第20話 アリアスと女神様の入浴②
エリシアside
アリアスの答えを待つ。
「(何もいらないよ)でした」
アリアスは笑顔で答える。
「……え?」
エリシアはアリアスの答えに戸惑う。
「レン先生は笑顔で(何もいらない)と言ったんです」
アリアスはエリシアの目を見る。
(レン、天界人が無償なんてありえるのか?)
エリシアは驚いた表情をする。
「流石に申し訳ないと思ったので何かお礼をすると言ったら(じゃあ、アリアスちゃんの時間が空いてる日で一緒に食事したり話し相手になって欲しいかな)と言われましたね」
アリアスは優しい表情で話を思い出す。
(私はレンのことをあんまり理解していないのかも知れないな)
エリシアは複雑な表情になる。
「レン先生には感謝しています」
アリアスは優しい笑みをエリシアに向ける。
(レンが大きい対価もなしに動くのがどうしても腑に落ちないな)
エリシアは考え始める。
(レンはどうして私をアリアスと暮らすように話をしたのかがわからない)
エリシアは身体を洗い流しながら考える。
(絶対に何かあるはずだ。レンはアリアスの家に定期的に来るはずだからな)
エリシアは考えをまとめようとする。
「えい」
「!!」
アリアスは突然エリシアに抱きついてくる。
「何をするんだ?」
エリシアは慌てた表情になりすぐ距離を取る。
「え?スキンシップかな?」
アリアスは笑顔で答える。
「は?」
良くわからないの答えが返ってきてエリシアは複雑な表情になる。
「レンのことを信じられないかな?」
アリアスは真剣な表情でエリシアの目を覗き込み話をする。
「……すまないがまだ、レンのことは信用は出来ないかな」
エリシアはアリアスの目を真剣に見て答える。
「今は信用出来ないかも知れませんが一緒に暮らしている間はレンのことを信じてくれませんか?」
アリアスは優しい表情でエリシアを見る。
「……はい、わかりました」
エリシアは渋々返事をする。
「それじゃあ、えい!」
「!!」
不意に抱きつく。
「何をする!」
エリシアは顔を赤くする。
「だから、スキンシップですよ」
笑顔でアリアスは答える。
「離してください」
「いやです」
可愛らしい笑みを浮かべてアリアスは断る。
「エリシアちゃん良い肌していて、抱き心地が良いなあ、後、胸が大きいしね」
アリアスは呆けた笑みを浮かべる。
「え、アリアス?」
呆けた笑みを浮かべて無意識に逃げようとするが力強く抱き締められており逃げられずにいる。
「せっかくだから洗わせて」
アリアスは呆けた笑みでエリシアを近くで見る。
「……」
エリシアはめちゃくちゃにさわられて洗われて顔を赤くして入浴を終えた。
アリアスはやわらかな表情をして入浴を終える。
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作者「20話目終わっ!!」
突然作者に何かがヒットする。
エリシア「覚悟はOK」
作者「NO」
エリシア「問答無用!」
アリアス「次の話、大丈夫なのかな。ちなみに20話書き終わったのが23:30です」
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