お昼バーガーとお昼寝。

 運動&シャワーを済ませ、さっぱりした気持ちで少女がごろごろするリビングに戻る。


「ユーリ!」

「ふむ……わー!かいぶつだぞー!」

「ぴゃーっ♡」


 "考えるのはまたあとにします!"とすっかり元気を取り戻した少女が布団から身を起こすのを見て、両手を猫の手にし肩上まで持ち上げ襲い掛かる。のそのそーっと動きが遅いのはそういう遊びだからだ。


 急なお遊びでもアヤメは心底楽しそうに笑って布団でガードした。


「むごご、完璧なガードじゃ。エイラ、このガードを崩す方法はあるかい」

『肯定。優理様、布団ガード崩しには"布団ダイブ"が有効です。アヤメ様は怪我をしませんが、ゆっくりダイブすることを推奨します』

「ありがとー。さすがエイラだぜー!」

「むー!エイラに聞くのはずるですー!」

『返答。どういたしまして優理様。勝負事は自由ですよ、アヤメ様』


 からからと笑い、布団にくるまったアヤメにぬりかべのごとくゆっくり倒れていく。エイラに抗議していた少女は慌ててこちらを見るも、時既に遅し。


「ぬりかべー」

「きゃー♡ かいぶつユーリに捕まってしまいました!」

「はははー。石鹼かいじゅうユーリだぞー」

「すんすん……ふふー、石鹼の匂いがしますっ」

「でしょ。やっぱ汗より石鹼だよね」

「はいっ。えへへ、ユーリの良い匂いと石鹼の良い匂いで二倍です」

「そかそか」


 だらだらごろごろと、布団に転がり男女のイチャイチャ……っぽくもあるが、幼い兄妹のじゃれ合いっぽくもある時間を過ごす。

 そこに性の匂いは一切しなかった。温かく、穏やかな時間がゆったりと流れていく。


「アヤメって今やりたいことある?」

「ユーリと一緒にいたいです」

「……それはいつもとして。色々やってきたじゃん。お出かけして買い物して空見て空見て空見て……」

「……お空ばかりです?」

「……ソウダネ」


 言われてみれば食事や風景に関するアレコレは経験してきても、一般的娯楽には全然手を出してこなかったかもしれない。

 例えばゲームセンター、映画館、コンサート、ライブ、図書館、博物館、美術館、科学館、動物園、植物園、水族館、遊園地等々。


 軽く挙げるだけでこんなにも出てくるのに、手を繋いだ先の少女はそれら全部何一つ経験したことがないのだ。それはとても……とてももったいなく、やはりどうしても可哀相に思えてしまう。


