第17話 君が君でいるために

 〈壺菫〉中枢の大内裏へと向かう牛車に乗り込み──乗り込まされて、連れて行かれた先は大内裏だ。

 あれから、二人は満足に言葉を交わさなかった。


 一度だけ、芙蓉は口を開いた。意味を察して、琥珀は首を振った。読唇術は専門外だ。


「あの」


 声を上げかけたとき、梅の枝が牛車の中に差し入れられた。 


「姫君、どうか早まりませんように」


 固く閉じた蕾を持つ梅の、作り物の枝に、文が結びつけてある。

 梅重の、つまり白い紙で、裏に蘇芳のしっとりした赤を透かせた文ふみに和歌の上の句だけが、こう書き付けてあった。


 ──むらさきのひともとゆえにむさしのの


 紫のひともとゆえに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る。


 彼女にとっては一般常識である、『古今和歌集』の一首だった。高貴な、或いは大事な一人の人間がいると、その縁者は皆大事に思えるというような意味の恋歌。だが、あはれとは本来、表現し難い情緒や哀愁を表す言葉。


 この和歌を敵が選んだということは手段を選ばないということ。縁者に対しても動き始めたということ。もう猶予はない。

 そう思えばこそ、あげかけた声を飲み込んだ。


 琥珀も、その気配を察して、胸元にしまわれた文を無理に読もうとも訊こうともしなかった。


「大丈夫?」

「……はい。申し訳ありません、ご迷惑ばかりおかけして」

「気にしないでいいよ」


 牛車は緩やかに大路を抜け、程なくして大内裏の門を抜けた。随分奥まで入り込むようだ。

 建物の一つに牛車が寄せられる。それは都からの役人を迎えるための屋敷のうち、小さいけれども個人の貸し切り用のものだった。廂の、二部屋の前で立ち止まる。


 書司は慇懃無礼な調子で、


「御方がいらっしゃるまで、しばらくお待ちください。何かお望みのものは? 自由以外は差し上げますよ」


 首を振る芙蓉に代わり、琥珀が返答する。


「緑茶の茶葉と茶器一式を持ってきてくれ」

「分かりました。女官に煎れさせてきましょう」

「茶器だけでいい。俺が煎れる」

「心配しなくても毒など入れませんよ。まあ、いいでしょう。時間はまだあります。お待ちください。他に必要なものがあれば、どうぞご遠慮なく仰ってください」


 二人、別々の部屋に通される。


 程なくして女官が給湯器と急須、湯飲みを持ってきた。わざわざ唐菓子を幾つか添えてある。

 琥珀は手際よく茶を入れて、女官に、湯飲みを差し出した。


「これを、彼女に」


 お辞儀をして、女官は隣の部屋に入る。

 二人の間を隔てているのは一枚の土壁だ。

 成田琥珀は湯飲み茶碗で手を温めながら、緑茶をすすった。


 夜だというのに明かりは落とされ、隅に据えられた小さな机の上に、唯一紙燭が灯されている。優しく淡い光が、椅子の上でうずくまる琥珀の手の中の、揺れる水面を照らしている。


 芙蓉も、隣の部屋で同じようにお茶を飲んでいるはずだ。

 種類を問わない茶党だが、一定の気分の時には、大抵緑茶を煎れる。昔を思い出すような時には。

 心の中では疑いと焦燥もあり、過去を問い詰めたい気持ちを押し殺している。


 仕事は誇りを持ってやるべきだ。信念もある。だけど、書司に言った言葉は──。


 ──同情じゃありません。書司の本分です。彼女は言いました。止めるなら、生きてる意味がない、と。利用者の要求に応えるのが役目じゃないでしょうか──


 欺瞞だ。自分を騙して、表情をつくった。間違っていない、正しい、本心の、言葉。頭で考えた言葉だ。こうありたいと願う、理想。理想でしかない。現実ではない。

 懐から、本を取り出す。彼女の持ってきた本だ。


 本よりも大事なことはそうないと思っていた。でも、本のために自分の親の……かもしれない人間に協力するまでは、想像できなかった。今までの覚悟は嘘っぱちだったんだろうか。


