白姫さんを護衛するといった感じでありますね('ω')さすがに白姫さんがやられたら、まずいであります(>_<)
作者からの返信
こんばんは、ユーディ様。
拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!
実は白姫を守ることは、これからの対黒姫戦に含まれていないんです。
彩美達の目的はこの世界、『第34756世界』の『門螺彩美』を黒姫が唯一残した、既に終わってしまった世界線である『第1世界』へと送り届けることにあります。
それがこの先に、未来に繋がると願っている白姫の一世一代の大博打となります。
『輪廻』は時計のような役割をしていて、現在進行形で時を紡いでいる『輪廻』を持つ『第34756世界』の『門螺彩美』が『第1世界』に行くことで、『第1世界』の止まった時間に新たな時間軸が生じる…そのようなイメージです。
『私とアリス』も現在ドシリアス真っ只中ですが、こちらもこちらでシリアスですね…
白姫は、自分の死をもって、この世界を終わらせようとしているのですか?どうも、白姫のすべてを悟ってあきらめたような言葉を聞くと、そんな風に思えるのですが。
でも、白姫の事だから、違う企てをもって黒姫に勝とうとしていることも考えられますね。
その人にとって、1の世界が、0の世界になるということは、最初に0の世界に居た人が、全ての世界を作り上げたのでしょうか?彩美にとっての0の世界は、あの病院のベッドの世界でしょうか。
もう少し、事の成り行きを見ていかないと、ダメですね。
なんだか、全員が彩美の幸せ(願い?)を考えているような気がするのですが、気のせいでしょうか。
いろいろ勝手に想像してしまいますが、それだけ物語の世界が深いのですよね。この想像も楽しませてもらっています。(間違っているかも?でも、この想像も楽しませてくださいね)
作者からの返信
こんばんは、根 九里尾様。
お返事が遅くなってしまい大変申し訳ありません、拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!
白姫は、自分の死を織り込んだ上で黒姫との戦いに挑むつもりでいます。今まで例のない大博打となりますが、白姫としては決して悲観的な気持ちではなく、彩美達がこの円環する世界から時を進めるためには必要なことであると認識しています。
章タイトル『第1世界』で、彩美は『紅のことを助けたいがために、並行世界の存在を願ってしまった』というニュアンスの発言をしています。
この並行世界の存在を創ったのは『第0世界』の『門螺彩美』であるのは間違いなく、そしてあの病室での彩美は白姫と黒姫を目にして『私が創った物語の登場人物』と表現しています。所々でシェイクスピアの作品や演劇の用語を引用しているのは、劇中劇をイメージしていたりします。
彩美の願い=紅を救うというのは、最終的に黒姫達との決着に繋がっています。並行世界を繰り返す根本は『輪廻』の力なので、彩美を生かした方が断然勝率は上がるのですが…それを頭では理解していても、いざという時に感情が勝ってしまうこともありますよね…
色々な考察をして頂けて嬉しい限りです!
今はどこがどう繋がるのかその輪郭もぼんやりとしておりますが、最後には一枚の絵となるような、そんな物語を目指して精進していきたいと思います。
改めまして、素敵なコメントを頂きありがとうございます!