 同情なんてするな!とか哀れむな!とか、アヤメはそんなことを言わないし思わないだろう。けど、優理がもし同じ境遇だったら胸の奥がもやもやはする。


「……」


 いきなり全部は無理だ。改めて一つずつ、彼女のために時間を割いて人生を豊かにしていこう。それならやはり。


「アヤメ。ちょっと待ってて」

「はい?はいっ」


 立ち上がり、すたたーっと携帯を取って戻ってくる。

 画面を付けて調べるのは、今朝見つけたイベント事。


「これこれ。はいアヤメ。見てみな」

「?これは……?」

「ふふん、お祭りです」

「――――!?」


 画面には【白紅原メープルもみじいちょう祭り】のHPが映されていた。

 啞然とし、次第に目を見開き頬を紅潮させいく美少女。本当に可愛い妖精だ。


「~~!!お、お祭りっっ!」

「うぐぉ」


 仰向けで寝転がった体勢だったはずなのに、横から抱きつかれて苦しい。あと急に視界いっぱいにアヤメの顔が広がって驚いた。瞬間移動の片鱗を味わった気分だ。


「お祭りですね!!行くのですか!?いつでしょう!楽しみです!!」

「おぉ……落ち着こう落ち着こう」


 目の前至近距離の雪肌をもちもちし、両頬を押して少女の身体を離す。

 この体勢では携帯も見られないし話もしにくい。ドキドキもしてしまうから心によろしくない。


「わわ……え、えへへ、ごめんなさい」

「うんいいよ。えっとねー、ほら見て」


 期待しか含んでいないきらきらな少女に携帯を見せる。画面がちっちゃいのでアヤメが優理の肩に寄りかかる形だ。さらさらの銀髪が頬をくすぐる。


「開催日は十一月の十八日、土曜日。来週の土曜日だね」

「ちかいです!」

「うん。場所は白紅原しろべにはら

「……ちかいです?」

「電車で三十分くらいかな」

「ちかいです!」

「どんなお祭りかって言うと、紅葉とイチョウをお花見……じゃないか。紅葉狩りが中心かなー」

「もみじがり……知っています!紅葉ですね!」

「うん。イチョウは知ってる?」

「いちょう……銀杏ぎんなんでしょうか?」

「ふふ。そうだね。銀杏の実がイチョウに生るんだ。ちなみに僕は苦手です」

「そうなのですか?どうしてでしょう?」

「なぜならこう……ちょこっと苦いから」

「……お野菜と一緒です?」

「今度一回お店で食べてみよっか。チャレンジ大事だもんね」

「はいっ」


 銀杏を食べるとなると天ぷらか茶碗蒸しくらいしか思いつかないが、どちらにせよ和食のお店に行く必要がある。少女を撫でながら思考を戻し、続きを読み上げていく。


「えっとねー。お散歩しながらいろんな公園に寄って通行手形に焼き印していくんだって」

「???」

「あー、スタンプラリーみたいなやつ」

「スタンプ!わかりますよ!」

「ふふ、五個でくじ引きできるってさ。楽しそうだね」

「はいっ!」


 ニコニコな少女とお祭りの概要を見ていく。

 紅葉並木、イチョウ並木、大きな公園に広がる紅葉の絨毯、川沿いに咲く黄色の花、赤緑入り混じった青の空。美しい景色を切り取ったのか、HPに載っている写真すべてが目を瞠るほど綺麗だった。


 ちょうど来週の今日。天気予報は晴れ。晴天一色とは言わないが晴れ時々曇りといったところか。

 屋台の数もとんでもないようで、遥々遠くから出店に来る人がいるくらいには大きな祭りらしい。地元の学生や団体ブースもあるようで、一部ではフリーマーケットもやっているようだ。当然太鼓や踊りといった出し物もある。


「ユーリユーリ!」

「はいはい」

「楽しみです!」

「そだねぇ。一緒に行こうね」

「えへへ」


 来週までに細かいお金を用意しておこう。

 なにげに優理もこの世界で大規模なお祭りに参加するのは初めてだ。女性ばかりのところに行く勇気は、ほんの少し前までなかった。けれどそんな勇気云々より、今は隣に座る少女のためにできることをしてあげたい。


