第2の時間 過去の時

第11話 エリシアは少年の過去を見て語る

 エリシアside


 私は過去に遡る間に刻印してある少年の過去の記憶を覗き込み。過去にどんなことが起きたかを見ていった。


 エリシアは刻印した人を過去に戻すことが出来る。


 そして、今までの過去の記憶を覗き込むことが出来る。


 「……本当にひどいな」


 エリシアは少年の覗き込んだ過去を手繰り寄せて調べ始める。


 


(少年の名前はリア=サーペント、父、母、長男、弟、長女、妹、三男の七人家族のサーペント家の三男として生まれる)


エリシアは少年の情報を調べる。


「……サーペント家は毛色はブルーサファイア色であり目はルビー色である」


リアの情報が頭の中に流れ込む。


「だけど、リアが生まれた時、左目がブルーサファイア色、右目がルビー色であり毛色はシルバー色だった」


 エリシアは複雑な表情になる。


「リアが生まれてからはサーペント家の子ではないと喧嘩の原因になりサーペント家を追放なり捨てるかの家族会議が行われた」


 淡々とエリシアは呟く。


「結果は母がリアを庇い、他の6人は捨てるか追放という話になった」


 エリシアは言葉にするたびに複雑な感情がわいた。


「だが、母の意見は折れずに結果としては母とリアは屋敷から追い出されて町で2人で暮らすことになる」


 悲しそうな表情にエリシアはなる。


 

「……そして、3年後に母は病で亡くなる」


 言葉にして、エリシアは涙を出していた。


(3才の時に母を亡くしたショックでリアは喋れなくなり感情が欠落状態になる)


 エリシアは複雑な表情になる。


「3才では一人で生きて行くのは無理なため、サーペント家にリアは引き取られる」


 怒った表情にエリシアはなる。


「そこからは、物置小屋に閉じ込められて外出も出来ず食事も残飯である」


 エリシアは怖い表情をする。


「物置小屋生活をしてから1年になり4才にリアはなる」

 

 エリシアはイライラした表情になる。


「突然、兄、弟がやって来てどこかへ引きずられるようにリアはどこかへ連れて行かれる」


 エリシアは怖い表情になる。


「そして、リアにとっては最悪なことが起こる」









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作者「11話目書いたぞ」


エリシア「お疲れ、作者」


作者「さあて、休むか」


エリシア「作者、この後書くのきつくないか?」


作者「え?」


エリシア「11話目の引き的にハードル上げてないか?」 


作者「そんなことはないと思いますな」


エリシア(作者、11話めちゃくちゃ書くの苦戦していたからな、次も苦戦しそうやな) 


作者(心の声には突っ込まないぞ)



 もし良かったらこちらの作品も読んでいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。


「感情を失った僕は《厄災、破滅、絶望の女神》と一緒に住むことになりました」リンク↓

https://kakuyomu.jp/works/16817330659877612214

 







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