喚起と厳戒態勢をしかねばな」
リアム王は顎を擦りながら、眉間に皺を寄せる。もしかしたら、まだこの場に伏魔十二妖星の刺客が潜り込んでいる可能性が示唆される。
国民を第一に考える彼なら、当然だろう。
そしてリアム王は、転生者に関して新たな見解を述べた。
「デューネ帝国に、召喚の儀を執り行うのを取り下げるように文と使者を送ろうと思う。道中このような事態であれば、何が起こるか分からん。そこで君には、護衛任務として彼をデューネ帝国まで送り届けてほしい」
「分かりました」
以前も俺が行くと明言されてしまった為、断る事は出来ない。俺は二つ返事で応え、護衛任務と発生装置の破壊を承諾する。
だが、自分の中でも懸念点はある。先程戦った、パラディースとの戦闘で大きな差がある事。
俺の仲間は強いが、また同等の相手と戦闘になれば、確実に殺られる。今回はヴィリーさんに助けられたからいいものの、同じ展開を迎えれば殺されるのは明白だ。
俺が考えていると、何故かホテプが自分の手を握る。
『私が護るから……安心して』
彼女は真っ直ぐな瞳で見つめ、先程よりも強く握る。俺はその言葉を信じ、強く彼女の手を握り返す。
この仲間なら、きっと大丈夫だと確信できる。何度も修羅場は潜ったつもりだ。
そう自分に言い聞かせ、護衛任務を引き受ける決意を固める。
俺はホテプと話している最中、忘れそうだったが先程あった偵察兵に化けている敵が潜んでいる事を明かす。
リアム王は頷きながら、それについても対策を示唆して行動すると答えた。
全員疲れている事もあり、各自解散となった。俺達が出ていこうとすると、スザクさんに呼び止められる。
「ケイア殿っ……これをお持ちください」
「これは?」
「その袋に、災いを退ける石が入っています。もし何かあれば、何でもいいので心の中で叫んでください。拙者、直ぐに駆け付けますので……」
「ありがとうございます」
彼女は少し涙目になりながら、こちらを見つめる。
何もないとは思うが、備える事は大事だ。俺はそれを大切に保管し、謁見の間を出ると日が傾き始めていた。
デューネ帝国に向かうのは明日の早朝に決め、俺達は三姉妹で一泊する事を決める。三姉妹に着くと、ワーさんが出迎えてくれる。
『ケイアさん! 今日もお泊まりですか~?』
「はい、お願いします。明日にはアネクメに向かうんですけど……」
『大変な時に、大丈夫ですか? さっきも、あんな事があったばかりなのに~……』
「全然平気です! 帰ってきたら、また泊めて下さい」
俺がそう言うと、彼女は優しく微笑み返してくれる。料理は出来ているみたいで、温かい内にその場で食べた。
食事が終わり、いつもの部屋に案内されながら荷物を置く。
俺はベッドに座って、パラディ―スの事を考えていた。何故あそこまで聖書に固執していたのか。何故人間を模したモンスターの姿をしていたのか。
どことなく、人間のような気がしてならない。
俺が寝転びながら考えていると、ホテプが急に抱き着いてきた。
「ど、どうかした……?」
『いや……何となく。こうしたかったから』
ホテプはその後は何も言わず、強く抱き締めてきた。顔を見ると少し俯きながら、唇を噛んでいるように見える。
どこか物悲しく、何かを悟っているようにも感じた。
俺もそれを感じ取り、気の利いた事を話そうとする。すると――。
『どうだ~……アタシの強さ……ん~……』
ツバキが何かと戦いながら寝言を言っている。もう寝たのかと思い、肩を落とす。
俺は少し散歩しようとホテプに提案し、外に出る。外にいるメニカに止められるが、直ぐ戻るように伝える。
取り敢えず、中央通りの噴水まで二人で歩き出す。その間も、ホテプは物思いに耽っているように感じる。
何を喋ろうにも、原因が分からない為、無言のまま噴水に着く。辺りは暗くなり始めた為、人も疎らだ。
後は今日の出来事も考えれば、外で出歩くのは控える人もいるだろう。
周りを見渡していると、ホテプは小走りで噴水の貯水を眺める。俺も横に並び、ホテプが水を掬い上げる姿を眺める。
すると、ホテプはゆっくり口を開く。
『主……。決められた運命に抗うには、どうしたらいいと思う?』
