応援コメント

第95話 明日へ」への応援コメント

  • 遅ればせながら、完結おめでとうございます。
    絵描きと魔法使いという立場の違いを超えて紡がれた、二人の関係の物語、心が温められる思いでした。
    また、ウーファイアことマリの心情を思いやると、切なくもなりました。
    思い上がった魔法使い達と、「ウーファイア」に依存して頼り切る人間たちの狭間で自分なりの道を貫くのは、とても苦しくつらかったのではないかと思います。
    処分しきれなかった道具がこれ以上害をなさないようにクモイやシルヴィスたちそしてリシュールが努力しているのを知ったら、きっと嬉しく思うことでしょう。

    心温まるお話、有難うございました。

    作者からの返信

     花時雨さん、コメントありがとうございます。
     お祝いの言葉もいただきまして恐縮です。

     リシュールとクモイの物語で「心が温められた」と言っていただき、とても嬉しいです!

     >また、ウーファイアことマリの心情を思いやると、切なくもなりました。
     花時雨さんは「ウーファイア」に関する他の物語も追ってきてくださっているので、なおのこと彼女の気持ちを考えてくださったのかなと思い、じーんと心が温かくなりました。

     >思い上がった魔法使い達と、「ウーファイア」に依存して頼り切る人間たちの狭間で自分なりの道を貫くのは~
    「ウーファイア」に対しそんな風に思ってくださり、とても有難いです。クモイや、仲間であったシルヴィスに対して冷酷な態度を取ってきた彼女ですが、葛藤があったはず……。その心情を察し、寄り添ってくださる優しい言葉は、色んなものを抱えた彼女の心に沁みるのではないかなと思いました。

     そうですね。残された魔法道具に対して、彼らが向き合っていることを知ったら、おっしゃるようにマリは喜ぶのではないかと思います。

     こちらこそ、毎日読んでくださっていたのが励みになりました。
     素敵な感想に、温かな評価もいただきまして、ありがとうございます!

  • 遅くなりましたが、完結おめでとうございます!

    前話のリシュールとクモイを見て、ちょっと泣きそうになってしまいました(´∀`)

    >何で、一人になろうとするの? どうして僕を一人にしようとするの?
    シルヴィスもですけど、リシュ、よく言ってくれた! 読んでてクモイが思い詰めすぎに見えていたので、これくらいはっきり言わないとわからんよなあ、と^^;

    彩霞様がこの作品にどのような思いやメッセージを込めたのか、違っていたら申し訳ないんですが、僕は「隣人を大事に。誠実に生きろ」というメッセージを受け取りました。
    あ、僕が勝手に受け取っただけですので^^;

    多感な小学生から擦れきった大人まで読んでほしい一作ですね。

    改めて、完結、お疲れ様でした!

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントをありがとうございます。

     >前話のリシュールとクモイを見て、ちょっと泣きそうになってしまいました(´∀`)
     わ~! 本当ですか!
     感情移入してくださって嬉しいです~!(*´˘`*)

     リシュールとシルヴィスをお褒めいただき、光栄です!
     リシュールに関しては、吾妻さん同様、私もよく言ったなと思います。

     >読んでてクモイが思い詰めすぎに見えていたので、これくらいはっきり言わないとわからんよなあ、と^^;
     クモイの心情も読み取ってくださって嬉しいです!
     彼、思い詰めていましたよね。
     ちょっとやそっとの言葉では、多分動かなかっただろうなと思うと、リシュールのあの問いはクモイにとって重要な一言でしたね。

     >僕は「隣人を大事に。誠実に生きろ」というメッセージを受け取りました。
     >あ、僕が勝手に受け取っただけですので^^;
     そのように受け取ってもらえてとても嬉しいです。
     吾妻さんが受け取ってくださったものも、物語の一部分として混ざっています。
     人によって様々に受け取ってもらえたらいいなと思って、物語を紡いでいるので、読む方によってどこを捉えるかによって解釈が変わりますし、もしかすると読んだ時期によっても捉え方が変わるかもしれません。
     そのため、吾妻さんが受け取ってくださったものも、一つです!
     この物語をどのように捉えてくださったのか、お聞きできて、贈り物をいただいたように心がじんわりと温かくなりました(*´ `)

     >多感な小学生から擦れきった大人まで読んでほしい一作ですね。
    「擦れ切った大人」(笑)
     でも、そう言ってもらえて有難いです。
     何というか、子どもから大人まで楽しめる、児童文学のようなファンタジーになればいいなと思っていたので、光栄に思います!

     こちらこそ長いお話を最後までお読みくださり、労いの言葉までいただき恐縮です。ありがとうございました!

