第18話 3人の食事の時間

 エリシアside

 アリアスは私の分の夕食を作ってくれて一緒に食べていた。


(……さて、どうするか)


 アリアスの様子を伺うと0才のリアに食事をたべさせながらアリアスも夕食を食べている。


(……)


 アリアスがリアに夕食をたべさせているところを見てエリシアはやわらかな表情をする。


「エリシア、どうしたんですか?」


 アリアスはエリシアに見られていることに気付き声を掛ける。


「……ああ、すまん、アリアスとリアの食事をしているところを見ていたら不思議と落ち着くなと思ってな」


 エリシアはどう言葉にすれば良いかわからず答える。


「……エリシアもリアに食事をたべさせて見ますか?」


 アリアスは笑顔でエリシアを見る。


「いや、遠慮する」


 エリシアは戸惑いの表情を見せる。


「せっかくだからリアにたべさせて見ましょう」


 強引にリアの食事を手渡される。


(どうすればいいんだ)


 エリシアは今まで赤子と関わったことがないのでわからない表情を浮かべる。


(何かあったらどうしよう)


 エリシアは不安を感じてしまいながらスプーンでリアの口元まで食事を近づける。


(……だめだ緊張なのか震えてしまう)


 リアの口元まで持って行こうとすると手が震えてしまいスプーンですくった食事が落ちそうになる。


「?」


 リアががんばって小さな口をあけてスプーンにあった食事をたべる。


「……」


 エリシアはリアが食べている様子を不安になりながら見る。


「……」


リアは食べれたのを見てエリシアは笑顔になる。


「アリアス、ありがとう」


 エリシアはリアの食事を渡す。


「良かったらリアの食事をたべさせてください」


 アリアスはエリシアにリアの食事を渡す。


「え?」


 エリシアは戸惑った表情を見せる。


「リアが嫌がる感じも泣いたりしないのでエリシアのことを気に入ったのかもしれません」


 リアの様子を見ながらアリアスは話をする。


「そ、そうか」


 不安になりながらリアの様子を見ると特に不安の色や泣きそうな様子はなかった。


「……」


 エリシアは緊張しながらリアの食事をたべさせて行き、エリシアの食事もゆっくりと食べていく。


 





(良くわからないが疲れたな)


 エリシアは疲れた表情をする。


「エリシア、ありがとうございます」


 アリアスはリアをベッドに寝かせてエリシアに声をかける。


「ああ、慣れないことしたから上手く出来て良かった」


 エリシアは笑顔で話をする。


「あ、エリシア寝る前に身体を洗ったらどうですか?」


 アリアスはエリシアの身体を見て言う。


「ああ、では、使わせてもらっても良いかな」


 エリシアは緊張した様子で洗い場に移動する。


(一緒に暮らす側としては至れり尽くせりな感じだな)


 エリシアは服を脱ぎ始める。


(私に出来ることはあるのかな?)


エリシアは考え始める。


「うん?」


 突然アリアスが洗い場に入って来た。


「アリアスどうした?」


 エリシアはアリアスがどうして来たかわからない様子で聞く。


「良かったら一緒に入りません」


 アリアスは笑顔になりエリシアを見る。



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作者「18話目書いたぞ!」


エリシア「さあ次行くぞ」


作者「はい、がんばりやす」


アリアス(現在22:40で2作目をこれからですかこの作者、無茶しすぎですね)




 





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