「或いは、もし、万が一、可能性として、彼女がカ」


 言葉をかみ切る。もう一度、言葉の意味を考え直して、それでも、口に出すことに決める。音にしたところで変わるくらいのものなら、半端者に違いない。


「カタキ、だったら」


 ほのかに香る湯気を吸い込んで目を閉じる。

 落ち着け。確かめもしないで断定するな。何のために左遷され、何を学んだ。


「失礼します」


 突然背後の戸が開いて、通路からの蜜柑色の光が、室内に細い線をつくる。


「早く閉めて。本は光が苦手なんだ」


 すぐに扉は閉められ、再び薄闇が部屋を満たす。

 考えにふけっていたために取り繕う余裕もなく、少し冷たい表情の言葉を口にしてしまう。思案の当人が姿を現せば、尚更だ。


 芙蓉と名乗る──どう考えても偽名の──少女だった。


「お茶が足りなかった? すぐに替わりを煎れるよ」


 先の声があまり優しくなかったため、努めて明るい声を出すが、返事は琥珀の態度とは関係なく沈んでいた。


「充分すぎる程いただきました。ありがとうございます」

「なら良かった。ところで、その丁寧語どうにかなんないかなぁ。俺の方が多分年下だしね」


 彼女は、琥珀の横に座った。その手の中に、壊れた榛名諒の体がある。


「まず、これを見ていただこうと思って」

「え?」


 それは、当初彼が見せようとし、受け止められるか心配した、他の傀儡たちと同じ屍だ。事故の影響で空中から投げ出され、衝撃に打ち付けられ、或いは地上で潰された傀儡の有様。そして、その刻み込まれた罪人の墨の目隠し。


 更に、入り口を塞いでいた傀儡の髪。


「──何も、訊かないんですね」

「何って、何を?」


 声が少しばかり裏返る。


「私があなた達に迷惑をかけたんですよ。しかも、もっとかけようとしてます」


 迷惑以上の実害の、悲惨の可能性を彼女は考慮しているのだろうか? 問いつめたいという考えが、また頭をもたげる。結局選んだのは何の保証もない平凡な安請け合いだった。


「大丈夫」

「本や諒のことだけじゃないです。私は図書寮に追われてるみたいだし。そうなったら、図書寮に背くことになりますよ」

「それこそ心配要らない。相手が在野の三等書司なら、何かあったって俺が図書寮に叱られるくらいだよ。ここへの旅券だって、発行したのはれっきとした一等書司だしね」

「図書寮に追われる覚えはないです。でも、私が追われる覚えのある場所は、あなたたちを」

「やらなきゃいけないって、決めたんだろう。だったら気にする必要はないよ」

「どうして!」


 叫びかけて、芙蓉は俯いた。


「どんなことがあってもやり抜くって、決めた。今もそう思ってる。何も訊かないで私を助けてくれたことに感謝してる。でも、それでも。事故は、想像以上だったから」


 雑然としながらも障壁で外界から守られている、気候と天候すら制御された櫓の都市。芙蓉が普段暮らしていた世界はそれだ。


 外界の植物が殆ど人間にとって役立たずになったから、植えられているのも似せた造花だった。観賞用に隔離されていることはままで、ましてや本物の土に触れることもなかった。植物も、交通路も、並ぶ商品も、「絶対安全」を謳っていた。


 だから事故もニュースで聞いて大したことがないのだろうと、あの瓦礫の山を見ても思っていた、実感できなかった。


「事故が私にとってはまだ想像だけでしかないって解ったの」


 だから、今更にして琥珀の力に頼って良いのか、迷っている。

 自分が意志を貫くことで都市の住人に不必要な迷惑を掛けることは、ここに来る以前に分かっていて、でも解っていなかったことに気付いてしまったのだ。


 一つの理由としては、自分が追われているという予想が、追っ手が誰にせよはっきりしてしまったこと。二つ目としては、諦めないと言い切ってしまったものの、見たものに、高ぶっていた神経が落ち着いてしまったからだ。


 諒の白い肢体は生気を失って、もはや物体としての存在しか誇示しなかった。扉を埋めていた傀儡の髪は、それらの傀儡のもので、引き抜かれ刈り取られた後の頭部は見るも無惨だった。目は──正確には目のある部分は、顔を横切る墨の線で塗り潰されていた。

 罪人の処刑場のような光景は、ただの事故の惨状とは異質な悪意に埋め尽くされていた。


「誰だって同じだよ。俺も事故直後はそうだった。ただの事故じゃないと知るまではね」


 意味は芙蓉と大分違う。ただ、頭が理解していなかった点では同じという言葉のすり替え。


「理解するのが利口とか幸せとは限らないけどさ」

「まだ私に力を貸してくれるの?」

「君が諦めない限りは」

「信じられない。どうして」


 声を詰まらせる芙蓉に向けて、琥珀は静かに言う。


「君は……」


 芙蓉の目を見た。

 怯んでいなかった。怯えもなかった。

 もしいいところのお姫様なら、目を向けるのも耐えられないだろうと思う気持ちもあったが、彼女は、傀儡の惨状を受け止めていた。琥珀が見せたかったものよりも、酷くなっていたというのに。芙蓉は怯まなかった。目をそらさなかった。


