第15話 食材は殺せない(けど人は殺せる)
バイブ音
彼の連絡
期待する
これは、キプトが詠んだ詩。
「ふざけてるのか?
私忙し」
こっちが、私が加えた部分。
現在私は、キプトのせいで走っていた。
くそ。せっかくのカニクリームコロッケの味が1万から500に落ちた…
※MAX100ですby筆者
とりあえず、まずはカニクリームコロッケ好きか聞こう…と考えてから、私は0.5kgを構える。
結果、私はカニ足を捥ぐことになった。
今回の正義はカニクリームコロッケではなく"カニ"だったからだ。
望み通り腕をもぎ取ってあげました。
「カニってどこの名物だっけ?」
そんな独り言を吐いて帰った。
その日の夕飯もカニだった。
ふるさと納税で届いたらしく、カニ。
「どうぞー」
キプトはパワー系馬鹿だった。
カニクリームコロッケ舐めてた。
「えー、まずカニの身を殻から抜き取って、ぐちゃぐちゃに潰してクリームにしたよ」
とのことだ。
それなのに何故か美味しい。
これが天才か…
「馬鹿だけど。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます