第11話これが修羅場って奴か2
今、俺の目の前で起きている。この現状が、修羅場って奴なのか。
幼馴染の富田藍と後輩の西川梨亜が、対立している。
「私、正夜の事。諦めてないから」「私は、富田先輩よりも
京谷先輩の事が好きですから」まさか、自分の人生で
好意を持つ。二人の魅力的な女性たちに、自分の事で
争うなんて。俺は、この状況をまるで、恋愛ドラマの
二人のヒロインが、主人公を狙って対峙していた。
あの光景が、行われっているとは。この状況を楽しんで
いる。俺は、バカだと思う。実際は、こんな状況を楽しむ。
バカはいないから。藍と梨亜は、互いの顔を見つめながら。
二人の間で行われている。宣戦布告を交わし。俺に話かける。
「じゃあ、正夜。また、明日学校でね♡」「京谷先輩。今度は
ゆっくり。二人だけの時間をすごしましょね♡」見えない。
鋭い矢が、俺のハートを突き刺す。これは、女王バチの
猛威を感じる。鋭い痛みを感じた。二人は、俺の元から
去るのを見つめながら。俺は、自分の胸右手で摩っていた。
「まさかの展開で、今日は疲れるなぁー」はぁーと思い溜息を
吐き出し。俺は、重たい。足を動かす。そこに、見知らない。
女性が立っていた。「えっ⁉」思わず。声が出てしまった。
この子は誰だろう?見る感じ。同い年ぐらいの子だなぁ。
黒髪のロングストレートに、明るい黒の瞳がどこか、妖艶さを
感じる。それに、この子が着ている。制服は、俺が通っている。
学校の女性制服だ。俺は、上から、下までをまじまじとなめるように。
見つめていた。そのせいなのか。「じろじろ見過ぎよ」と口を開いた。
俺は、彼女の言葉に反応して「あっ!ごめん・・・・・・と軽く謝った。
その瞬間。俺は、その子の顔を見つめていた。俺は心の中で(俺は、この子に
前にもどこかで会っている気がする・・・・・・)なぜか、そんな事を
思ってしまった。そんな事を思っている隙に、彼女が歩み寄る。そして
俺に近づき。俺の口めがけて・・・・・・キスをした。突然の事で
頭が真っ白になった。でも、この子のキスの味は、あの時味わった。
あの初めてのキスの蜜の味がした。続く
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