 彼女が受け入れたのなら、自分は腹をくくるべきだと、思う。仇でも敵でも、見据えるに相応しい相手ならば、自分も書司として受け入れるべきだと。


「仕事は誇りを持ってやるべきだから、だよ」


 はっと芙蓉は息を呑んだ。榎木が揶揄した、芙蓉の来歴か何かを彼が少なからず知っていること。それでも力を貸してくれる理由が──誇りを持つことが──今の彼女にとっては最も触れたくないものだったからだ。


 だが、琥珀にとっても、べき、だった。結局べき、でしかないのは、分かっている。感情じゃ納得していない。嘘つきの時間が重なっていく。


 二人の間に気まずい沈黙が落ちる。

 問いたげな瞳を向けて、意を決したように何度か口を開き描けた芙蓉は結局口を閉ざし、ついに立っているのに飽きて床に体育座りをした。


「いつまでいるんだ?」


 琥珀が彼女の前で自身を取り繕っていられる時間は長くない。そう自覚しての言葉だったが、芙蓉は座り込んで動かなかった。沈黙に耐えきれずに、もう一度お湯を急須に注ぎ、緑茶を二人の湯飲みに注ぐ。


 冷たい床に座っていれば、もう一杯飲むうちに手洗いにでも行きたくなるだろうか、そんなことまで考えていたときだった。


「……おいしい」


 ぽつりと、芙蓉は呟いた。


「それはどうも。緑茶の方が煎れ慣れてるから、味はまぁ、他の人よりはいいかもしれないな」

「いえ、すごくおいしいです。今まで飲んだどのお茶よりも」

「お嬢様に言っていただけて光栄だけど、最初に煎れた時にもお世辞でも言って欲しかったな」

「済みません。あの時は、諒のことで精一杯で味なんか分からなかった。今は、惨状を見てしまったからこそ、冷静に見れるんです。だからまた力を貸して迷惑をかけてもいい理由を、成田さん自身じゃなくて、自分が納得できる理由を見つけようとしてしまった」

「え?」

「ありがとうございます。……少しだけ落ち着きました」


 湯飲みに唇を寄せる横顔に、含むところは何もない。目を閉じて、湯飲みを両手で、指先を温めるように包み込んでいる。

 琥珀は、自分も同じように緑茶をすすって、久しぶりに緑茶の味を、ほのかな甘みと苦みの混じり合った味を思い出して、同じように過去を思い出していた。


「そう言えば、俺の両親もお茶をおいしいって言ってくれてたな」


 過去形の表現に、芙蓉は顔を上げて琥珀を凝視した。


「ご実家、瓦礫の下ですよね。ご両親も……下だと、竹村さんから聞きました」

「俺は事故の時刻、夜勤だった。両親は何をやってたんだろう……あれだけ言ったのに退避してなかった。瓦礫の下から見つかったよ。即死だったらしい」

「それじゃあ、救助作業って」

「両親を捜してて左遷された。俺は、今は、実家の家財道具を灯子さんとこの宿直所に運んで、暮らしてる。仕事ばかりで、お茶の味なんて……忘れてたな」

「よく飲むのに?」

「図書寮大学を卒業して正式に書司として採用されるまでは、仕事に打ち込む両親によくお茶を煎れてあげていたんだ。だから自分が味わうためじゃないって思いこんでたかもしれない」


 仕事一筋の両親でも、俺がまだ小さいときにはお茶を飲むときには、余裕がある時には一緒に机や茶菓子を囲んで雑談したり、そうでなくても会話が少しは成立した。とりわけ緑茶が好きで、縁起物の茶柱が立つとが喜ぶものだから、茶柱の実なんてのを買って来て、時々入れていたっけ。俺が煎れると茶柱が立って、無邪気にはしゃいだりしてさ。ちょっとは憎らしく思うこともあった。


 俺のしたことは、気を引くためだった。両親を無邪気だと思っていた。俺は、本人に聞けなかったのだ。


 遺品探しに必死になったのだって、多分、後悔していたからだ。もう本人に聞けなくなってしまったことを、仕事中お茶を横に置いただけの時にだって、両親はどんな顔をしていたのか知るすべを失ってしまったことを。死んだときにまで仕事にしがみついていた両親がどんな顔を──残っていなかったが──していたのかも。知りたくて知りたくて、残滓を欲しがった。


