3.精神衛生的な話

正直に言うと、カクヨムコン8の時は初めてと言う事もあって「ヨム」方も頑張れました。頑張れたんですけど、しんどかった。自分の作品を書いたり読んだりするのは好きなんですけど、文字を書く人全員が全員、読むのも好きかと言うとそうでもないと思うんですよね。ましてや自分の作品のことで頭がいっぱいなのに、他の方々の作品を理解してコメントまで書くなんて、並大抵の胆力ではないとしみじみ思う訳です。


もちろんそれをしたから他の応募者の方々や読み先の方々に自作を読んでもらえて、更には★や♥を頂けた訳で、そのことに関してはめっちゃ感謝していますし上記の努力も無駄ではなかったと思ってます。「一次選考通過」を確実に成し遂げるためには必要な努力だったことも良く分かってます。


ただ二年目の今回、また同じことができるかと言うとちょっと自信ないなあ、と思うんですよね。いや、多分ムリ。そこで、実際★や♥、PVを自発的に追求しないで応募してみたらどうなるか、やってみたのが『「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテスト』です。


・★や♥の数に敏感にならない

・敢えて他の方々の作品に★や♥を残さない

・SNSでの宣伝ぐらいはやる

・順位を気にしない


と言う心構えで臨んでみました。選考結果は12月だそうなのでまだなんですが、もうその結果も度外視で「ダメだったらダメでいいや」、そんな気持ちでやってました。


結果として、精神的にすごく楽! まあ選ばれたら選ばれたで嬉しんんですけど、最初からそれすらも割り切って(まあ、コンテストに応募する心構えとしてそれが正しいかどうかは微妙なんですが)挑んでいるので、めっちゃ楽! そんな中でも読んでくださる方、★や♥をくださる方がいて、もうそれに関しては感謝しかないです。当然上位の作品に比べればその辺の数値は全然伸びない訳ですが、純粋に評価して頂けてる気がして充実感もありました。


そう考えると、やっぱりカクヨムコン8のときにやっていたことは異常で、精神的にも自分自身で負荷をかけてしまっていたと感じています。やってる間はランナーズハイと言いましょうか、目的達成に向けて頑張れたのでしょうけど、その後の一次選考結果発表とか二次選考結果発表とかの待たされる期間は更に精神衛生上酷い状態だったなあと。それも醍醐味って言ってしまえばそうなのですが、(もう若くもないので)キツイんですよ。

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