第6話 日刊ランキング11月26日の傾向
日間ランキングを上から眺めていました。「悪役令嬢」派生で悪役に転生ってのが流行りの一角に確実にあるようで、あと、配信者のバリエーションが増えていました。それと日間一位から百位までざーっくりと流し見てきたけども、女性主人公モノ自体が二作品しかありませんでした。
カクヨムだからですかね。確かYouTubeで作家先生が自チャンネルで、なろうが女性向け恋愛モノ短編に制圧されて、多くの男性向け作者がカクヨムなどに流れただとかの話を聞いてはいたんですけど、その影響ですかね。
だけどその話もちょっとカラクリというか、なろうさんが異世界ナーロッパ系を専門のトコ作って隔離したらしいんですよね、実際としては。そしたら今まで蓋をされていて出てこれなかった一番新しいトコの潮流が噴き出しちゃって、これが多様性ありすぎたんですかね、横並びになっちゃったかしてポイント取りやすい短編が一番有利っていう環境になっちゃったんだろうなぁ、と予測しています。
主流の客層と書き手とを取り除いたら、その下は日の目を見なくて低ポイントに甘んじていた層ですよ。それが横並びに表出しただけだったというのは何と言うか皮肉だなと思いますけど。団塊の世代が一斉にリタイアを迎える時期を指して2007年問題とか言われていたのを思い出しますね。次は団塊ジュニアの2040でしたっけ?
それにしても女性向け弱いなぁ、という感想。どうなってんでしょうね、ほんと。カクヨムコンテストで異世界ファンタジーをやるなら、やはり男主人公でないと不利なのかなぁ、とか思います。
テレビとかじゃ女性主人公のドラマもそれなり多いのにねぇ……。
異世界モノ自体が総合的に見ても売り上げを落としているという話も耳にするんで、どう読むべきなんでしょうね、これ。受賞とかは考えていないんでアレなんですけど、各編集部的にはその辺り百も承知だろうから、スジ運びが面白くて男女どっちでも成り立つ話となれば逆に男主人公でやる方が不利になるんじゃないかとかは思うんですけどねぇ。読者PV狙いとで乖離するかもですね、この点は。カクヨムの異世界ファンタジーは男性向けが圧倒的に有利、と言ってしまって差し支えなさそうでしたけど。
どうしたものか、まだ決めあぐねています。主人公、どちらにするか……。
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