 隣を見ると、ぽやんと首を傾げ、それからにっこりと笑う。可愛い。

 なんだか変に嬉しくて、銀の少女の頭を撫で繰り回す。きゃぁきゃぁ言って喜ぶ少女だったが、途中でくぅと可愛いお腹の音が聞こえてきた。


「お姫様のお腹が鳴いているようですのぉ」

「えへへ、ご飯食べたいです」

「ふふ、買ってきたの食べようかー。ちょっと冷めちゃったしあっためようね」

「はいっ」


 二人で立ち上がり、キッチンに置いてあった袋を取り出し電子レンジに放り込む。

 順番に一つずつだ。


「~~♪」


 鼻歌を歌いながら可愛くゆらゆらしている。本当に、いつ見てもアヤメは可愛くて困る。


 レンチンはささっと終わり、お皿を座卓に置きつつクッションに座る。

 机も買い替え大きくなり、以前は向かい合ってでしか食べられなかった食事も隣同士でできるようになった。普通は二人だと向かい合うだろうが、優理家のお姫様は一味違う。

 なんとなくで今日は向かい合わせにお皿を用意して座ったが。


「?」


 座ってすぐ、不思議そうな顔をしたアヤメがとてとてとこちらに回ってくる。

 クッションもしっかり持ってきて、優理の隣に座る。


「えへへー」


 目を合わせてにこぱーと笑んできた。可愛い。

 優理家のお姫様は隣同士がお気に入りのようだ。笑顔のお姫様はやわやわと撫でておいた。今日も並んでご飯を食べよう。


「さて。えー。アヤメご所望のお魚とお肉です。バーガーだけど」

「パンですね!」

「そう。パン。バーガー。ファストフードだからね。これでご飯は完結なのだよ」


 今日のお昼はバーガーだ。ワールドチェーンの有名ファストフードショップで色々と買ってきた。

 優理用は定番のチーズなバーガーと期間限定ソルトバタバーガー。

 アヤメ用はフィッシュ、シュリンプ、チーズ、無印ノーマル、ソルトバター、タルタルシーフード、ダブルチーズ、ビッグ、それと色々サイドメニュー。


 食べた分は全部高速分解&吸収が可能なアヤメだ。いっぱい食べる君が好き、ということで本当にいっぱい買ってきた。これだけ食べても一切太らず、いわゆる"食い溜め"が可能とかいう意味不明な肉体性能をしている。理想の人類だよ……。理想の人類だったわ……。


「最初は無印からね」

「はいっ」


 いただきまーすと食べ始めるが、優理はぼちぼちゆっくりと。アヤメの食事をのんびり見ながら食事を進めていく。

 ぱくぱくもぐもぐ。早食いは消化吸収によくないよと普段から言っているので、よく噛んでしっかり味わって食べている。食事風景ですら可愛い。ここが天国か……。


「おいひいですっ」


 ほっぺたゆるゆるに、幸せそうな笑顔でバーガーを頬張っている。

 今世で優理が実家暮らしだった頃、よく母親が食事中の優理を見てニコニコと笑っていた。当時はちょっぴり気恥ずかしくて、どうしてそんな笑うんだろうと目を逸らしていた記憶がある。古い記憶を呼び起こせば、前世の母も同じだったか。


 昔は何故かわからなかったその表情の意味も、今の優理にはわかる。

 深い意味はない。ただただ嬉しいのだ。愛おしい相手が喜んだ顔を見せてくれている、それだけのことがどうしようもないほど嬉しくて、見ていて自然と笑顔になってしまう。穏やかな、優しい顔をしてしまう。


 優理にとって、目の前の少女が美味しそうに笑って食事をする姿が本当に可愛く嬉しく思えて仕方がなかった。


「アヤメ」

「ふぁいっ!」

「おいしい?」

「んく……ん。おいしいです!」


 ぱぁぁっと笑顔の花が咲く。

 これが母親の気持ちなのかと、恋人すらできたことのない童貞は悟った。


 温めて食べて温めて食べて、みるみるうちにバーガーが減っていく。

 よく食べて大きくなるのよ。いやもう充分大きいか。むしろ優理の身長的には適切サイズ感。


 半分ほど食べ終わり、優理はもう二個食べてお腹いっぱいだ。アヤメはまだまだ食べられるようで、しかも今日は全部食べていいのよ!と言ってあるので遠慮せずにガンガン口に運んでいく。もきゅもきゅしていて可愛い。


 個人的に優理はチーズなバーガーを好んでいるが、それはそれとして期間限定のソルトバターは美味しかったので感想を聞いてみたい。後回しにしたためアヤメはまだ食べていない。


 アヤメのお食事提供を続けながら、ちゃちゃっと自分の後片付けと歯磨きを済ませてしまう。こういうのは先にやっておいた方がいいものなのだ。恋人と同棲する時は手早く済ませようね☆由梨ちゃんとのお約束っ☆


