密林配信プロダクション

密林配信ジャングルストリームプロダクション》

 通称、密林。


 VTuber業界大手の一角を担うタレント事務所だ。

 密林は総勢50名を超えるVTuberが在籍しており、規模感も知名度もFMKなんかとは比較にならないほどのデカい箱だ。

 そんな事務所に所属しているVからのコラボ要請が来るとは露ほども思ってなかったので、正直な話何かの手違いか詐欺か騙りだと疑ってかかっていたが、どうやらマジもんのマジのようだった。


「で、どうしたらいいと思う? 代表さん」


「うーん、そうだな……」


 まだまだ絶賛売り出し中の新人としては、大手Vの方からコラボに誘ってくれるのは正に濡れ手に粟、棚から牡丹餅のラッキーパンチだ。

 単純に多くの人に見てもらう良い機会になるだろうし、箱外のVと交流を持つことは今後の活動の幅を広げることにも繋がる。

 だがしかし、密林かぁ。


「イイ話なんじゃナイノカ? 何かマヨウ理由がアルネ?」


 勿体付けて考え込む俺に、V界隈の事情に疎いであろう蘭月が純粋な疑問をぶつけてきた。


「密林は最近あまり良い噂を聞かないんだよ」


 立場上、俺はあまり競合他社を表立って悪く言いたくないので、少しだけ言葉を選びながら説明する。


「所属Vがどんどん辞めていっていて、その理由の大半が事務所と揉めたからだと言われている」


「ホゥ、ソレは穏やかじゃナイネ」


「引退した中の人の暴露動画とかあったわよね。あたしもアレ見たけど大荒れしてて面白かったわ」


「他所の炎上を楽しむな」


 一鶴が言っている暴露動画は多分同じ奴を俺も見たことがある。

 やりたいことをやらせてもらえない。それどころか、やりたくないことを強制させられる。断れば運営に冷遇される。サポート体制が杜撰。スタッフが所属Vを軽く見ている。スタッフと連絡を取ろうとしても無視されることがしばしば。わけの分からない指示を出される。運営から陰湿なイジメ、嫌がらせを受けた。

 細かい部分はうろ覚えだが、暴露の内容はだいたいこんな感じの話だったと思う。


 上記の暴露を受けて、ネットでは当然のように密林運営は炎上。

 しかし密林側はその件についてはダンマリを決め込み、謝罪も釈明の言葉も一切ないまま不気味な沈黙を続けているのが現状だ。

 要するに現在進行形で森林火災は継続中なのである。


「ナルホドネ。つまりはソンナところのVTuberと関わると、コッチにまで飛び火スルカモってコトアルカ」


「まあそんな感じだな」


「私も同意見です」


 と、ここに来て話に絡んできたのは我らが敏腕事務員の七椿だ。

 毎度のことながら事務室で俺や一鶴が騒いでいても静かに仕事に集中し続けているので、七椿はある意味蘭月並みに気配を遮断していると言える。

 そんな七椿が話に加わってきたということは、仕事の手を止めて口出ししなければならないほど、この一件が重いということを意味している。

 自然と事務所内の空気が引き締まった、気がした。


「リスクヘッジの観点から言って、今の密林プロと接点を持つのは得策とは言えません。コラボするとしても、せめて騒動が沈静化してからにすべきかと」


「フム、つまりボスとオネーサンは、ドッチかとイウト反対ということアルネ」


「そうなるな。だけど、」


 だけど、と言って俺は一鶴の方を見た。


「最終的に決めるのは金廻小槌本人だ。事務所としては所属するライバーの活動に過度な口出しはしたくないし、可能な限りやりたいことを実現してやれるよう手助けしたいと思っている」


「えっ、じゃあもっとギャンブルやらせてよ」


「なんで借金してる身分でそんなこと言えるんだ?」


 それはそれ、これはこれである。


「話が脱線する前に修正するけど、一鶴はどうしたいんだ?」


 問うと、一鶴は胸元の高さでグッとスマホを握り締めながら、悩み1つなさそうな顔で宣言した。


「コラボ上等! やってやろうじゃないの!」


 妙に生き生きとした表情をした一鶴は、箱外コラボへの前向きな姿勢を見せる。


「虎穴に入らずんば虎子を得ず、枝先に行かねば熟柿は食えぬ、危ない橋は一度は渡れ――大きなリスクには大きなメリットが付き物よ。だったら博徒として退くわけにはいかないわ」


