第9話 女神の戸惑い③ 

 ???side


 倒れた男の部屋に赤髪、長髪で美しい顔立ちでスタイルの良い女性が現れる。


「……」


 彼女は自身の身体に触れる。


「世界に戻るのはいつ以来だろうな」


 彼女はやわらかな表情を見せる。


「……ありがとう」


 倒れた男にお礼をする。


「これであなたは死ぬことが出来るね」


 彼女は笑顔を見せる。


「さて、刻印を外すか」


 男につけた刻印を外そうとする。


「私の退屈を満たしてくれてありがとう」


 笑顔で男に近づく。


「さよなら」


無表情で男の身体に触ろうとする。


「……!?」


 無意識に彼女は男に触れるのを止める。


(何故だろう?)


 彼女は戸惑った表情を見せる。


(どうしてだ?)


 彼女は男に触って刻印を解除しようとするが何故か手が震えてしまう。


「……何で私は迷っているんだ?」


 彼女は良くわからない感情に戸惑いの表情を見せる。


「……人間等、私らに取っては虫けらのような存在なのに」


 彼女にとって、人間は利用するための者であり使えなくなったら捨てる。使い捨てのような価値観で考えていた。


「……どうして?」


 彼女は男が錆びた金属を叩き続けたのも見続けていた。


「……」


 彼女は男から離れる。


(私は一人の男にわからない感情が芽生えている)


 戸惑った表情で彼女は今の感情を処理できないでいる。


(落ち着け、私らしくないぞ)


 彼女は深呼吸をして感情の乱れを整える。






(良し、大丈夫だな)


 彼女は再び男に近づく。


(今度こそ、さよなら)


 彼女は決心した表情で男に触れようとする。


「……!?」


 彼女は突然外から何か違和感を感じた。


(神域に誰か来ただと?)


 彼女は何かが入ったのを感じた。


(ここには能力スキルや魔力を持つものは入って来れないはず)


 彼女は神域に入った気配に戸惑う


(……建物に近づいて来る?)


 彼女は警戒をし始める。


(いったい誰だ?)


 彼女はドアを開くのを待つ。


(……?気配が消えた?)


 彼女は建物に近づいている気配が消えたことに戸惑う。


(どうして?)


 気配が消えたが警戒をする。






(気のせいか?)

「気のせいじゃないよエリシアちゃん🎵」



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作者「9話目書けたぞ!!」


???「お疲れ作者」


作者「さあて、遊ぶぞ」


???「待て、作者」


作者「なんでしょう、ボス」


???「今回短くないか?」


作者「え?そんなことは」


???「短い気がするな」


作者「短くないはず」


???「10万字まで行けるのか?」


作者「行けるでしょう」


???(しっかり監視しないとまたやらかしそうだな)


作者「心の声聞こえてる」




 もし良かったらこちらの作品も読んでいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。


「感情を失った僕は《厄災、破滅、絶望の女神》と一緒に住むことになりました」リンク↓

https://kakuyomu.jp/works/16817330659877612214

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