応援コメント

第5話 茜差す君の横顔④」への応援コメント

  • 『あの』と自分に付けられると、辛いですよね。
    ――残り火のようだ。とは、まさに……自分の存在がそう感じてしまいますよね。

    それは、記憶を持つ側としても、逆の意味で――残り火でもあるのが何とも><

    作者からの返信

    前の『門螺彩美』はとても鮮烈で一種のカリスマ性のようなものもあり、そんな彼女に紅や赤音が向けた期待は大きかったようです。
    この世界の彩美としては「どの『門螺彩美』の話なのよ!」ですが…

    残り火の表現を拾い上げて下さり、ありがとうございます…!
    シェイクスピアの『マクベス』に登場する「消えろ、消えろ、束の間の灯火!人生はたかが歩く影、哀れな役者だ、出場のあいだは舞台で大見得を切っても袖へ入ればそれきりだ。白痴のしゃべる物語、たけり狂ううめき声ばかり、筋の通った意味などない」という台詞を匂わせたく、この表現をしました。
    個人的に、シェイクスピアでは『マクベス』『リチャード三世』『ヘンリー六世』が好きです。

    『記憶を持つ側としても、逆の意味で――残り火でもある』美しく、詩的な表現をありがとうございます…!
    紅達にとって、この彩美の存在はまさに残り火ですよね。
    彼等の物語を深く読み解いて頂いただけではなく、素敵な言い回しに感無量です…!

    本だらけだった紅の部屋、彩美はタイトルを見ただけでどんな本か理解していましたが、実は彼女にも本好きという隠れ設定がありました。
    彩美が時折シェイクスピア作品の台詞を引用するのも、その裏話からきています。
    『第???世界』でやたらと本のネタが出て来ていたのは、実は彼女が本好きという伏線でもありました。

    改めまして素敵なコメントをたくさん頂き、また拙作をお読み下さり誠にありがとうございます!

  • 大丈夫であります('ω')願いは届くはずであります(#^.^#)

    作者からの返信

    こんにちは、ユーディ様。
    いつもありがとうございます!

    紅に温かいお言葉をおかけ下さり、ありがとうございます!
    実はこの物語、ラストがハッピーエンドと言えるものかどうかは、ちょっと読む方の感覚に頼ってしまう形になってしまいます。
    『喜多見城 紅』にとっては救いとなるラストになるはずなので、彼等の行く末を見守って頂けましたら幸いです。