第8話 見殺し

 新年は大変な幕開けになってしまったね。元旦から津波をともなうような大地震が発生。2日には空港での衝突炎上事故。ともに世界で大々的に報道されるレベルのものが連続で起こってしまった。そしてこの2つの事象は対照的かつ暗喩的。空港事故の方は、民間企業であるJALの迅速な判断と対応で乗客乗員が全員無事で奇跡的だと世界で称賛されてる。一方、能登大地震への国の対応は救出も救援も遅々として進まない。その中で助かる人が命を落としていく。いまこの瞬間にも。


 恐ろしいのは、指示系統のトップである内閣総理大臣が、この最中、1月5日に新年会をハシゴしてたという事だよ。常識で考えて、できるか?そんな事? 生き埋めになってる人、安否不明の人があふれてる中で新年会ハシゴだよ? 自民党の国民への姿勢をまざまざと見せてもらったよ。危機対応の能力の問題ではなく、姿勢。これだけの大地震だから救出救援がスムーズに行かないのはわかる。現場の人は命がけで頑張ってくれてる。その中で、国のトップが新年会ハシゴしてんだよ。日本は今、人の心を持ってない薄ら馬鹿がトップにいる事を多くの国民が認識したほうがいい。


 自分の住むところが何かの大災害に見舞われたとき、それを思い知らされる事になる。延々と書いてしまいそうだから、この辺で強制終了するわ。

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