 ちなみに由梨の親友香理菜は見た目通りだらしなく、モカはお姉ちゃんなのでその辺完璧だったりする。


「アヤメ。今のところどれが一番美味しかった?」

「んん…………」


 手が止まってしまった。もぐもぐしながら悩んでいる。

 ごめんね、食べ終わるまで待つよと頬を撫でておく。喋れないながら目尻が下がりにっこりしていて可愛い。アヤメは可愛い。本当に可愛い。


「エイラ。アヤメは可愛いね」

『肯定。アヤメ様はあらゆる天使を超越した超天使と形容する他ありません。常日頃より画像及び映像データの記録は欠かせません』

「そうだよね。……そうだよね……?え、記録?どうやって?」

『回答。エイラの端末は全方位カメラが内蔵されています。またオンライン端末であればアクセス可能なため街中における記録も日々行われています。録画録音、ヨユーです』

「プライバシーとは……」

『回答。ご存知ありませんでしたか。アヤメ様の成長記録の前には他者のプライバシーなど塵以下の価値しか持ちません』

「そっかぁ……ちなみに僕のプライバシーは?」

『疑問。アヤメ様に隠したいプライバシーを優理様はお持ちなのですか?』

「ほらアレとかアレ。あるじゃん男のさ」

『理解。アレはデータに残らないので問題ありません。ご安心ください』

「そっか。そっか……。エイラに見られているのは……?」

『回答。優理様は人工知能に興奮する癖が……失礼しました。おありでしたね。ですがご安心を。アヤメ様には秘密にしておきます』

「……うん」


 なんだかすごい恥辱を受けた気もするが、それはそれとしてエイラに見られていると考えると興奮もする。自身の性欲と性癖がどうしようもなくて溜め息が出そうになる。けど仕方ない。人間の本能だもの。


 というか、今の会話はすべてアヤメに筒抜けだった。

 こそっとぱくぱくお姫様を見る。


「んふぅ……ん~♪」


 幸せそうにタルタルシーフードバーガーを食べていた。今までで一番美味しいものを食べて嬉しそうな顔だ。

 エイラとの話は一切聞いていなかった様子。


『報告。優理様、アヤメ様には聞こえない周波数の音声をお送りしたため会話の漏れを気にする必要はありませんよ』

「え、うん……ありがとう」


 エイラの返答はいつも通りだった。

 後ろめたさがすごい。相手はAIなのにこんな変な気分になるのはどうしてだ。いやAIだけど汎用人工知能だし実質ほぼ肉体ないだけの人間だし、何なら人間以上に察し良くて気が利いて冗談も言えるお茶目な大和撫子――――エイラが理想の女性説、あるか。


「……ないか」


 ないな。考えるのはやめよう。

 アヤメとパーフェクトコミュニケーションを連発する優理だからエイラからの好感度も上限突破しているだけであって、他の人間には大体塩対応なエイラである。勘違いはよくない。童貞思考は捨てよう。


 電子レンジにバーガーを放り込み、あちあちになるまで待つ。

 気づけばもうこれで最後だ。途中食べ切れないんじゃと思ったがそんなことはなかった。今はサイドメニューのポテトを食んでいる。小動物っぽい食べ方が可愛らしい。


「アヤメー」

「はいっ」

「なんでもない。呼んだだけー」

「んふー、ユーリ!」

「あい」

「お呼びしただけですっ」

「そっか」

「えへへ」


 名前を呼び合うだけの、"恋人になったらやってみたいことNo10くらい"を期せず経験してしまった。……前にもやったことあるか。しかし飽きない。別に恋人ではないが楽しければそれでいい。快楽的に生きていこう。