 一鶴にとってはこれもギャンブルみたいなものってことか。

 やりたいのなら止めはしないけど、大丈夫かな……コラボ相手が。


「一鶴って人間を知らずにコラボを申し込んだんだとしたら、相手が不憫でならないな」


「カカカっ、マッタクモッテその通りネ!」


「またあたしの悪口で盛り上がってるよ。ここの運営スタッフも大概性格悪いんですけどー?」


 密林配信の話が出た後で、運営の体質に突っ込まれると少し複雑な気持ちにならなくもない。

 確かに最近は一鶴を弄りすぎていた気もするので、多少は優しくしてやった方が良いかも知れない。

 蘭月がマネージャーになったことで厳しさが増したから、俺が優しくなってバランスを取ってやらないとな。

 どんな業界でも飴と鞭は大事だ。


「――コラボするのは構わないが、そういや一鶴にDMを送って来たこの……あー……」


楼龍ろうりゅ 兎斗乃依ととのいね」


「その楼龍が、普段どんな配信をしてるVTuberなのか知ってるのか?」


 ちなみに俺は知らない。

 大手のVTuberと言っても万人に顔を覚えられているわけではない。

 50人を超える大所帯ともなれば尚更だ。

 そもそも俺は密林配信のV自体あまり見たことがないし。


「あたしも知らないわね。まあ、知らなくても問題ないわよ。これから知れば良いんだから」


 良い事言った空気を出しながら、一鶴が事務室のPCを勝手に起動する。

 どうやら今から楼龍について調べるつもりのようだ。


 ■


 Totonoi Ch.楼龍兎斗乃依 チャンネル登録者数36.9万人


「へー、流石大手Vなだけあって登録者数も多いわね」


 楼龍の登録者数を見た一鶴が感心したような呟きを漏らす。

 金廻小槌ch.の登録者数は現在8.5万人。4倍以上もある。


「登録者37万近くあっても密林の中では真ん中よりちょい上くらいの登録者数か」


「ホゥ、サスガ大手というダケのコトはアルネ。トーロクシャ数が戦闘力ダッタラ、イヅルはボコボコヨ」


「スーパー一鶴ちゃんの方が強いからセーフよ」


 なんの話だ。

 それはそうと炎上してるとはいえ、やはりV業界を支える柱の一本なだけあって密林配信の人気は相当なもんだな。

 燃えてさえいなければ喜んでコラボさせて頂きたいくらいの実力差がある。

 救いがあるとすれば、炎上してるのはあくまでも密林運営であって楼龍自身ではないことだが、それでも悪い意味で話題になっている事実だけは覆せない。

 万全を期すならやはり七椿が言ったように、事態が鎮静化するまで密林と関わるのは控えるべきなのだろう。

 火中のクリに目が眩んだ結果、大火傷をしては話にならないのだから。


 尤も、一鶴が既にやる気になってしまっている以上、FMK運営としては応援するしかないのだけれど。

 さっきも言ったが、所属ライバーがやりたいことは出来る限りサポートしてやりたいからな。

 ギャンブルはダメだが。


「で、楼龍は普段どんな配信をしてるんだ?」


「最近は3D配信をよくやってるみたいね」


「3Dモデルがあるのか」


「うん、ほら」


 楼龍のチャンネルには、桃色の髪と瞳、そして頭にウサミミを生やした女の子のサムネがずらりと並んでいた。

 最新のものはほとんどが3Dのガワを使った配信となっているようだ。

 そんなことよりも気になることがある。


「なんでバスタオル姿なんだ……?」


 サムネから見える楼龍兎斗乃依の3Dモデルは、全裸にバスタオルを一枚巻いただけの対象年齢的に問題が有りそうなすごい見た目をしている。

 随分と攻めたキャラデザだなあ。


「多分だけど、中の人の趣味に合わせてるんじゃないかしら。ほら、この人の配信、全部サウナ内での企画ばっかりよ」


 サウナ焼肉、サウナカラオケ、サウナボウリング、サウナ百人一首、サウナでゲーム。

 何をするにしても全ての配信がサウナで行われている。

 3Dのセットがサウナというだけでなく、どうやらリアルでもサウナの中から配信しているらしい。

 なるほど、だから常時バスタオル姿なのか。


「……いやいや、頭おかしいって。この人サウナに住んでるのか?」


