第3話 正気、調教を始める

彼は空から北の街に横行してる敵兵にぱっと突進し、その速さは激しい衝撃力をやつらに与えて一部の敵は地面に転げさせた。


着地してからダーク・ソードを振り上げ袈裟懸けに切った。一瞬で五人ぐらいの敵兵はきちんと両断され体に血飛沫が綺麗に湧き出した。周りの敵兵はこういうことと彼の姿を見ると、直に士気を失って慌てて逃げ出そうとしたが、彼は翼を振って敵を追いかけながら剣を薙いでいた。剣を振り動かす度に数人の体が二つに分けた。


数分が経った。たった僅かな人は彼の追撃を脱出でき外の部隊と合流した。


逃げなかった人は街の床上に残った屍に変わった。命を落としたのは数え切れなくその死体が山となった。断截されてない遺体は存在してなかった。さらに、どす黒い血は死屍から流れ出し石造りの道に滲んで灰白色の道を紅色に変えた。


彼はまだ満足できなかった。敵兵を殺してる途中、敵の血は口元に飛ばして舌で味わった。その甘さは彼を刺激しもっと血を飢えさせた。


その以上の血を求めて塁壁外の敵陣に飛んでいこうとしたが、足が誰の手に引きずられていた。後ろに目を向けて若い婦人が屍の上に這って泣きながら彼を引っ張っていた。


「うぅ…お、お願い、何もしますから。最低限、わたくしの娘を逃がしたら、この身と全てを貴方に申し上げますから、うぅうぅ…」


どうして君はそういう悲しいことを言い出した?僕のやったことは全部が君たちのためにするんだッ!


いや、僕は…お前は俺じゃない。俺は俺だ。俺は宮本俊之なんだッ!


ってから意識が戻った。左の手が真っ黒で不幸な雰囲気を出す剣を持ってそれはダーク・ソードに間違いない。鞘がないため、どうやってこの剣を収める問題は俺を困ってる。この困惑を持ちつつも、すっと手から無くなった。


もしかしてこの剣は意識によって呼び出しと消すのができる?試していこう。心にダーク・ソードの名を叫ぶと剣は一瞬で再び手に現れた。すげぇぇ!


しかし、そういうことを調べる前に解決すべき件がある。


俯きにすると、今目に映った光景は先に見た容姿端麗な美人が体を俺の足に寄せて掴んでる。その体は桃子のような香りが匂った。おや、この柔らかな感触によっておっぱいは見た目よりでっかいッ!巨乳だぞッ!しかもHカップがあるかもしれんッ!


「いやだ!ママと離したくないよ。うわぁぁ…」


こういうエロな考えをしつつも、彼女の娘の泣き声は俺を現実に引き出した。


その子のすすり泣きを無視して婦人と話しかける。


「さて…話を進めよう。先に言ったことを理解してるだろう。あの子を逃がす代償」


「うん…う…分かっています。わたくしの全部は貴方の物になります」


まずは情報を収集しなければならん。


奴らもここに転移した、しかもこの世界で俺たち以外の転移者があるかもしれんため。本名を隠そう。


「俺をランスと呼んでくれ、名前と歳は?」


わたくしはマリー・ド・ナウリツと申します。今は十六歳です。娘はジャンヌ・ド・ナウリツと申します。三歳です」ってブルブルとしわがれてる声で返答した。


ドってフランスの中で貴族の表示であることだ。もしかして彼女たちは貴族かな…


膝をついて右手でマリーの顔を持ち上げ詳しく観察しする。


涙はやや整った顔立ちを汚したが、その美貌を壊すことなく可哀想な彼女は可憐な小動物のように男の保護欲を煽ってる。瞳は異色。右の瞳は青く澄んだ海のような水色でありながら左の瞳は木々と同じような新緑である。その上に顔を見つめると、右の瞳の下にほくろが見つかった。