    編集済
  • クモイの使っていたお金の出所…
    そうだったのか!と、嬉しくなりました。

    独りぼっちだったリシュール。
    幸せに背を向けていたクモイ。
    絵のために家族を失ったリヒテル。

    それぞれの出会いは、
    何かに導かれていたような気がします。
    善良であれば。努力し続ければ。
    人を大切にできれば。
    いつか報われるんじゃないか、と。

    絵画の持つ魅力と伝える力も
    素敵に思えました。
    温かくて優しい。
    素敵な魔法ファンタジーでした。
    良いものを読ませていただきました。

    作者からの返信

     瑞崎はる(三寿木 春)さん、コメントありがとうございます。

     >クモイの使っていたお金の出所…そうだったのか!と、嬉しくなりました。
     本当ですか!
     以前瑞崎さんからいただいたコメントの中に、クモイのお金の出所について書いてくださいましたよね。
     あのときから理由を言いたかったのですが、ようやく物語で開示できました(笑) 喜んでいただけて、よかったです!

     リシュール、クモイ、リヒテルのそれぞれについて、まとめてくださったのを拝読し、確かにその通りだなと、しみじみ思いました。

     >それぞれの出会いは、何かに導かれていたような気がします。
     そうですね。「独りぼっちだったリシュール」は、クモイが来たことで、一人ではなくなりましたし、「幸せに背を向けていたクモイ」は、リシュールと出会ったことで向き合うことができましたよね。
    「絵のために家族を失ったリヒテル」は、最後は絵の繋がりでリシュールと再会できたところをみると、確かに、そうかもしれないなと思いました。

     >善良であれば。努力し続ければ。人を大切にできれば。いつか報われるんじゃないか、と。
     このコメントを拝読して、この物語から伝わってくるものを瑞崎さんがしっかりと受け取ってくださったのを感じました。
     世の中、そんな簡単ではないという方もいるとは思うのですが、瑞崎さんが書いてくださったように、少しでもそう思ってもらえたらいいなと思います。

     >絵画の持つ魅力と伝える力も素敵に思えました。
     そう言ってくださり、嬉しいです!
     こちらこそ、瑞崎さんの柔らかな温かさをもったコメントに励まされていました。ありがとうございます!

     最後までお読みくださり、楽しんでいただいたようで嬉しいです。
     そして、素敵なレビューを書いてくださり、温かな気持ちになりました。ありがとうございます!

  • 完結おめでとうございます!
    不思議なマントをきっかけに広がったリシュールの世界。
    魔法使いたちの不穏な過去が見え隠れし、人間関係が深まるにつれ離別の苦しみも予感しながら、最後にはリシュールの原点とも言うべき父親との関係にスポットが当てられる……
    良質な児童文学に多数触れていた子供時代を思い出し、童心に帰って楽しむことができました!

    クモイとシルヴィス、二人の善き友人を得て、これからのリシュールの未来は、きっと絵本の表紙に描いた空のように美しく広がっていますね♪

    心温まる素敵な物語を読ませていただき、ありがとうございました(*^-^*)

    作者からの返信

     こよみさん、コメントありがとうございます。

     完結のお祝いの言葉をくださり感謝です!
     また、この作品を素敵にまとめていただいて、嬉しく思います。

     >良質な児童文学に多数触れていた子供時代を思い出し、童心に帰って楽しむことができました!
     子ども時代に沢山の児童文学をお読みになっているこよみさんに、童心に帰って楽しんでいただけたとのことで、感無量です……!✨

     >クモイとシルヴィス、二人の善き友人を得て、これからのリシュールの未来は、きっと絵本の表紙に描いた空のように美しく広がっていますね♪
     リシュールの絵になぞらえて、三人の行く末を素敵に表現してくださるとは、粋な計らいをありがとうございます(*´ `)
     そうですね、きっとそうなんじゃないかなと思います。

     こちらこそ、長いお話を最後まで追いかけてくださり、ありがとうございました!

  • 品の良いテキストって、こういう文章のことをいうのだろうなと思わされる素敵な作品でした。
    リシュの描いた絵を読者は直接見ることはできないけれど、ラストに至るまでのあらゆる言葉に宿る空気が、絵の持つ雰囲気を教えてくれるように思いました。優しくて、でも涙色の透明感もあって、あたたかな余韻の残るお話でした。

    作者からの返信

     ゴオルドさん、コメントありがとうございます。

     まず、文章のほうをお褒めいただき恐縮です……!
     色々考えながら書いていたので、その部分を見てくださったことに歓喜しました。また、いつも素敵なエッセイをかいていらっしゃるゴオルドさんに、そのように言っていただいて、とても嬉しく思います!

     >リシュの描いた絵を読者は直接見ることはできないけれど、~
     見ることができない分、文章や様々な場面から、絵の雰囲気を捉えてくださったとのこと。物語を通して読み手の方に想像してもらえるのも醍醐味だと思うので、物語からその雰囲気を感じ取っていただけて嬉しいです。

     >優しくて、でも涙色の透明感もあって、あたたかな余韻の残るお話でした。
    「涙色の透明感」!
     なんて素敵な言葉でしょう。
     こんな風に表現していただいて有難いですし、作品の中にある優しさやあたたかさを感じてもらえたのであれば、よかったなと思います。  

     最後までお読みくださり、また温かな評価もしてくださって励みになりました。ありがとうございます!