「よほど好きなのね、サウナ」


「よほど好きでもサウナ内で焼肉もゲームもやらねえよ」


「どの配信も最後はぶっ倒れて終わってるみたいね」


「限界超えてるじゃねえか」


 ツッコミ所しかない。

 別の意味でコラボが心配になってきた。

 サウナ我慢比べ対決とかじゃなければ良いんだけど。


 それにしても毎回倒れるまでサウナで配信というのは少し異常に思える。

 密林運営が所属Vにやりたくないことを押し付けているという話もあるし、もしや楼龍のサウナ配もそうなのではという疑念が湧いてきてしまう。

 俺がこうして考えた所で真実は見えてこないだろうが、頭に留めておくことだけはしておこう。


「で、どうするんだ? 最悪サウナでオフコラボとかもあり得るぞ」


「あっちも女の子だし別に良くない? 女性Vがサウナでキャッキャウフフすりゃあ数字もガッポリ稼げそうじゃない」


「発想がオッサンなんだよなぁ」


 小槌的にNGでないのなら別に構わないけど。

 だが倒れるまで配信とかは事務所的には看過出来ない。何事も健康が一番だ。

 サウナでボウリングをしていたウサミミバスタオル女がばったりと倒れて動かなくなる動画を見て、俺は心底そう思った。


「てなワケでDMに返信するわよ……って、あ」


「どうした?」


「このコラボのお誘いDMが送られてきたの、もう一週間以上も前なんだけど」


 一週間以上もスルーか。

 普通に考えたら興味なくて無視されたと受け取るだろうな。

 いや、既読にすらなってないだろうからそれ以前の問題か。

 ネットで活動する人間としてSNSを軽視してはいけない良い例だな。


「SNS放置してるからそうなる」


「もーまんたい、もーまんたい。正直に謝れば世の中大抵のことはどうにかなるものよ。えっと……『SNS放置気味なので気付きませんでした、すいません。以後気を付けます。是非コラボ配信させてください』っと。はい完璧」


 コイツ無敵か?

 そして一鶴が口だけで以後気を付けないことは事務所の全員が知っている。

 そこんとこの調教は蘭月に任せておくとしよう。


「後は返信を待つだけね」


 果報は寝て待てか。

 さてはてどうなることやら。


 ■


「コンバンワデース!」


 夜。

 小槌の収益化おめでとう配信を事務室で見ていると、トレちゃんがいつものように扉をぶっ飛ばして中に飛び込んできた。

 事務所の扉は優しく開けましょうと伝達していたはずだけどトレちゃんに効果はなかったようだ。


「来たか、トレちゃん」


「チョット遅れマシタ! 申し訳ナイデス!」


「いやいいよ」


 今日はトレちゃんの方から話があるから学校が終わったら事務所に顔を出すと言っていた。

 用件は例のオリジナル楽曲の制作についてだ。


「曲のヨーボウをノートにまとめてキマシタ! ゴ査収クダサーイ!」


 トレちゃんから可愛らしい装丁のノートを受け取る。

 以前にオリジナル楽曲が欲しいと言われたときに、どんな曲が良いのか要望をまとめておいてくれと言ってあったのだが、まさかノートで提出してくるとはな。

 パラパラとページを捲ると、1ページ1ページにびっしりと文字やら絵やらが書き込まれていた。


 曲の方向性やコンセプトなどが書かれているのは当然として、歌詞に入れて欲しい言葉やフレーズ、そしてMVの演出についての提案や絵コンテなんかまで書かれていた。

 これはもう曲の要望というか……。


「MVまで含めての企画書だな、これは」


「エヘヘ……書きハジメたら止まらナクなっちゃいマシタ」


 照れくさそうにはにかむ金髪メイド。

 今日もトレちゃんはかわいいですね。


「止まらなくなっちゃったか」


「ハイ」


「じゃあ仕方ないな。トレちゃんのノートは俺が責任を持って預かっておくよ」


「ハイ! ドウゾ、ヨシナニお願いしマース!」


 本当は詳細な打ち合わせをしてから作曲者に依頼を投げるつもりでいたが、ここまでトレちゃんが自分のやりたいことを明確に形にしてくれているのなら、後は多少チェックするだけで大丈夫だろう。

