第6話藍の蜜

ドキドキが止まらない。部屋の暗闇が、落ち着かず。

目を天井を見つめながら。俺の隣で、スヤスヤと

寝っている。幼馴染の富田藍の寝顔が可愛いかった。

成長した。体で、一つのベットで、一緒に寝っている。

これは、まずい。非常に、まずい状態だ。俺は、顔を

ゆっくり動かして。寝っている。藍の顔を見る。

「はぁー何で、お前は、そんなに気持ちよさそうに

 寝れるんだよ」いくら、俺の初キスの相手を藍に

 教えってもらう。そう、思っていたけど。これは

 やっぱりまずい。小さい時は、セーフだけど。今は

 アウトだろ。アウトオブアウトだから。俺は、そっと

 体にかかってある。布団を剥がして。藍を起こさない

 ように。ゆっくりと、部屋を出よるとした。「さすがに

 これは、ダメだ。ごめん。俺は、藍の期待には応えられない。

 俺は、昔みたいな。関係でいたいから。だがら、ごめん」

俺が、部屋のドアノブを手で掴もうとした。次の瞬間。

その手に、藍の手が重なる。「どこ行くの?」「あぁ、藍。

えぇ~と~ですねぇートイレだ。トイレに行く所」実に

王道な嘘をつく。俺の顔を見つめ。藍が、一言。「正夜って

嘘つく時。目を一点に見つめながら。嘘をつくよねぇ」バレって

いた。俺の下手くそな嘘を言う。癖を藍は、知っている。

さすが、幼馴染。「はぁー」と息を吐き。俺は、藍に

本当の事を言う。「ごめん。やっぱ。俺、このまま。帰るから」

「何で?」「やっぱさぁ。おじさんもおばさんもいないのに。

 年頃の女子高生の部屋に。俺が、泊まるのはダメだろう。それに」

 「それに?」藍が、俺の顔を見つめる。俺の幼馴染って

 こんなに可愛いかったけ。そんな事を思い。俺は、藍の顔を

 見つめ。話し出す。「ごめん。俺は、藍とは幼馴染のままがいい」

 「正夜・・・・・・」「それに、俺は、初キスの相手を見つけない。

 いけないからさぁ」「私が、知ってるよ」「あぁ、だから。俺は、藍の

 命令を受けった。でも、やっぱ、これは・・・・・・」俺が、話しって

 いる。最中に、藍の口が、俺の口に近づき。本日、三回目の藍とのキスをした。

 そのキスは、本当に甘くて、ほんの少し。苦みを感じた。これが、藍の蜜の

 味なのか。そう思う。俺は、藍の顔を見ると、藍の目から、キレイな雫が

 零れていた。俺は、その涙を見ながら。俺の初キスの相手を探す為に。

 藍の部屋から出た。

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