応援コメント

第9話 全ての色をぶちまけて⑥ 」への応援コメント

  • これで『門螺 彩美』が作り出した世界が終わっていくのでしょうか?
    並行世界が、何のために作られたかのか? その回答はまだ出ていないように思うですが、たぶん『門螺 彩美』の単なる想いだけではないような気がしますが……。

    とりあえず、白姫と黒姫がこれで消滅したのでしょうか? これは『繰り返し』と『新世界の創出』と考えると、この先に残るのはどんな世界なのかとっても気になります。

    その世界が、『門螺 彩美』の望むものなのか?

    ※どうでしょうか? お話のとらえ方がズレているところがあれば、教えてください。

    作者からの返信

    たくさん考察下さりありがとうございます…!

    病室で過ごしていた『門螺 彩美』は『第???世界』で死に瀕した際、白姫と黒姫らしき人物達の姿を目にして『自分が創った物語の登場人物である』と語っています。
    その後彩美は二人に対して『ここではないどこかへ連れていってくれるか』と尋ねていて、実際に黒姫と白姫は彩美を並行世界へと連れ出しています。しかしその前に彩美は『これは夢だ』とも口にしているので……

    『第???世界』は白姫と黒姫にとっての『第0世界』ですが、この世界の彩美は病死という運命を免れることができないため、『門螺 彩美』の未来がないこの『第???世界』に通じる鏡は、黒姫が破壊してしまっています。『第???世界』の『門螺 彩美』の願いは『紅達ともう一度会いたい』というシンプルなものです。それを叶えるために白姫、黒姫は彩美を並行世界へと連れ出しましたが、とある出来事によって『紅達ともう一度会いたい』という願いが『紅を助けたい』というものへと変容します。
    この『紅を助けたい』という願いに変わった世界が白姫、黒姫にとっての『第1世界』であり、紅達からすると記憶には存在しない『第0世界』です。現在本編の彩美が相対している『門螺 彩美』は白姫、黒姫にとっての『第1世界』の彩美であり、彼女達の言う『あの方』、『創造主』です。
    『第1世界』の『門螺 彩美』は『第???世界』ではぼんやりとした約付けだった白姫、黒姫に物語の導き手として明確な役割を与えたことから、彼女達に『創造主』と呼ばれています。

    『門螺 彩美』、白姫、黒姫にとっての『第1世界』、紅達にとっては『第0世界』で『紅を助けたい』という願いへと変化した切っ掛けは、『雪の女王』の二つ名を持つ『門螺 彩美』に協力している桜井 明子という教師が関わっています。彼女はその時のことを抽象的にではありますが、錯乱状態の中で口にしています。

    白姫の計画は紅達のカウントで考えると『第0世界』の『門螺 彩美』と本編のまだ死を迎えていない彩美を入れ替えることで、『輪廻』が正常に作動している『第0世界』を唯一の世界、正史とするつもりです。

    『第0世界』の紅達は彩美の創り出した並行世界の存在を知らない紅達ではありますが、たとえ世界線が異なろうと、性格が少しずつ異なろうと、彼等の本質は変わらないものなのだろとうと思っております。

    これから『第0世界』について明らかになり、そして本編『第34756世界』は決着を迎えます。彩美が取って変わる『第0世界』にはどんな未来が待ち受けているのか。
    読んで下さる方の捉え方によっては大団円とは言い難いラストかもしれません。それでも自分が何を書きたいのか、最後まで拘りを持って描ききれたらなと思います。

    長々と大変失礼致しました。
    根様はいつも細かい点までお気付きになってくださるため、嬉しくてついつい長文になってしまいます汗
    改めまして、拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!

  • 黒姫さんは折りたたみナイフでありますか(((o(*゚▽゚*)o)))しかも仕舞うとこ素敵であります(((o(*゚▽゚*)o)))

    作者からの返信

    こんばんは、ユーディ様。
    コメント頂きありがとうございます!

    作中ではクロスボウや銃などが登場していましたが黒姫自身は非力なため、特別な技術などがいらず、また殺傷能力が解りやすく簡潔な武器としました。
    ナイフは巫女服の袂から出しているイメージでしたが、こういうお色気シーン(?)は、もっと出るとこ出たキャラがやるべきだったかもしれません…笑