「えっと……内容にもよるけど、自分を貫くか、従うしかないか、だと思う……」
『私……あのアルゲに言われるまで、自分が何者か分からなかった。今も分からないけど、断片的に記憶にあるのは……私には色んな仲間がいた事、自分の能力を認知している事。それから何だか、私の周りに魂が揺らいで見えるような感じがする……。そいつらに何となく、デューネ帝国に行くなって言われてるように感じるの』
「どういうこと?」
俺は聞き返すが、またホテプの表情が曇り始める。
沈黙の時間が流れ、お互い立ち尽くしたまま。そして、ホテプは重い口を開く。
『体の奥で、何かが叫ぶの。あそこに行けば、死ぬぞって……』
「え……」
俺はその言葉に、何を返せばいいのか迷った。
ホテプが死ぬ。
そんな事、信じたくは無いが軽はずみに言う言葉ではない。何かホテプの中で確信があるから、それを口にしたのだろう。
ホテプは続けて喋り出す。
『でも、目的は果たさないと。こんな占いみたいな予感で、中止するのは――』
「でもっ……行かない選択も――」
『大丈夫……私は主の使い魔だもの。それに、言ったら何だか気が紛れた。聞いてくれて、ありがとう……主』
ホテプは作ったような笑顔を向け、俺の心はその姿に締め付けられた。
その後は会話も無く、宿へ戻る。元気がない事を察して、メニカが声を掛けてきた。
『アノ、マスター。先程ト変ワッテ、活力ガ無イヨウニ見受ケラレルノデスガ……』
「うん……大丈夫」
『ソウ、デスカ……』
俺とホテプは床に就き、その時の会話を思い返していた。ホテプが最初に言っていた、決められた運命。
ホテプは悲観的に捉えていたが、俺は導かれる運命を変えてやろうと考えた。何が何でも、その運命に抗う。
俺はそう決意しながら眠りに就き、久しぶりに夢を見た。
「見つけたっ! いやぁ、良かった……」
「お父さん、この人眠ってるの?」
誰の視点なのか、分からない。今目の前にいるのは、太陽の逆光で分からないが親子二人なのは間違いない。
抱きかかえられ、水を飲む。
そして、抱えられている人の感情が俺に流れ込んでくる。
よかった。これで、戦える。
そんな感情が流れ込み、嬉しさが込み上げてくる。不思議と俺も嫌な気持ちは無く、珍しい夢を見ることが出来た。
そして目が覚め、デューネ帝国に向かう日が訪れた。
目覚めはとてもよく、今なら何でも出来そうな気持ちだ。背伸びをしていると、ワーウルフのハウさんが朝食の準備が出来た事を告げる。
俺は扉越しに返事をして、ツバキとホテプを起こす。
美味しい朝食を食べ、支度をして外に出るとスザクさんとデモンさんとヴィリーさんが出迎えてくれた。
各々、体の調子を気遣ってくれて、俺は問題ないと答える。そしてスザクさんがデューネ帝国に書状を渡す、使者を紹介してくれた。
その使者の男性は、ローブを靡かせながらお辞儀をする。俺は軽く会釈をして、自己紹介をする。彼はディプロマート・アデナウアーといい、エルフで外交官的な役割を担っている。
自己紹介も済み、別れようとするとスザクさんに呼び止められる。
「ケイア殿……ご武運を」
俺は頷きながら返し、デューネ帝国に向かった。
移動はケンタウロスのお兄さんを頼って馬車に乗ろうと思ったが、メニカの移動の方が速い為、空中移動する事に決める。
ディプロマートさんに、空中での移動は大丈夫か聞く。
「大丈夫です。あと、名前が長いのでディプでいいですよ」
ディプさんの了承も得て、メニカに飛びつくように指示する。流石に四人乗ると窮屈だが、何とかなる。
そしてメニカは機構を変え、先ずはアネクメを目指す。
『アクセルモードニ移行、目的地ハアネクメニ設定。シッカリ捕マッテクダサイ』
「ぅぅうわああぁぁああっ!?」
上昇すると、ディプさんは思いの外早かったのか、終始奇声を上げながら飛ばされる事になった。
暫く軌道に乗り、落ち着いてきたのか、ディプさんは興味深そうに上空から景色を眺めている。俺は移動しながらある事を思いつき、ディプさんは元々どこに住んでいるのか聞いてみた。