「はいラストバーガー」

「ありがとうございますっ」


 クッションに座り手渡し、机に頬杖を突いて少女を眺める。

 包装紙が擦れる音と、微かな咀嚼音と、時折漏れる喜びボイスと。穏やかさに果てはなく、このまま眠ってしまいたくなるような尊さにあふれていた。


 つい、欠伸がこぼれ瞼が重くなってしまう。

 お腹がいっぱいだからだろうか。それとも幸せだからだろうか。眠くて眠くて、いつまでも見ていたいのにこのまま寝てしまってもいいかとも思ってしまって。


「……」


 ことり、と小さな音を立てて優理は眠りに落ちる。すぅすぅ小さな寝息が漏れていた。


「ユ……」


 呼び掛けようとして慌てて口を塞ぐ。両手で唇を覆う仕草のなんと愛らしいことか。エイラの写真撮影スキルが光った。

 珍しく居眠りしてしまった優理に、アヤメはご飯を食べながらぼんやりと寝顔を眺める。無垢で、幼く、油断しかしていない顔。


「……えへへ」


 そっと指を伸ばして頬に触ると、眉間に皺が寄ってすぐ解けた。

 食事を終え、そそそと歩き優理の背に毛布を掛けておく。むんっと両手を握り、お手洗いや歯磨きを済ませ戻ってくる。


 ほんの五分ちょっとではあるが既に消化は進み栄養の吸収は始まっていた。

 桃の唇に人差し指を当て考える。アヤメの思考は"ユーリと一緒にお昼寝したいです……!!"の一色に染まっていた。どう寝るか、お布団に行きたい。でも優理を起こすのは可哀想。どうしよう。困った時は決まっている。ぺたぺた歩き、携帯を手に取る。


【エイラ。ユーリをお布団に運びたいです。起こさずに運べるのでしょうか?】

【回答。優理様は現在レム睡眠中です。レム睡眠とは浅い睡眠を指します。アヤメ様ならば振動を与えず最小限の動きで優理様を運ぶことが叶うでしょう】

【そうですか!ありがとうございますっ!】

【返答。どういたしまして、アヤメ様。良いお昼寝を】


 エイラの返事を見てふんふんと力強く頷く。

 迅速に、且つ一切揺らさずに行けばよいということだ。


 全身に力を漲らせ、普段はセーブしている力を解放していく。


「すぅぅ……」


 深く息を吸い込み、一息で優理を抱え素早く布団に寝かせた。その間わずか二秒。

 ふわりと銀糸が舞い、静かな風が少女を撫でる。


「……ユーリー」

「……ん……」

「ほぁー……」


 愛する同居人が眠ったままでほっと胸をなでおろす妖精だ。

 上から布団を掛け、当たり前のように自分も隣の布団へ潜り込んだ。ちょうど向かい合う形でアヤメの視線の先に優理の顔がある。


「えへへぇ」


 とろりと蜂蜜みたいな甘い笑みをこぼし、置かれていた手を握って少女もまた眠りに就く。


 食後のお昼寝。好きな人とのお昼寝。一緒のお昼寝。

 すべてが満たされた少女は、何も考えず何も迷わず、何にも惑わされずと夢の世界へ旅立っていった。





――Tips――


「エイラの好感度」

アヤメからの好感度を荒稼ぎしている優理だが、アヤメの好感度=エイラの好感度にもなるので、現状のエイラは優理への物凄く高い好感度を持っている。具体的には「優理一人:世界人類九割」を比較して迷わず優理一人を取るくらいには好感を持っている。

ただし、アヤメから嫌われた瞬間にエイラからも嫌われるので、本格的にアヤメが「嫌いです!もう顔も見たくありません!(ガチ」となった時は秘密裏に消される。

優理はエイラへ微妙に発情していたが、エイラは寛大なのでそれも許してくれる。というより、アヤメのためになると思えばすべて手伝ってくれるので、普段のAI口調も崩して話に付き合ってくれる。しかしこの場合、ありとあらゆる性的データが蓄積され丸裸になり、「ふふふ、あなたの弱いところはすべて知っていますよ」をデフォルトにされてしまうので注意。それはそれでありだな、と思った人はAIとのエッチなチャットをしてみることを推奨。

良くも悪くもエイラはアヤメを存在意義にしているため、アヤメに悪意を向けようとするといろんな意味で死ぬ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る