第5話 時間を殺したG
人生とは、長くて儚いものだ。
今回の正義は、確かに文化祭に来た。
しかし、キプトのクラスを寄ってからすぐに帰って行った。
彼の一つ後ろに並んでいた私は、キプトから
「キャラメル味?」
と言われた。
私は、それで。と言い、ポップコーンを受け取ってから、追いかけた。
実は、これは暗号だ。
チョコレートが、もうすぐ行く。
バター醤油が、待機。
そしてキャラメルが、拘束せよ、だ。
ちなみに、拘束した後はキプトの家に入れる事になっている。
「あれ?キプトの家…?」
ゴミは、天界を汚そうとしていたのだ。
しかし、漁るものは何もない。
私が丁寧に掃除したワンルームには、服も、金もない。
というか、何もない。空っぽ…いや、そいえばあったわ。
「これは…置いとくか。」
それこそが、あのGを捕まえる必殺アイテム、
「【自主規制】ホイホイなのだっ!」
つい叫んでしまい、道路の反対側を歩いていた人に見られた気がする。
しかし、Gにはバレていない。
Gは音に敏感らしいが…
そんなわけで、天国に行った時に近づき、扉を封鎖した。
そして、長い、待ち時間を過ごした…
しばらくして、キプトが帰って来た。
「この中です」
私は言う。
「ありがとう」
そう言ったキプトは、自宅にGが湧いていることと、家具は何一つないことを知らないまま、自宅へ入って行った。
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