第12話 過去への介入

 エリシアside

 険しい表情をエリシアは見せる。


「連れてかれた場所は訓練所に連れていかれる」


 エリシアは殺意を出し始める。


「訓練所で兄弟姉妹の虐待があり心身がさらにボロボロになる」


 エリシアは怒り口調で話をする。


「……そして、定期的に虐待され5才の鑑定まで生かされて生活を送り5才の鑑定で無能力、魔力なし判定をされたので追い出す理由もできたので追放か」


 リアの過去の記憶を読み終える。


「……ひどすぎだな」


 話を終えたエリシアはイライラした表情になる。


(さて、どうするか?)


 エリシアは考える。


(どこから介入するかだな?)


 リアの過去をたどり考える。


(……やはり介入するなら)


 エリシアは小さく呟き空間から消える。



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(介入するならリアが0才の時に母親と一緒にサーペント家から追放された場所に行こう)


 空間を移動してリアと母親が追放されて暮らしている場所に時空転移した。


 エリシアは刻印した者の過去に行くことが出来て過去に介入することが出来る。介入することで過去を変えることが出来る。


「……」


 エリシアはリアのいる場所に着いた。


(あれがリアの家かな?)


 確認すると町から外れてボロボロな家が一つあった。


(人が住むにはきついだろう)


 ボロボロな木造の家にエリシアは近づく。


(最低限の介入で何とかしたいな)


 エリシアの気配が消える。


(これで私を認識出来なくなって声も聞こえなくなった)


 エリシアは窓を覗き込む。


「……」


 覗き込むとベッドに赤子が寝ており隣に大人の女性がいた。


(赤ちゃんがリアが可愛らしいな)


 エリシアはリアの隣にいる人を見た。


(あれがリアの母親か)


 リアの母親を見る。若々しい姿であり5人も生んだのを感じさせないぐらい白肌で綺麗だ。


 髪はブルーサファイア色であり目はルビー色である。


(リアの母親の名前はアリアス=サーペント、優しい性格であり、温和な方である)


 エリシアはリアの記憶の情報を読み込む。


(さて、この時間に来たのは良いがどうやって介入する?)


 エリシアは考える。


(理想は、アリアスの病を治すか、病の原因になった物を潰せばサーペント家に行くことはなくなるな)


 エリシアは考えを整理し始める。


(アリアスが生きていればリアは不幸になることは防げる)


 エリシアは考えに夢中になり始める。


(仮に5才の鑑定で無能力、魔力なしと判定されてもアリアスという拠り所があるから前回の過去に比べて不幸ではなくなるはず)


 エリシアはやわらかな表情を見せる。


(良し!それならこの3年のアリアスとリアの様子を見るとしよう)


エリシアは今することを決めた。


(さて、決まったなら家から離れ!?)


突然エリシアの肩に何かが触れる。

 





 

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作者「12話目書いたぞ!!」


エリシア「お疲れ」


作者「ありがとう」


アリアス「あのーすいません」


作者「うん、どうしました?」


アリアス「この後の展開は大丈夫でしょうか?」


作者「……ダイジョウブダトオモイマス」


アリアス「今回も書くのにかなり苦戦していましたのでやばい予感がするんですが」


作者「……まだ、何とか毎日更新できてるから大丈夫です」


アリアス「引き的に大変な箇所で区切らないほうが」


作者「気付いたら大変な箇所で区切ってしまうんです」


アリアス「茨の道を作るの好きなんですね」


作者(茨の道のほうが楽しいからね)


アリアス「心の声、聞こえてます!!」


エリシア(この作者、マジで大丈夫かな?)





 もし良かったらこちらの作品も読んでいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。


「感情を失った僕は《厄災、破滅、絶望の女神》と一緒に住むことになりました」リンク↓

https://kakuyomu.jp/works/16817330659877612214

 

 


 


 

 





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