「私はバアムクライヒの手前にある、エルフの大森林で生まれました。私達は弓と魔術に心得があり、それを駆使して森を守っています」
「もう一つ聞きたいんですけど、エルフリーデさんもそこの出身なんですか?」
「えぇ、そこの王族出身ですから。まぁ、色々あって帰れていないと聞きますが……」
エルフリーデさんが王族出身なのが驚きだ。これ以上聞くのは良くないと思い、いったん話を切り上げて周りを見渡す。
すると、徐々に森が消え始めて砂漠が広がる。すると、ホテプからアネクメの神殿を一目見たいと申し出てきた。一旦休憩を取り、砂漠からは歩く事にした。
相変わらず、砂の照り返しが暑い。
地平線が続く大地でも、風が無い為、一際暑く感じる。一先ず歩き、神殿を目指す事にした。
暫く歩くと、暑さによるストレスが溜まったのか、ツバキがホテプを問い詰める。
『神殿を見たのは分かるけど……ここから歩かなくたっていいだろ』
『必要だから歩いてる。少しは小さい脳みそで考えて』
『もう一遍言ってみろっ!!』
「まぁまぁ……」
また二人が喧嘩した為、俺は仲裁に入る。何でこの二人はいつも仲が悪いのか、よく分からない。
余計に疲れたのか、ツバキは怒りを収めて小言を言いながら不貞腐れる。
歩き続けて、ようやく神殿が見えてきた。効果があったのか、以前近辺に生息していたウンゲワームの姿は見えない。
討伐した効果が表れている。
神殿は相変わらず朽ち果て、人の出入りの痕跡が見当たらない。好んで立ち入る者は、余程の好き者だけだろう。
目の前まで来ると、ホテプは神殿を見上げて動かなくなった。何をするでもなく、ただ眺めているだけ。
昨夜言っていた事に、何か関連しているのかもしれない。俺はそう思いながら、ホテプの気の済むまで時間を与える。
その光景を黙って見ていたツバキが痺れを切らしたのか、声を掛ける。
『おい! さっさと行くぞ!』
『今行くから、待っ――』
『昨日振りですね、クレオ・フィロ・ホテプさん?』
ホテプが引き返そうと声を掛けた瞬間、上空から声が聞こえる。見上げると、そこにはアルゲがいる。
何故ここに居るのかは分からないが、その横に知らない人物が二人いる。
一人は黄色い瞳に、両手に斧を持った全身黒のミノタウロス。
二人目はブロンド髪の普通の女性に見えるが、ハープのような楽器を持って背中に四枚の羽を生やした天使。
ただならぬ気配を感じながら、三人はゆっくり降りてくる。アルゲは一礼すると、二人の名前を言い始めた。
『改めてお二人の自己紹介を。この牛頭が、アルデ。こちらの天使がスピカ。皆様と御会い出来て、恐悦です』
『何で、ここにいるの……』
ホテプが返答すると、含み笑いを浮かべながら答える。
『御主がどうしても欲しい物があると言い、神殿の中にある時計のペンダントを探して参りました』
『もしかして……』
『あぁ、それです。今アナタが首に下げている時計……頂きたいのですが、よろしいでしょうか?』
『……』
『そうですか……。それでは、死んでください』
その一瞬で、ホテプの目の前にアルデが飛び込み、斧を横から斬りつけようとする。不意の攻撃に出遅れたホテプは、避ける事が出来ない。
「ホテプッ!?」
『アクセルモードッ!!』
間一髪でメニカが間に入り、アルデの攻撃を防いだ。だが、アルデの力は凄まじく、メニカを斧で押し返している。
ツバキが透かさず蹴りを入れ、動きを止めようとするがアルデは後ろに避ける。
後ろで待機していたスピカがハープを鳴らしながら唱える。
『
「がっ……頭がっ……!」
頭が割れる程の痛みが、俺の全身を駆け巡る。その場に立っていられない程の痛みが貫通し、その苦痛を紛らわす為に何処かに頭を打ち付けたくなる。
それに、この魔法は以前戦ったパラディ―スの攻撃に似ている。
ダメだ、何も考えられない。別の痛みで紛らわしたい。
『ケイアッ!? ケイアッ!?』
ツバキが俺の背中を擦る。名前を呼ぶ声は聞こえるが、頭痛で掻き消える。
『神の御前に自然の恵みと口づけを。玉響の福音』
「はぁ……はぁ……。ありがとう、ホテプ」
『何だ……もう終わり?』