ああ、だけど聞く必要なんかなかったんだ。全部、きっと分かってたんだ。父さんも、母さんも。いつだって、おいしいといってくれていたから。


 こんな簡単なことを彼女に知らされるなんて。


 俺の両親はね、と琥珀は芙蓉から視線を逸らし、緑茶で唇を湿らせる。


「両親が異端の学者だったって言ったよね。俺が生まれる前は宮内省の園池司だったんだ。園池司って分かる?」


 芙蓉は躊躇うことなく頷いた。


「大内裏始め、主上の周囲の造園に携わる職でしょう。池を整え、樹木を植えて、景観を管理する、外国で言うガーデナー」

「両親が一番興味を持ったのは、樹木だった。それが高じて外界の植物を持ち込んでしまい、罷免されて、遂に研究資料の固まりである〈壺菫〉に移住したんだ」


 勉強熱心だった。本棚にはぎっしり難しい本が詰まっていて、変な臭いのする薬品も沢山あった。あまり遊んでもらえなかったけれど、時々研究がてら都市の外に連れて行ってもらった。


「ずっと植物にしか興味がなかったらしい。今流通してる合成とか代替品とか純粋培養とかじゃなくて、自然のもの、自生してるもの──環境が人間に破壊される前から生きて、今では変質してる奴をどうにか昔に戻すための研究をしてた」


 何拍か置いた後、言葉を続ける。


「この世界は森に覆われてる。緑の砂漠と呼ばれるこの森は、かつてはもっと小さなものだった。人々と共存し、人々にとってもなくてはならない存在だった。火を起こし、薪で火を栄えさせ、家を建て、紙を漉き、根は水を蓄える。でも人は強欲になりすぎた。何度も伐採を繰り替えした。三百年ほど前に地表の半ばを伐り取って今なお傷跡を残している」


 結果、人は富を手にしてもう森からの恩恵を受けずに生きていけると錯覚したのだ。森を汚染し、水は濁った。そして大規模な植林による生態系の変化。放置された植林による災害。


「いつだって人は自分たちばかりが感情を持ち、進化すると思いたがる」


 人が森を殺したように、森が人を殺し始めたのだ。


 成長の早い樹木を植林し続けたために土地が痩せた。背が高かったから、地上に光をもたらさなくなった。その木以外は、育たなくなった。栄養もなく、日光もなく。木が木をまず殺した。植物を食べて生きる動物や昆虫たちも死んだ。

 痩せた土地から栄養を取るため、根は大地にびっしりと張って耕すことすらもはやままならず、水は土中深くと木々に蓄えられて人の手には渡らなくなった。

 やがて放置された森は老い、根が枯れれば土を一気に手放した。雨が降れば土砂崩れが起きた。倒木の森となった。


 その厳しい環境から生まれたのが新しい植物たちだ。彼らはすぐに人を殺し始めた。水を根に蓄え、根は張って土の僅かな養分を吸い取った。酸素の排出量よりも多い二酸化炭素を吐き出した。身を守るための警戒色を身につけた。蔦は自然の防壁となって人を拒んだ。

 いつしか実りの森は、緑の砂漠へと変わってしまったのだ。


「人と森の共存を目指す両親は、何度も森で暮らそうとした。立派だと尊敬してたし、後を継ぎたかった──でも」


 人がこの森に適応するために自らの身体を変化させ始めた頃には、人々が防壁を作って地上の街を守るだけでは飽きたらず空へ逃げようとする時代だった。誰の力も借りれない両親は、いつも木々の根を抜く作業を、様々な植物の植林を、自分たちの手で進めるしかなかった。

 書司ならその作業を〈分類〉で簡便化できる。その才能がある。


「書司は誰にでもなれるものじゃない。才能があるなら伸ばして両親の役に立ちたかった」


 能力を見出されて書司寮に所属し、訓練するようになってから、自分の能力は両親のためだけのものではないと気付く。


「書司として働くようになって、力で多くの人の役に立てることを実感した。そして……自然が自然であること、人が人であること。自分が自分らしくあること。そのものがそのものであることを誇りとする両親に、書司に誇りを持つようになった。同時に書司の本質だとも思った」


 そのものがそのものであることを。


「だから」


 自分の予想外の饒舌さに──半ばは詰問をかわすためだったが──微笑して、目を見つめる。


 最初に言ったときとは違う。今度こそは偽りじゃない。


「君は君であればいい。俺は書司として、それを受け入れるから」


 芙蓉の喉は渇いていた。琥珀の瞳は優しく、澄んでいたからだ。最初に会った時にも言っていた、蔵書のように受け入れる、と。


「あ、りが、とう」


 喉からそれだけを絞り出して、示されたお茶を口にする。目をしばたかせ、

 それから、もっと小さな声で、呟いた。


「ほんとうのことを言わなくては」


 彼女は、自身に問う。


 琥珀の協力が拒まれ、或いは敵対されることになっても? ──いずればれること。ばらされること。彼は言った。「君は君であればいい。俺は書司として、それを受け入れるから」と。


 信じる。偽りはない。甘えでもいい。


「聞いて頂きたいことがあります」

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