こういう彼女は俺の嗜虐心を扇動してる。もっと彼女を虐めたいな…特にベッドで。


「あ、あのランス様~~ッ」


彼女の顔を見すぎるせいで、恥ずかしさを感じさせ顔を色つかせて真っ赤になった。

ちょっとチョロイじゃ?人妻なのにこういう簡単にからかわれたのは珍しいな。いい玩具を見つけた。


幸いに俺の頭は謎の液体によって作られたヘルメットに隠れてる。そうしないと、邪悪な微笑みをしてる俺が見られるに決まってる。


さらに彼女を弄んでいこう。


右の手が顔を下げないように顎をちょっと力を入れて掴み、意識によってヘルメットに隠された唇の分を消し彼女とキスし、舌を口に侵入してマリーの舌を絡める。つまりフレンチキスってことだ。


マリーは俺のいきなり仕業を予想しないみたいにビックリとして逃げようとしたが、俺は左手によって彼女の華奢で小柄な体を抱きしめた。


「 んむッううぅ……う」って最初が反抗してみたけれど、それは無用な抵抗を気づいてから放棄したようにキスを専念した。


ぐちゃっ、ぢゅぷ、ちゅッ


彼女のキスはけっこう未熟な……開発の価値があるね。


「ふぅぅぅっ♥️んぅ、ちゅ、むぅぅぅ……♥️♥️はぁーっ、はぁーっ……むぅ、ふぁぅ……っ♥️」


淫猥な音を立てるつつも、肩がだれに軽く叩かれていた。横に一瞥すると、ジャンヌはパチパチと俺を叩いてる。


「ゴミ、ママを虐めないで」


こういう年齢にして悪口を叩くのが思わなかった。


まあ、この子に嫌われたら、状況はけっこう面倒くさくになるかもしれんね。しょうがない。ややマリーを許し口を離した途端に、彼女は空気が足りないみたいに「はぁ……はぁぁ」と息を吸いながら目を潤して発情した表情を作ってる。湯気を出すほど強い熱さが顔を触ってる手によって感じ取った。こういう簡単に発情したのは想像以外の反応だ。


ジャンヌはいるため、残念ながらもっと激しく刺激的なことはやれない。


「ね、お前は忘れちまったんだ?ジャンヌはまだそばにいるんだよ。」


ってマリーの耳にぼそりと囁いた後にものすごく恥ずかしそうに両手によって顔を隠した。


「おい、今は恥ずかしがる場合じゃないぞ!ちゃんとジャンヌとしっかり説明しないと」


「うん…ジャンヌ、あ、あのね。え、えっと…実際ママはランス様と契約儀式を行っていたよ。」


「ええぇ、そうなの?」


「あぁ、そうだよ。今ね、ランス様は守護者としてベレリンア王国に着いた前に私たちを守るよ。」


「ランス様すみません、あたしが間違いました…」


「うん、じゃこの間に俺を家族として一緒に生活してもいいよ。」


「ありがとうございました。ランス様」


俺はジャンヌの返事を頷いて気が済むが。再びマリーにそっと話しかける。


「お前は俺の主人って何のこと?」


「申、申し訳ございません、ランス様。それは…あッ♥️!」ってふと叫び出した原因が俺は彼女の弁解に気に障ったため、巨乳をぐいと揉んだ。


「ご主人、様、ジャンヌは、あッうぅぅッ♥️!まだいるのに…」


「ランス様、なんでママのおっぱいを揉むんですか?」


「それは契約の代償なんだよ。今君のママを払わせてる」


「ママは苦しいみたいですから、あたしはママと替えて払ってもいいですか?」


ジャンヌの提案は鬼畜すぎるため、俺を見開かせ驚かせて巨乳を揉むのを止めた。こういう驚愕させてのは始めた。この子、けっこうやるんじゃん。


(マリー、お前に対するお仕置きはさておくとして後にするけど、その時がたどり着ければ、覚悟しろ)


(は、はいッ!ランス様)


マリーのおっぱいから手を離したが。その感触、その柔らかさ、その香りはまだ俺の手に残ってる。絶品だぞ。


さて、忘れた情報収集を再度してやろう。


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