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2024年4月15日 16:05
『因廻』について知ることができるは、喜多見城だけ(喜多見城の仲間で何人かいましたが)かなと思っていましたが、門螺彩美の言い方だと、つながる世界(繰り返す世界?)の認識にずれがあるのですね。これは、それぞれの世界にいる時で、認識も違ってきているのかなと感じました。すべてを知っているのは、誰なのか?現在の世界では、また謎が増えてきているように思うのですが……(うーん、奥が深いというより、世界が深くてしかも多層構造ですね……)読みながら時々脳裏をかすめる、物語の最初の場面(門螺彩美が病院のベッドで酸素マスクを付けている)がどんな意味を持っているのか……あの時は彼女の感情や認識については触れられていなかったような気がしますがとっても気になっています。(さっき、もう一度「終わりにして始まり」をもう一度読みましたが、やっぱり謎でした)
作者からの返信
こんばんは、根 九里尾様。こちらの作品にもコメントを頂きまして、ありがとうございます!『因廻』の存在を知っているのは彩美達と白姫、黒姫。そしてこの『第1世界』ではまだ知らされていませんが、後の世界で紅の父朱巳と紅の親戚である赤音にのみ、並行世界と『因廻』の話は明かされています。しかしこれにつきましては、第5話での朱巳と彩美の会話の中でのみの描写しかありません。ここで朱巳は並行世界について知りたかった理由を色々と述べているのですが、それだけではなく根様のお言葉をお借りすると『全てを知っている人物』の思惑も少なからずありました。この『奈落に沈む君を追って』の前話で、山吹が『第1世界(奈落に沈む君を追っての世界線)』を『便宜上第1世界と呼んでいる』という風に言っているのですが、山吹と難原兄妹はこの『第1世界』の前に『門螺彩美のみが並行世界の記憶を有している世界』があったことに気付いています。ですので『門螺彩美』からすると『奈落に沈む君を追って』の世界は『第1世界』ではないので、章タイトルにもなっています『第1世界』『第34755世界』『第34756世界』は、紅達視点でのカウントになります。『終わりにして始まり』を覚えていて下さり、ありがとうございます…!彩美以外一切名前が登場していませんが、この時彼女のお見舞いに来ていたのは紅達です。この『終わりにして始まり』の世界が本編軸に深く関わることはそれ程ないのですが、『門螺彩美』が並行世界に触れる切っ掛けとなった世界であり、この彩美の命が終わってしまった話でもあるため、『終わりにして始まり』というタイトルでした。時間軸ですと『終わりにして始まり』→『門螺彩美のみが並行世界の記憶を有している世界』をn個挟み→『第1世界(奈落に沈む君を追って)』→どこかの世界線で朱巳、赤音に並行世界の話をする→『第34755世界(雪の女王)』→『第34756世界(あるいは君がいる世界)』になっています。円環世界は『門螺彩美のみが並行世界の記憶を有している世界』の話が入ることでようやく一枚の絵が完成するような、そんなイメージです。思い描く完成図に少しでも近付けるよう精進していきたいと思いますので、どうぞお付き合い頂けましたら幸いです。大変長々と失礼致しました。根様は物語に散りばめた謎や伏線を細かく拾い上げて下さるため、本当に嬉しいです。改めてまして、拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!
2024年4月14日 08:53
歯車どうにか止めないとでありますね(>_<)どうもヤバい気がするであります(>_<)
こんにちは、ユーディ様。コメント頂きありがとうございます!『雪の女王』でもそうでしたが、本編の『第34756世界』があるということは…この『第1世界』も幸せな結末では終われません汗『第1世界』では新たに『門螺彩美のみが過ごしてきた並行世界』の存在が仄めかされ、物語は少しずつ終わりへと近付いています。どうぞ最後までお付き合い頂けましたら、本当に幸いです。
『因廻』について知ることができるは、喜多見城だけ(喜多見城の仲間で何人かいましたが)かなと思っていましたが、門螺彩美の言い方だと、つながる世界(繰り返す世界?)の認識にずれがあるのですね。
これは、それぞれの世界にいる時で、認識も違ってきているのかなと感じました。
すべてを知っているのは、誰なのか?現在の世界では、また謎が増えてきているように思うのですが……(うーん、奥が深いというより、世界が深くてしかも多層構造ですね……)
読みながら時々脳裏をかすめる、物語の最初の場面(門螺彩美が病院のベッドで酸素マスクを付けている)がどんな意味を持っているのか……あの時は彼女の感情や認識については触れられていなかったような気がしますがとっても気になっています。
(さっき、もう一度「終わりにして始まり」をもう一度読みましたが、やっぱり謎でした)
作者からの返信
こんばんは、根 九里尾様。
こちらの作品にもコメントを頂きまして、ありがとうございます!
『因廻』の存在を知っているのは彩美達と白姫、黒姫。
そしてこの『第1世界』ではまだ知らされていませんが、後の世界で紅の父朱巳と紅の親戚である赤音にのみ、並行世界と『因廻』の話は明かされています。
しかしこれにつきましては、第5話での朱巳と彩美の会話の中でのみの描写しかありません。
ここで朱巳は並行世界について知りたかった理由を色々と述べているのですが、それだけではなく根様のお言葉をお借りすると『全てを知っている人物』の思惑も少なからずありました。
この『奈落に沈む君を追って』の前話で、山吹が『第1世界(奈落に沈む君を追っての世界線)』を『便宜上第1世界と呼んでいる』という風に言っているのですが、山吹と難原兄妹はこの『第1世界』の前に『門螺彩美のみが並行世界の記憶を有している世界』があったことに気付いています。
ですので『門螺彩美』からすると『奈落に沈む君を追って』の世界は『第1世界』ではないので、章タイトルにもなっています『第1世界』『第34755世界』『第34756世界』は、紅達視点でのカウントになります。
『終わりにして始まり』を覚えていて下さり、ありがとうございます…!
彩美以外一切名前が登場していませんが、この時彼女のお見舞いに来ていたのは紅達です。
この『終わりにして始まり』の世界が本編軸に深く関わることはそれ程ないのですが、『門螺彩美』が並行世界に触れる切っ掛けとなった世界であり、この彩美の命が終わってしまった話でもあるため、『終わりにして始まり』というタイトルでした。
時間軸ですと『終わりにして始まり』→『門螺彩美のみが並行世界の記憶を有している世界』をn個挟み→『第1世界(奈落に沈む君を追って)』→どこかの世界線で朱巳、赤音に並行世界の話をする→『第34755世界(雪の女王)』→『第34756世界(あるいは君がいる世界)』になっています。
円環世界は『門螺彩美のみが並行世界の記憶を有している世界』の話が入ることでようやく一枚の絵が完成するような、そんなイメージです。
思い描く完成図に少しでも近付けるよう精進していきたいと思いますので、どうぞお付き合い頂けましたら幸いです。
大変長々と失礼致しました。
根様は物語に散りばめた謎や伏線を細かく拾い上げて下さるため、本当に嬉しいです。
改めてまして、拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!