第26話 転生前の前世の話って、要らなくないです?

 今日も参照目的でちょこちょことね、悪役令嬢を読んでいたんです。場所を替えてアルファポリスまで遠征。ブームの最盛期は二年ほど前だったんですねぇ。


 しかも、今のWeb小説のヒット作って、発表してすぐバズるんじゃなく、ある程度連載が続いて半年なり一年なり過ぎた後で、急に火がつくってことが多くなってきているんだという感じがしました。連載開始時期が一年二年前って作品がトップ陣には多いんですよね。


 昔は…、ここカクヨムが出来たばかりの頃とかの話ですけど、その当時だと割と連載開始直後でバズって日間を駆け上がり、総合ランキングとかに載ってくるってイメージだったんですけどねぇ。


 たぶん、今は本当に支持が続いている作品だけが上がっていく感じなんでしょうね。最初の1ページ目のブラバ率は大した影響がないけど、途中の離脱率の方はかなりのダメージに繋がるというところでしょうか。


 とにかく掴んだファンは放したらいけない、という感じではないかなと。



 それはそれで置いておくとして、最初の1ページ目というので気になったことがありまして、これも何と言うか書き手側の思い込みと言いますか、セオリーだからという理由で不要なシーンを削れていない作品が多いなとも感じました。


 転生モノだから、前世がどういう生活だったか書かないといけない、みたいな呪縛に掛かってる作者さん、多くないですか?


 でも本番は転生した先からじゃないですか、前世のシーンなんか読者だって箇条書きくらいの説明があれば満足すると思うんだけども。別にそれが書いてて楽しいって風にも感じなかったんで、楽しくもないなら書かなくていいんじゃ?とか思ったりしてましたね。


 読者が読んで楽しい部分と作者が書いて楽しい部分が重なってるトコは問題なく書いちゃえばいいんですけども、これが作者は楽しく書いてるんだけど読者はたぶん読んでも面白くないだろな、というトコに関しては、どうなんでしょね?


 私は今回の作品については、自分を優先すると決めて書いてますが。



 自分が後で読み返して楽しい作品書いてますんで!(開き直り)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る