話しているのは高校生。少し複雑な境遇ですが、それなりに若い人達の言葉の感じを滲ませていて、高校という舞台設定が鮮明に浮かびます。
そんな中、月白さまの表現(言葉の選択?)が、とても魅力的で、いつも感心させられます。(これは、自分の文章がとても平易な言葉しか使えていないので、恥ずかしのですが)
今回は、「……黙って見詰めていた青へと視軸を向けた。」の『視軸』という言葉に、とても惹かれました。ちょっとドキっとするような印象を受けました。
いつも思うのです。このような言葉をすごく、縦横に使われていて、物語の世界が深いなあって。
作者からの返信
こんにちは、根 九里尾様。
いつもお声がけ頂きまして、ありがとうございます。
なるべく若く聞こえるようには頑張っているのですが、如何せん学生時代はウン年前に終えてしまっているので…笑
今時の学生さんのノリが解らず、模索しております。
彼等の若い感じが、少しでもお伝えできていましたら嬉しいです!
彩美と違い、紅達は何度も人生経験を積んでいるので、少し大人びた口調に感じるかもしれません…。
過分なまでのお褒めのお言葉、大変恐縮です、ありがとうございます…!
『視軸』に目を留めて頂けて嬉しいです。元々は好きな作家様が用いていた単語で、リスペクトの意思もこめて使わせて頂きました、
心にすっと入ってくる優しい言葉選びをされる根様に、こんなに素敵なコメントを頂けまして感動です!
根様から頂くコメントに、いつも励みを頂いております。誠にありがとうございます!
『今の私』とは別者だわ。一括りにするのは止めて。不愉快よ
彩美ちゃんの言うことはごもっともなのですが…。今回はハッキリぐさーと切りすぎなのね><
青君、いや青ちゃん。彩美ちゃんのこと思っていましたものね……。
前回との違いが結構顕著なので色々思うところがあるでしょうね。
作者からの返信
この『円環世界』の登場人物達は皆大なり小なり性格が悪いというのがコンセプトにもなっているので、それぞれ良い一面、悪い一面を出すようにしておりました。
元々『円環世界』は漫画として描いていたのですが彩美の性格が今よりも更に悪く、余りの性格の悪さに私の方が耐えられず、一度まるっと描き直したという経緯があります。
ですので、こちらは描き直しの書き直しとなります。
そうなんです。『この彩美』の言ってることはごもっともではありますが、『雪の女王』編での青の気持ちを考えると…
『雪の女王』での『門螺彩美』がかなり特殊なタイプだっただけで、今の彩美は大分スタンダードな感じなのですが、一つ前の『門螺彩美』の印象が青達もまだまだ強いようです。