ホテプの回復のお陰で、何とか意識が戻る。そして俺達を尻目に、スピカは嘲笑する。そんな事はお構いなしに、ツバキは俺を起こす。そこにアルゲは狙いを定め、爪を長く変形させる。
『迂闊な行動は、命がいくつあっても足りませんよっ!』
『うるせえぇぇっ!』
ツバキは鉤爪をジャンプで躱し、その勢いのままアルゲの顎を蹴り上げる。一瞬怯んだが、アルゲは構わず何度も切り裂いてくる。
『アナタの蹴り程度では、幾ら当たっても痛くありませんよっ!』
『くっ……』
ツバキは上手く避けているが、アルゲの手数が多い為、反撃することが出来ない。そして徐々に、先端の鉤爪がツバキに掠り始め、切り傷が出来る。
それを援護しようと、メニカが割って入ろうとするが、アルデが斧で邪魔をしてくる。ホテプも援護しようとするが、スピカのハープの魔法に苦戦している。
俺も何とかしようと動こうとするのだが、脚が動かない。
必死に動かしても、石のように動こうとしない。痺れている訳でもなく、ただ立ち上がることが出来ない。
それとも、本能的に拒絶しているのか。次に行動を移せば、死ぬ可能性を予感しているのか。
それを自覚し始めた瞬間、俺は怖くなった。
何がこの仲間なら、きっと大丈夫だ。何が導かれる運命を変えてやろうだ。そんな力も無い、ただの子供に何が出来る。
俺は徐々に罪悪感と自己嫌悪に苛まれ、劣等感に押し潰されそうだった。
俺が項垂れていると、戦闘は激化していき、音が徐々に近付いてくる。そして、目の前までアルゲが迫ってきた。
『人間はいつでも、死に際に自分と他人に後悔を示します。アナタも同じように悔やみながら、あの世に逝きなさいっ!
アルゲの手から放たれた炎が、眼前に広がる。仲間の声が聞こえるが、どれもゆっくり聞こえる。
俺は死ぬのか、何も出来ないまま。親を殺したドラゴンにも出会えないまま、死ぬのか。
まだ、死にたくない。母さんとイアの仇を討つまでは……。
助けてっ……。
暫くの時間が経ち、皇国の巡回をデモンとしている時だった。
拙者の髪を結っている紐が、何の変哲もなく解れた。嫌な予感と共に、恐ろしい程の寒気がする。
『どないしたん、副隊長?』
これはケイア殿に、何か異変があったと確信する。直ぐに拙者は、何も考えずにデューネ帝国方面を目指した。
『デモンッ! 拙者に付いて来なさい! ケイア殿が危険です!』
『はぁ!? 何やねん急に……』
ケイア殿、無事でいて下さい。
目を瞑って数秒程が経つが、熱くない。とっくに炎に包まれて、炭になってる頃だと思ったが、何かが俺を光で包んでいる。
それは、あの時メタルヴェルクで貰った鉱石が懐で光っている。
ただ体は無事だが、ベーアさんに作ってもらったウンゲワームの装備は燃えていた。それでも命があるだけマシだ。
俺が安心していると、アルゲはその光に驚いている。
『何ですか、その光は……。忌々しい……もう一度消し炭になりなさいっ!
今度は蒼い炎を手から生み出し、同じように迫ってくる。自分に言い聞かせながら脚を動かし、蒼い炎から逃れようとした。
だが、尋常じゃない大きさから逃れる事は出来ず、諦めかける。
『主……。今なら逃げられるから、早くっ……!』
「でもっ……ホテプがっ……!」
『私なら大丈夫。だから、離れてっ……!』
この光景は、毎日見る夢に酷似している。霞んだ彼女の後ろ姿、守られているこの光景。
何度も見たからからこそ分かる。この後、彼女がどうなるのか。
『もう、守り切れないっ……。くっ……!』
「うわっ!?」
衣服を掴まれ、無理矢理その場から引き剥がされる。飛ばされて直ぐに顔を上げ、彼女の姿を捉えようとした。
その瞬間、彼女は自分の方を見て、にこやかに笑っている。俺が装備として与えたベールが風で飛ばされ、そして彼女は笑顔で答える。
『主……見付けてくれて、ありが――』
蒼い炎はホテプを飲み込み、そこには跡形もなく砂の大地が広がる。大事な仲間を失った悲しみで、感情がコントロールできなくなり、その場で咽び泣く。
ホテプが居なくなったことで、俺は。
ただ、泣く事しか出来なかった。
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