第2話:しんちゃんの前に我が家にいたワンちゃんたち。

いまのところワンちゃんは、しんちゃんひとりですが数年前までしんちゃんの

他にサラダ「愛称はサラちゃん」ってロングコートちわわがいました。

過去形なのは、すでにお亡くなりになってるからです。


サラちゃんはある日、左前脚の付け根あたりを触るとキャンって鳴いて痛がる

ようになって、その箇所がだんだん硬くなり病院へ連れて行ったものの、うちでは

対処できませんって言われ、数件あった病院をたらい回しにされて、結局自宅で

面倒みてるうちに寝たきりになって、とうとうその病気が原因である日、そのまま

僕と嫁さんに見守られて天国に召されてしまいました。


サラちゃんはちわわのブリーダーさんのサイトで発見して譲っていただきました。

ブリーダーさんの家が岐阜県だったので彼女は飛行機に乗って我が田舎までやって

きました。

車で2時間かけて空港まで言って空港から引き取って帰ってきました。

最初にサラちゃんを見た時、あまりの小ささに夫婦で「ちぃっちゃいね〜」

微笑ましく言ったものです。


このサラちゃんが我が家に来る前は実は柴犬が2頭、飼っていました。

でもその話は僕が今の嫁さんと結婚する以前の話です。


2頭とも柴犬でした。

ひとりは「ワカちゃん」もうひとりは「ハッちゃん」


柴犬って犬種は本当に頭のいい子で主人に忠実、無駄吠えはしないし、教えても

ないのに散歩に出ても決して僕を引っ張ったり前に出たりしない。

非常に賢い犬種です。


その頃、柴犬の展覧会なんかにも興味を持ち、ワカちゃんとハッちゃんを

連れて時々参加していました。

ハッちゃんはいいワンちゃんだっため一般家庭に飼われているよりちゃんと

専門の人が育てたら品評会で優勝できる犬になるからって大会の主催者の方に

言われて、ぜひ譲ってほしいと・・・最初はハッちゃんを手放したくなかった

ので渋ったんですが、ハッちゃんの将来のためと言われ泣く泣く譲りました。


残ったワカちゃんが決して質の悪い犬って訳ではなく、犬にもそれぞれ持って

生まれた素質っていうか気質品格、毛の色、立ち姿、尾っぽの巻き具合、まあ

いろいろあるんでしょうね。


優勝できるほどの犬が本人にとって幸せかどうかは僕には分かりませんし

ワンちゃんもネコちゃんも生まれた時から自分の運命を選択することは

できません。

放置されて何十年もケージから出たことがないってワンちゃんもいます。

そういう話を聞くと、いたたまれなくて泣きそうになります。


できれば、どのワンちゃんやネコちゃんにも優しい家族に恵まれて幸せに

己の定められた寿命を全うしてほしいと思ってます。


話は戻りますがその後、数年かして二枚ほど写真が送られてきて、それは

展覧会で優勝した凛々しい姿のハッちゃんの晴れ姿でした。

それは嬉しかったです。


で、ワカちゃんですが、彼は展示会に参加しなくなってからしばらくして

まだ若いうちに腎臓病を患って病院で診てもらったんですが治療の甲斐虚しく、

僕と家族に見守られて天国に旅立ちました。


今日は少し暗い話になりましたが次回からはなるべく明るめの話にしますね。


あとすいません。宣伝になるんですが僕の連載中の小説「お姫様せるふぃっしゅ」も

面白いと思うのでぜひ読んでやってください。

よろしくお願いいます。m(_ _)m


↓↓

生前のサラちゃん「左」と今も元気なしんちゃん「右」のツーショットです。

https://kakuyomu.jp/users/amanotenshi/news/16817330667344144266

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