 ここからは俺と七椿の仕事だ。予算を出して、発注掛ける作曲者を選んで……いや、作曲者との打ち合わせもあるだろうから、結局はまだトレちゃんの出番はあるか。


「アッ、ソウダ。ノートにも書いてあるんデスケド、曲には是非トモ、ヒメ様のヴァイオリンのナマエンソーを使ってホシイのデス!」


「幽名のヴァイオリンを?」


 そういやトレちゃんの曲を手伝うって名目でヴァイオリンを買って来たのだったか。


「トイウカ、デスよ? コヅチやナキにも、何らかのカタチで曲作りにカカワッテホシイデス! FMKのキズナパワーでドカーンとMVを盛り上ゲルのデスヨ!」


「何らかの形でって言うと……コラースとかそういうのか?」


「ソウソウ、ソウいうのデス!」


 なるほどね。

 トレちゃんが一番やりたいことが何となく伝わって来た。


「一人で輝く一等星よりも、みんなで光る星座になりたいってことか」


「ハ?」


「いえ、何でもないです、なんかすいません。自分調子乗ってました」


 ポエムに素の困惑を返されるのは精神的ダメージがデカいっす。

 もうおうちに帰って布団にくるまりたくなる衝動を抑え、トレちゃんにグッとサムズアップを送り付けた。


「トレちゃんの頼みならアイツらも断らないだろうし、みんなで頑張って良い曲とMVを完成させような」


「ハイ! ヤッテヤリマース!」


 小槌のコラボの件もあるし、いよいよ本格的に忙しくなってきそうだな。


 ■


「むふふ……いやぁ、儲けた儲けた」


 収益化を祝う配信を終えた一鶴は、ホクホク顔で気持ち悪い笑い声を漏らしながら何度も電卓を叩いて悦に浸っている。


「しめて9万と2100円のウルチャね。あっはっは! ほんの小一時間程度の配信でこんなに貰えるなんて、もうまともに働くのが馬鹿らしく思えてくるわ!」


 計算していたのは先の配信で投じられた投げ銭の金額だったようだ。

 発言の端々からダメ人間の臭いが漂ってきているが、気持ちはまあ分からなくもない。 

 時給換算するととんでもない金策効率だしな。

 ただし今回の投げ銭はご祝儀みたいなものだろうから、毎回同じくらいの金額が貰えると期待してたら落差に驚くことになるのではなかろうか。

 それに投げ銭された金額が全額懐に入るというわけでもない。


「水を差すようだが、ウルチャの金額のうち、30%はTubeに持っていかれるからな」


 Tubeの投げ銭システムであるウルトラチャット――通称ウルチャを通してリスナーから投げられたお金は、手数料として約30%ほどを差し引かれた金額が配信者の取り分となる。

 92100の30%引かれたとして64470か。


「で、契約の時に話したと思うけど、Tubeでの収益はライバーと運営で6:4で分配する形になるから、更に40%引くと」


 VTuber事務所も一法人である以上、収益がなくては給料も経費も何もかもが払えず会社として成り立たない。

 そして多くのVTuber事務所は、収益原として所属Vのウルチャや広告収入の一部を、事務所の取り分として分配することで利益を得ている場合がほとんどだ。

 勿論収益源となる要素は他にもあるが、今はとりあえず関係ないので置いておく。


 ともかく、FMKも例によって所属Vと収益を分配するという契約を立てている。

 その比率は先ほど口にした通りの6:4。ライバー側が6割で、事務所側が4割の取り分となっている。

 大半の事務所は5:5の折半だという噂を聞いたことがあるが、うちは一応そこら辺の融通を利かせているつもりだ。

 だが一鶴としてはこの分配率にも不満しかないらしく、初顔合わせの時に契約内容を説明した時から今日に至るまで、無限に納得がいっていない様子だった。


「はぁ~~~……64470の6割だから、38682くらいがあたしの今回の取り分ってワケ?」


「それと瑠璃から借りてる957万円の返済に一部を当てさせてもらうぞ。どれくらい引くかは瑠璃との相談になるが――」


「はいはい分かりました、テンション落ちるわ」


 露骨に不機嫌な面をした一鶴が電卓を放り投げた。


「コラ、ジムショの備品はダイジに扱うアルヨ」


 蘭月が宙を舞う電卓を左手でキャッチしながら、残る右手で一鶴の頭に手刀を叩きこんだ。

 その手刀の威力が思いのほか強かったらしく、一鶴は両手で頭を押さえて悶絶する。

 流石に今のは一鶴の態度が悪いので体罰も止む無し。


 しかしどうしたもんかな。

 ずっといつ教えてやろうかタイミングを計ってるネタがあるのだが、既知の事実であるウルチャの分配率や借金の話をしただけでこのテンションの下がり具合だ。

 ここで追い打ちを掛けたりしたら本当にやる気をなくしてしまう気がする。

 かと言って、その日が来るまでずっと黙ってるのも人が悪いし……うーん。


「あたしもう帰る」


 結局俺は余計なことは何も言わず、不機嫌なままの一鶴を見送った。


「イヅルも帰ったコトだし、ワタシも帰るアルヨ」


「ワ、ワタシもゴートゥーホームしマース!」


 手持無沙汰になった蘭月が帰ると言うのを待っていたかのように、事務室の空いた席で静かにスマホを弄っていたトレちゃんが立ち上がった。

 そのままコスプレ二人組は揃って事務所を後にした。


 あの二人の空気感はなんか変だな。

 ギクシャクしてるというか何というか、トレちゃんが蘭月の方を意識しすぎているような気がする。

 俺の勘違いかもしれないが、トレちゃんは時折敵意を孕んだ視線を蘭月に向けているようにも感じた。

 俺の知らない所で喧嘩でもしたのだろうか。

 関係が改善されないようなら、それとなく俺から事情を聞いてみるか。

 そんな感じで、その日は俺も自分の仕事を切り上げて七椿と帰ることにしたのだった。

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